3カ月前に、市販の米麹と道産大豆を混ぜ合わせて米味噌を仕込みました。

それが今、食べられる頃合いに入りました(大豆の2倍の米麹を入れた米味噌は3か月後から食べられるそうです)。
自分で麹を起こしたわけではないが、買った麹でも自家製味噌はいとおしい。
見た目や香りの変化、味見した感想などを述べていきます。
仕込み直後→3ヶ月でかなり茶色くなった
仕込み直後の画像↓
3か月後の画像↓
麹の部分が白くツブツブと見えるようになっている。
真っ茶っ茶の茶色ではないけれど、大豆の部分は味噌色に。
カビなどは全くない。
袋に空気が入っているように見えるのは密閉不足ではなく、味噌が出したガスによるものだと思います。
中をあけてみると、しっかり味噌の香りがしている。
しかし、醤油っぽい浸出液が全く出ていないのが気になる。麹の粒も固め。
仕込んでいる時にも思ったけれど、やっぱりもっと大豆のゆで汁を足すべきだったのかしら。
そのまま、焼き味噌、味噌汁にして味見します
少し掬って味見をしてみましょう。
まずは味噌のみで。袋の縁の部分ではなく、奥にスプーンを突っ込んで、空気に触れていないところを取り出しました。
味噌の味はする、でも甘口という割にしょっぱい。市販の安い味噌よりは美味しいです。
甘くないのは大豆と麹がなじみきっていないせいもあるのかな?
最後に麹のツブツブが口に残ります。
次は焼き味噌。耐熱皿に塗って、魚焼きグリルで炙りました。
焼いている最中の匂いが香ばしい。かつおとかネギとか混ぜて焼いたらさぞ美味しかっただろうと思いますが、それでは味噌の真価を確かめられないので我慢する。
ちょこっと箸に取って食べると、やっぱりしょっぱいですね。加熱して麹の甘みが弱まったせいもあるかもしれません。でもとても香ばしく、ご飯によく合いました。
最後、出汁の素と一緒にお椀に入れて、お湯を注いで簡易味噌汁。
味噌の味をしっかり感じるために具なしで。出汁はさすがに必要よね。
これが一番美味しかったです。出汁のおかげで、この若い味噌でもちゃんと味噌味を感じるというか。お湯に溶くと味噌のうま味成分が舌で感じやすくなるのかもしれません。
しかし、具なしでも全然味噌汁として成り立っていることに感動しました。出汁の力はすごい。インスタントでもこの力!
飲み終わりに残った麹がしょっぱいおかゆのようになっていましたが、これは若さゆえと思おう。
これからどんどん熟成していくか……?
まだ若い味噌という印象の味わいでしたが、もうしばらく置けば熟成が進み、美味しくなってくれるだろうと期待しています。麹がちゃんとなじんでくれるといいな……。
夏を越えて、高気温で発酵が進んでからが正念場ですね。
個人の好みですが、発酵が進んで焦げ茶色になった味噌の方が好きなので、そこにたどり着くまであと数か月はかかるでしょう。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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