先日の肉骨茶に続き、アジアン料理気分が続いています。美味しいですよね!
スパイスやハーブが効いているけれど、不思議と日本のご飯にもピッタリ合う味で、大好きです。
今日は、カルディコーヒーファームで買ってきた「カオマンガイセット」を使って作ります!
鶏を煮た汁でご飯を炊いて、タレも作って……というのが正統派のカオマンガイですが、忙しい日だったので市販の手軽なセットを活用してみました。
出来合いの調味料と侮ることなかれ、イチから手作りするより本格的なカオマンガイができました!
タイ風のカオマンガイセット
タイ料理では「カオマンガイ」、シンガポールでは「海南鶏飯(シンガポールチキンライス)」、マレーシアでは「ナシアヤム」などと呼ばれているこの料理、タレや味付けがちょっとずつ違いますが、大体は焼いたりゆでた鶏肉とその出汁で炊いたご飯を盛り合わせた、同じような料理です。
今回作るカオマンガイは、タイ料理らしく辛味が効いたみそ味のタレで食べるものです。
セットの中身は、炊き込み用ペーストと付けダレのみ。
左が炊き込み用ペースト、右がタレ。
裏書のレシピによると、分量は2人前。お米は200g。ご飯多めの設定ですね。
水は300ml、普通の白米を炊くときより若干多めです。
作り方は本当に簡単で、まずは研いだお米と水、このペーストと鶏肉を一緒に炊飯。
ペーストは火を入れる前からエシャロットの香りがぷんぷんしていて、いかにもタイ料理。
鶏もも肉をまる一枚入れて、通常モードで炊飯スタート!
炊き始めて間もなく、家じゅうにタイ料理屋の香りが充満してきます……。エシャロットだけでなくレモングラスの香りもはっきりわかる。食欲をそそりますね。
炊き上がり後、鶏肉に火が通っていることを確認し、肉をカットして盛り付けます。
肉が柔らかくほろほろに煮えていて、切り分けるのが大変でした。
今回は付け合わせとしてきゅうりとトマトを用意しました。生パクチーは近くのスーパーには売っていなかったので、省略(本当は欠かせないものだろうけど)。
たれ無しでもご飯と鶏肉はしっかり味が付いていて美味しい。エシャロットが鶏の臭みを隠していますね。
でも、これだけではちょっと物足りないので、やっぱりタレありきの味なんですね。
ということで添付のタレを鶏肉にかけて、いただきます。
まず、このタレが甘じょっぱくて結構辛い。お子様は食べにくいかもしれません。
が、辛いの平気な大人ならすごく美味しく感じるはず!辛さだけではなく唐辛子の香り、にんにく生姜が効いていて、淡白な鶏肉に合います。鶏肉だけじゃなく、きゅうりにも相性抜群!このタレときゅうりだけでおかずになりそうなくらい美味しい。
鶏のうま味とエシャロットやレモングラスの香りがしみ込んだご飯は、タレが絡むと米の甘さがわかるというか、バランスが良くなります。肉+米+タレが一度に口に入るように食べるともう最高!
口直しにきゅうりやトマトをかじってさっぱりさせると、いくらでも食べられます。
最初に二人分にしてはご飯多めと言いましたが、全然多くない。むしろ足りないです。香りと辛さが食欲を増進して、いつも以上に食べてしまいました。
ごちそうさまでした!
ケチャップ味のチキンライスより大好きなんです
ところで、「チキンライス」と言えば、鶏をケチャップで炒めたご飯の方がメジャーですよね。でも、私、子どもの頃はあちらの方のチキンライスがあまり好きではなかったんです。(ケチャップ味のものが嫌いだった)
それが20代くらいになって、当時日本で名前が知れ始めた頃のアジアンなチキンライスを初めて食べて、「こっちの方が全然美味しい!」と驚いたものでした。
その記憶が鮮明で、ケチャップご飯の方はオムライスをするときにたまに作る程度になり、「チキンライス」と言えばこのタイプを指すくらいまで定番化してしまいました。
今回使ったようなセットを利用すれば、面倒な鶏の下茹でやタレ作りに煩わされず、いつでも食べたいときに作れていいですね。
アジア飯ファンの皆様、是非お試しください。
ということで今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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