2017年に、創成側イーストエリアにある東武ホテル内のカフェでセムラを買ってきたという話を書いたことがあります。
その当時買ったセムラは、パンではなくシュー皮にクリームを詰めたものでした。
美味しかったけれど本格的なセムラとはちょっと違うな……という感想をもって文章を締めたのを覚えています。
それからしばらくして、ホテルは東武ではなくフェアフィールド・バイ・マリオット札幌と名を変え、それに伴いヴェズカフェは撤退したようです。
でも、ヴェズカフェがあった場所にできた新しいカフェ「FIKA CAFÉ Lagom(フィーカ カフェ ラゴム)」でもセムラを取り扱っていると聞き、早速買ってきました!
FIKAというのはスウェーデンの言葉で「お茶の時間」とのこと
FIKAという言葉も、lagomという言葉も馴染みが浅いので調べてみました。
FIKAというのはスウェーデンではティーブレイクやお茶の時間のような意味合いで、コーヒーと甘いものを摂って一休みする習慣を指すそうです。そのときにセムラも食べれているのでしょうね!
そして店名のlagom、これは「ほどほど」とか「ちょうどよい」という意味で、物量を表すだけでなく、スウェーデン人の生活習慣や考え方にも取り入れられている思想のようです。
気取らないお茶の時間「FIKA」、マイペースでゆったりした印象の「lagom」という言葉を持つカフェは、本当に居心地が良さそう。
イートインはせず、テイクアウトでセムラを購入
居心地良さそう……と思いながらも、この日はテイクアウトでセムラを買って帰りました。
お店のショーケースではこんな感じでセムラを推しています。
ちゃんとパンに生クリームとアーモンドのクリームを使っている、私が思う正しいセムラ!
これを2つ買って、そそくさと帰宅!クリームもりもりだから運搬に気を遣う。
崩さず無事に家に到着しました。ではさっそく、おやつに頂きます!写っていないがコーヒーも淹れて、FIKAを楽しむ。
小ぶりだけど高さがある。もりもとのシャモニーみたい。
上の丸いのはシナモンクッキーで、マジパンで貼り付けてあります。
そして甘さ控えめホイップ生クリーム、下のアーモンドクリームはチョコレートなどに使われるプラリネ。
この濃厚で甘々なプラリネと生クリームが素晴らしい相性!パンに入っているカルダモンは控えめだけど、これがあるおかげで確かにセムラの味になっているのです。やっぱり、マリトッツォやシャモニーとの違いはカルダモンよね。
しかし、アーモンドの風味ってコーヒーにめちゃくちゃ合いますね。セムラは紅茶ではなくコーヒーで食べることを強くおすすめしたい。
小さくてもパンだし、生クリームもプラリネもたっぷりでかなりボリュームがありますが、美味しくてあっという間に食べてしまいました。美味しかったです、ごちそうさまでした!
lagomには年中セムラがあるらしい
セムラは本来イースターの前、3月1日あたりに食べるお菓子だそうです。
これを買った時点でもイースター前ではあったが、セムラシーズンにはちょっと遅かった。
でも、lagomでは一年中セムラを販売しているそうです!これは嬉しい。また買いに行こう。
セムラが気になっている方は是非。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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