先日、厚田で養鶏を営んでいる、飛ぶ鳥農場さんに直接卵を買いに行きました。
そこで買った卵を、さっそくシフォンケーキにしてみることにしました。
その感想など書いています。
飛ぶ鳥農場さんの平飼い有精卵で焼くシフォンケーキ
今回は、飛ぶ鳥農場さんの卵、米粉、サラダ油、砂糖、バニラエッセンスというシンプルな材料で作っています。
シンプルな方が卵の味がよくわかるという理由です。
配合などは、ごくごくありふれたもの。なので、レシピはここでは載せません。
卵黄の色は、薄すぎず濃すぎず。
分ける際に黄身が割れてしまいました。平飼い卵には、この黄身を包む膜が丈夫な卵とそうでもない卵がありますよね。
白身は新鮮さがわかるぷりぷり白身。すぐに、しっかり泡立ちました。
今回は黄身が泡立たないということは無く、ごくごく一般的なシフォンケーキの作り方でちゃんとしたものができました。
ただ……。
焼いている最中に、家中が卵臭くなってしまいました。
以前、ガトーウィークエンドを作った時もここの卵を使用していますが、その時も魚っぽい臭いは感じたものの、ここまでではなかった。
ガトーウィークエンドはバターもアーモンドプードルもいよかんピールも入るので、卵の匂いがマスキングされていたのかもしれない。
今回は米粉を使用していることもあり(小麦粉よりも香りが弱い)、それも卵の匂いを際立たせる原因になっているでしょうね。
これまで平飼い卵でシフォンを何度も作っていますが、その中で一番匂いが強い。
まあ食べれば気にならないかも、と思うことにして、そのまま焼きを続行します。
焼き色はきれいに付きました。
粉多めのレシピなので、生地はふわふわ且つもちもちです。
冷めたらカットして頂きます。
断面も普通の色。
ただ、香りがやっぱり卵臭さが強いかな。伊達巻の匂いを思わせるということは、やっぱり餌に魚系の何かが入っているのでしょうね。
卵そのものの味は強く、コクがあります。
ちょっとそのままでは飽きてしまったので、料理の残りの生クリームを温めてチョコレートを溶かし込んで泡立て、生チョコクリームを作って添えます。
映えを意識しない添え方……。
チョコレートの強い香りと味が加わると、卵臭さは気にならなくなる。
結果、美味しく頂けました。
個人的な味覚ですが、この卵はお菓子にはあまり向かないかも、出汁を使う料理などには魚臭さがある卵も美味しく食べられるので、卵とじなどがベストかな。
飛ぶ鳥農場さんでは餌を試行錯誤しているそう
以前買って食べた時と香りが違う気がしたのは、気のせいではないかもしれません。
ブログでも書かれていますし、直接行った際にもお話が出ましたが、こちらでは鶏に与える餌がよく変わるようです。
私が行ったときは、「数日前から昆布を入れています」というお話でした。
私は橋本病持ちなので、それを知ることができて良かった。それから、一度に食べる量を調節しています。
このように、餌が変わることが多いために、味や香りにも変動が起きやすいのだと考えられます。
飛ぶ鳥農場さんに限らず、小規模の養鶏場ではよくあることかもしれないな、と思いました。何度かリピートしないとわからないこともありそうです。
ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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