先日登別クマ牧場の記事を書きましたが、実は目的地はクマ牧場だけではないのです。
登別と言えば……、地獄谷、カルルス温泉、伊達時代村、マリンパークニクスなど数々の観光名所がありますが、今回はこれらのメジャーどころではなくマニア向けスポット、「のぼりべつ酪農館」に行ってきましたよ!
廃校利用の乳製品工房「のぼりべつ酪農館」
のぼりべつ酪農館とは、廃校になった小中学校を有効活用してチーズやスイーツなどの乳製品を製造販売している施設です。
外観の佇まいからも学校っぽさが伝わりますね。
商品数は少ないものの、自慢の牛乳を使用したソフトクリームやプリン、そして「のむフロマージュ」が大人気のようです。
のむフロマージュが欲しかったのですが、私が行ったときは既に売り切れでした……。
また、売店の狭さの割に販売している(つまり製造している)チーズの種類が多く、どれも本格的な味で驚きます。
高級フレンチレストランの食後に出てくるようなやつがたくさん!
チーズは試食があるので味わってから購入できます。買ってみて「好みじゃなかった……」なんてことは避けたいですもんね。
画像だけ見ると小規模で素朴な感じがしますが、じゃらんなどの観光ガイドで何度も紹介されていますし、全国の物産展への出品もよくされているようです。ディズニーリゾートのイクスピアリにも出品されたそうです!
(某グルメクチコミサイトでは「接客に愛想が無い」などと書かれていましたが、そんなことはありませんでしたよ!いつもニコニコな感じではないですが、許容範囲だったと思います。)
所在地は観光地から離れ、かなり奥へと行かなければ辿り着けません。
でも、近くまで行ければ道路沿いに幟が出ているので入り口はすぐにわかります。
車でなければ厳しい位置にありますが、乳製品好きなら是非行ってみて頂きたい。
温泉旅行のついでにでも!
のぼりべつ酪農館
〒059-0461
北海道登別市札内町73番地3
TEL 0143-85-3184(作業中は電話に出られないこともあるそうです)
営業時間/10:00~16:00
定休日/無休
買うならチーズ!絶対チーズがおすすめ!
こちらへ伺ったそもそもの目的はチーズの購入。
名前は「ア・ラ・ルーシュ(白カビタイプ)」「ポンティナ(ラクレットのようなやつ?)」などのフランス風かと思えば「ニュービアンカ(こちらも白カビタイプ)」という英語まじりのもの、「ヌプリベッ(ゴーダチーズのようなハードタイプ)」というアイヌ語の商品もあります。
試食が出ているものは全て味わいましたが、どれも美味しいです……!
原料である牛乳が美味しいことがよくわかります。
私が買ったのはウォッシュタイプの「ピエール・カレ(100g900円)」、「ヌプリベッ(50g500円くらい)」、「ポンティナ(100g800円)」の3種類。
ヌプリベッの画像が無くてすみません。帰宅してすぐに我慢しきれず食べてしまいました……。
ヌプリベッはハード系のパンに乗せて食べました。牛乳の風味とチーズの軽い酸味が小麦の香りが強いパンとよく合います。
チーズってうま味の塊なんだなということがよくわかる味でした。
ピエール・カレはイタリアのウォッシュチーズ、「タレッジョ」に似た感じなのかな?個人の印象ですが。四角いし……。
ウォッシュタイプですがそれほど臭いが強いものではありません。納豆よりも弱い。
中身はトロトロでクリーミー。そのまま食べるなら皮は取った方が良いのかな?勿体なくて食べましたが。
(こちらはそのまま食べるだけではなくグラタンにもチャレンジしました。後日レシピをアップします)
ポンティナはラクレットのように溶かしてじゃがいもに絡めて食べました。
溶かすとチーズの香りとうま味が強くなって、野菜と合う……!
このチーズでピザもやりたい!
お値段もお手ごろで高品質のチーズです。通販で買えるようなので、離れた地域の人はそちらを利用してみて下さいね。
実はプリンも食べてきました
訪問時にちょうど小腹が空いていたので、プリンを買ってイートイン。ソフトクリームは寒すぎてダメだった!
私が食べたのは小瓶に入ったこのタイプ。
乳の風味満点、そして美味しいプリンの特徴である「乳脂肪分が上に分離している」という特徴もしっかり見られました!
ただ、瓶入りはあまり日持ちしない上に冷蔵保存という制約が付くので、遠くから来た人のお土産には向かないかも。
常温&長期保存できるこちらの方がおすすめです。
味は瓶入りと同じではないかもしれませんが、美味しい牛乳を使っていることは間違いないのでこちらも美味しいはず!
次回はピエール・カレを使ったグラタンだよ
長くなってきたので今回はここまでにしておきます。
買ってきたチーズの一つ、ピエール・カレはとても美味しかったのですが、食べるタイミングが難しい。
お酒を飲まないからおつまみにできないし、朝は臭いがきつく感じるし……ということで、料理にして夕食に美味しく頂いてみました。
その件について、次回に書きたいと思います。
では、次回をお楽しみに!→ピエール・カレでグラタンを作った記事を更新しました
最後までお読みいただきありがとうございます!
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