先月あたりからたくさんの養鶏場の卵を食べ比べていますが、そろそろ自分の足で簡単に買いに行けるところが無くなってきました。
ということで、スーパーの卵コーナーにある良さげな卵にも手を出してみることに。
コープさっぽろでは、道内各地の平飼い卵を置いています。
その中から今回は千歳市のはるか農園さんの平飼い有精卵を頂いてみることにしました。
コープさっぽろの道産野菜コーナーに卵も置いている
恐らくどこのコープでも設置されているのだと思いますが、入口近くの一角に「ご近所野菜コーナー」と称して野菜、果物、農産加工品、そして卵などが陳列されたスペースがあります。
こちらは元町店の様子。画像では卵ときのこ王国の商品が目立っていますが、これ以外にもたくさんの野菜が置かれていました。
以前に購入したイコロラン、そして永光農園の卵もありますね。
本当は当別の「アグリコラ」というところの卵も食べてみたかったのですが、賞味期限が近く、購入を断念。
今回買ったはるか農園のものは採卵日は書かれていませんでしたが、賞味期限は購入日の三週間ほど先だったので安心しました。
お高い卵、なかなか売れませんもんね。賞味期限ギリギリになってしまうのも仕方がないかな……。割引されてたらお菓子に使うために買ってもよかった。
この日はコープで卵95円セールをやっていたので、レジには特売卵をカゴに入れたお客さんでいっぱい。
そんな中で一人高い卵を買って並ぶのはちょっと恥ずかしかった……。
ビスマルク風にして食べてみる!!
さて、買った卵です。
クラフト紙のラベルがおしゃれ。にわとりのマークもかわいい!!
説明によると、道産の小麦や大豆、米ぬかや魚粉などを自家配合して鶏に与えているそうです。とうもろこしの漬物も与えているんですって!
抗生物質や殺菌剤を与えていないというのも大きなポイント(平飼い養鶏だと元気に動き回るので、病気のリスクが低いんだそうです)。
画像ではわかりいくいですが、卵は結構大きめです。スーパーのL玉に相当する大きさでしょうか。食べ応えあるぞ!
今回は、とれたてアスパラガスがあるので「ビスマルク風」にして食べます。
ビスマルク風っていうのは、目玉焼きやポーチドエッグを乗せた料理を指します。
世界史でちょろっと出てきた、ドイツの鉄血宰相オットー・フォン・ビスマルクがその名前の由来です。卵乗せ料理が好きだったそうですよ。
自家製ベーコンの切れっぱし(スライスした残りの部分)を入れてベーコンエッグも楽しみます。
黄身の色はレモン色よりも少し濃いくらい。トウモロコシを飼料として与えると、黄身の色が付くらしいですね。
ちょっとの水を入れて蓋をして、蒸らして半熟にして火を止めます。
黄身に膜が張って、ピンク色に見えるくらいが好きです。
黒こしょうをガリガリ振って。
さあ、頂きます。味付けはほんの少しの醤油で。
黄身が濃厚!加熱すると黄身の香りとうま味が活性化しますね。
嫌な感じの卵臭さは全くありません。
白身だけ、何も付けずに食べましたが、そこにもちゃんとうま味がある。たんぱく質の味という感じです。
変に水っぽくない。ぷりっとしてます。
味が強すぎないので、ベーコンにぴったりでした。
アスパラの青臭い風味とも一緒になり、とても美味しくいただきました。
平飼い卵はどこのも美味しい
色々な養鶏場の卵を頂いていますが、平飼い養鶏を謳っているところの卵は、どれも美味しいんですよね。
味に特徴があったのはイコロランですが、それが一番美味しかったというわけではありません。他のところも美味しいんです!!
そして、平飼いしていなくても美味しくなるように工夫している太田ファームのようなところもあるし。
どれも美味しい、美味しいばかりで、その農場の特徴をちゃんとお伝えできないのが申し訳ない。
ただ!!明らかにスーパーの安売り卵とは味が違います!!卵だけの料理にすると味が薄いですし、卵臭さがあります。お菓子にするとすごくわかる。
フライの衣やハンバーグのつなぎ、または濃い味に調理するものは安い卵で十分なんですが、目玉焼き、卵ごはん、そしてお菓子にはいい卵を使いたいところです。贅沢ですけどね。
まあ、100gの値段に換算すると道産豚よりも安いですから、良質なたんぱく源と考えればいいか。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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