こちら、先日遠出した際に買ったものです。
道民ならきっとみんながお世話になっているたれメーカー「ソラチ」が作ったからあげザンギのたれです。
滝川の道の駅で買いました。札幌圏のスーパーでは見たことがないけれど、空知地区のご当地商品なんだろうか。新十津川の金滴酒造の酒粕を使用しているあたりもご当地感がある。
今日はこれを使ってザンギを作っていきます。
からあげでもザンギでもなく、からあげザンギのたれ
ザンギのタレでも、からあげのタレでもない、「からあげザンギ」のタレ。ネーミングに何かこだわりがあるのでしょうか。
からあげのたれだとご当地感が出ないし、ザンギのタレと言ってしまうと、釧路名物「ザンタレ」のたれと勘違いされそうだからかな?
このレトロなデザインの箱の中には4袋のタレが入っています。
裏面の作り方を見ると、一袋でとりもも200g、大体1枚分のようです。
原材料の一番最初に「味噌」がきています。味噌味のザンギになるんですね。北海道名物としては一般的ではないけれど、美味しいですよね、味噌ザンギも。
しかし、箱の下部にある、「お酒に弱い方はご注意ください」が気になる……。ザンギにしても飛ばないほどのアルコールが入っているのかしら。
しっとりタイプとカリッとタイプの両方を作ってみる
箱裏のレシピには、漬けこみ後の肉をたれごと片栗粉で和えて揚げるしっとりタイプ、汁気を切って片栗粉をまぶして揚げるカリッとタイプの2種類のレシピが書かれています。
今日はせっかくなので、この両方を試してみます。たれに漬け込むところまでは同じですしね。
まず、鶏もも肉2枚を一口大(1枚を8等分しました)に切り、たれ2袋と一緒に袋に入れて軽く揉み、冷蔵庫に入れて1時間漬け込みます。
そして半分(8切れ)を取り出し、片栗粉をまぶして油で揚げる。
火が通ったら5分置いて、高めの温度で二度揚げします。
あっ、油から立ち上る酒気が……。でも酔っぱらうほどではないです。
残り半分は袋に片栗粉を入れて揉みこみ、ペースト状になった衣ごと油に入れて揚げる。
同様に5分置いて二度揚げして、完成。
左がしっとりタイプ、右がカリッとタイプ。見た目が全く違います。
味は一口でわかる味噌味、甘めです。酒粕の風味があるため粕汁っぽくも感じます。
にんにく、生姜はかなり控えめ。お弁当に入れても匂わなそうです。ただ、ほんの少しお酒を感じる。と言っても、身体が温まる程度で、酔うほどではありません。
この酒気のおかげか、鶏臭さはうまく隠されていて、安い鶏肉でもとても美味しく食べられるようになりました。
カリッとタイプは片栗粉がサクサクとして食感がとても良い。お酒のおつまみに良いと思います。
しっとりタイプは衣が多くついているせいか、しっかりタレの味を感じられてご飯のおかずにぴったりです!
また、どちらもお肉がとっても柔らかい。ジューシーだし、肉の筋も食べやすいです。これは酒粕の効果なんだろうか。
とても美味しかったです、ごちそうさまでした!
鶏肉以外でもいけるのでは!
このたれは鶏肉用として作られていますが、味噌と酒粕の風味が良くてコクもあるため、魚の唐揚げなどに使っても美味しそうです。
白身の鱈とか間違いなく合いそうだし、鯖やさんまなど、味噌煮にして美味しい青魚もいけるのではと思います。そして、ウグイのような癖の強い魚も受け止めてくれる気もします。
あと2袋残っているので、揚げて美味しそうな魚で今度試してみます。
ということで今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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