美味しそうな餅菓子たち!!
これは、小樽の老舗「ツルヤ餅菓子舗」で買ってきたものです。
私にとっては、小学生かそれよりも小さなころから縁深かったツルヤのお餅。
せっかく小樽に行ったので、ついでに立ち寄ってきましたよ。
大正時代からの老舗!ツルヤ餅菓子舗
ツルヤ餅菓子舗、うちではツルヤ餅屋と呼んでいますが、こちらは大正時代から続く老舗だそうです。
この店構え!ずっと変わっていません。
少なくとも、私が小学生の頃からこの古びた店構えでした。一体築何年なのか……。
噂によるとうちの叔母(60)が高校生の頃からこの店構えらしい……
店内の様子は撮影できなかったのですが、取り扱っている商品は少ないです。
この日は午後2時前くらいに訪問しましたが、切り餅と豆大福、よもぎの大福、白い大福の他黒糖色のおまんじゅうと季節限定の桜餅、うぐいす餅がありました。
今回はうぐいす餅、豆大福とよもぎの大福を買いました。いずれも130円。
これを安いと取るか、高いと取るかは人それぞれ……
ただ、とても大きい!
小柄な男性よりも大きい私の手に乗せてこれくらい!ちなみにうぐいす餅も同サイズ!ずいぶん大型のうぐいすだ!
重さもずっしり、一個でお腹一杯になるくらいのボリュームです!
お茶を淹れて食べる!!
こちらのお餅は水分少なめでしこしこ感が強いので、買ったその日に食べなければ固くなってしまいます。
ということで、帰宅後すぐに頂きます!熱いお茶と共に。
まず、うぐいす餅。青きな粉が丁度良くまぶされていて、薄い餅皮に塩気が効いたこしあんが入っています。
薄いと言ってもコシがあるので、噛み応えがあります。乾燥して固いというわけではなく、シコシコしているんです。
そしてよもぎ大福。色味からわかる通り、よもぎがたっぷり練り込まれています。
こちらは中身が粒あんで、餅は厚め。よもぎの風味がスゴイ!漢方薬のような香りにも感じる。
好き嫌いが分かれそうですが、草餅の類が好きな人は絶対に喜ぶ味だ!最近よくあるような、色だけ草色の餅とは訳が違いますよ!
最後に頂くのは豆大福。
よもぎ同様粒あんが包まれていて、豆はやわらかく煮た黒豆。お餅はやっぱりたっぷり厚めです。
これ、子供の頃から何度も食べていました。美味しいし懐かしい。すごくお腹一杯になるんですが、満足感も大したもの。
ツルヤのお餅はビョーンと伸びるようなやわらか餅ではなく、コシ重視のお餅。
うちの実家ではお正月のお餅をツルヤで注文して買っていたのですが、コシが強いので、雑煮に入れてもお湯に浸しても溶けない強いお餅だった記憶があります。
「餅は餅屋」という言葉がある通り、家庭の餅つき機で搗いたお餅とは全く違う美味しさがあるのです。
南樽生協からずーっと坂を上ったところにある
ツルヤは店構えに年季が入っているので、入店を躊躇する人もいるかもしれません。が、入れば親切に接客してくれますし、その美味しさの虜になることは間違いありません。
住所などはこちら!
ツルヤ餅菓子舗
TEL 0134-22-2609
(営業時間はちょっとわかりませんでした、早め開店の印象があります)
水曜定休
行き方は、徒歩なら南小樽駅から双葉高校の角を曲がって南樽生協に向かって坂を下り、降り切ってからもそのまま真っ直ぐ上るとあります。
観光地のメルヘン交差点からならやはり南樽生協まで上り、右に曲がってさらに坂を上ります。
小樽駅からだとちょっと遠いかな……。
バスで市内線か高速バスに乗り「花園公園通り」で下車、その近くの花園十字街で東側に曲がってから「ミレット」という喫茶店の角を曲がって進めばあります。
ちょっと観光地からは離れていますが、行く価値はあるお餅屋さんです。
小樽は美味しいお餅屋さんが多いんです
たまたま親戚がツルヤびいきだったせいかうちは専らツルヤのお餅ばかりでしたが、こちら以外にも小樽には美味しいお餅屋さんが多いのです。
大きな港があるため肉体労働者が多く、腹持ちが良くて手軽に食べられるお餅の需要が高かったせいだとか。
ツルヤだけではなく、高校の近くにあった菊原、入船の安福屋、南小樽駅近くの雷除志んこ(かみなりよけしんこ、子供の頃は読めなかった)などなど、老舗がたくさんありますね。
ルタオの洋菓子もいいですが、小樽に来たら是非お餅を食べて行ってね。
ということで今回はここまで!
明日はランチを食べたお店だよ!
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