道民の皆さんは「ホンコンやきそば」、ご存知ですよね……。
北海道のローカル焼きそばと言えば「やきそば弁当」ですが、このS&Bの「ホンコンやきそば」も、北海道ローカルなんだそうです(実は私も最近知りました)。
昔ながらのインスタント麺だし、味がすごーく美味しいというわけでもない(失礼)けれど、北海道とその他一部地域でしか食べられていないということで、ここで取り上げさせて下さい。
全国区→北海道と一部地域に販路を縮小
Wikipediaによると、ホンコンやきそばは1964年の発売当時には全国での販売だったものの、製造能力の関係で(人気が無いからではないらしい)販路を縮小するに至ったとのこと。
そして、その数少ないホンコンやきそばを、特に需要が高かった北海道と、宮城県、大分県の一部地域でのみ販売することになったんだそうです。
流通のしやすさもあり北海道では結構な田舎でも手に入るため、私がこれをローカル商品だと知ったのは大人になってからです。
だって、S&Bだし、やきそば弁当ほどローカルアピールしていないし……。全国で食べられているものだと思っていました。
学生の頃、中途半端な時間の昼食や夜食に食べたものですが、大人になった今ではすっかりご無沙汰。
先日行ったスーパーで一袋50円で売られていたので、懐かしくなって買ってしまいました。
お昼ご飯にホンコンやきそばを作るよ!
ということで、今日の昼食はホンコンやきそば。お手軽なのかどうかわからない作業工程をご覧ください。
裏側には作り方が書いてあります。この麺のほか、フライパンとお水が必要です。
左下の青い文字の部分、野菜や肉などを入れると一層美味しく召し上がれますと書いていますが、それでは手軽さに欠ける。というかそこまでするなら蒸し麺買います。
中身はチキンラーメンのような味付けフライめんと、「ふりかけ」という名前の小袋。
ソース焼きそばの香りに、ちょっとエキゾチックでスパイシーな香りが含まれています。
まずフライパンに水200ml入れ、沸騰したところで麺を投入。
麺に対してフライパンが大きすぎた。でも、沸騰したお湯を吸って麺はすぐにほぐれます。
大体2~3分ほどで水気が無くなりました。
これをお皿に盛りつけて、添付の「ふりかけ」を振って完成。
チープな食べ物なので、お皿もチープにリラックマです。
久々のホンコンやきそば
いただきます。
やき弁などのカップ焼きそばよりオイリーな感じ。湯切りしていないからですね。
あと、お湯を吸わせて炒めたという割に(この手の即席めんの割には)麺にしっかりコシがあります。
あと、ソースの味にちょこっと酸味があって、シナモン?のようなスパイシーな香りがする。さすがスパイスメーカーS&Bです。
具ナシということもあり、食事というよりおやつな感じですが、懐かしい味わい!
とても美味しく頂きました。ごちそうさまでした!
蒸し麺と同じ手間だけど、比べちゃいかん
フライパンで炒めるだけ……というととてもお手軽な印象ですが、チルドで売っている蒸し麺の焼きそばもフライパンで炒めるだけなんですよね。
ソースこそ別袋だけど、手間と時間はほとんど変わらない……。洗い物の数も……。値段も……。
そして味で言ったら断然チルド麺の方が焼きそばらしさがあるのですが、そういう無粋なことは言ってはいけません。
ホンコンやきそばはホンコンやきそば、普通の焼きそばとは全く別物と考えた方が良いと思います。
そもそも、ホンコンやきそばと普通のやきそばでは、求めるものが違う気がする!
今日はそんな、唯一無二のローカルフード「ホンコンやきそば」のご紹介でした。
道外の方、やきそば弁当よりかさばらないし安いので、ばらまき用のお土産にいかがでしょうか。
ということで今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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