先日、焼きいも好きな友人の強い要望で訪れたお店。
北区と手稲区の境目あたりに焼きいも屋さんがある、という情報を入手し、ずっと行く機会を窺っていたのだそう。
今回たまたま近くを通ることがあったので、やっと入ることができました。
住宅街にある焼きいも専門店「石焼きいも 金」
数年前にできた手稲に続く道路、富岡通沿いにある石焼きいも 金。
いつもあまり意識していませんでしたが、今日改めて見ると、焼きいも屋さんぽい幟が立っている。
お店の入口には「営業中」の札が!
冬以外はやっていないという噂があり、もう3月だし営業していないかも……という心配は吹き飛びました。
店内は焼きいも屋さんっぽくなく、ご店主の趣味なのかたくさんの置物やミニカーが飾られています。(なんか怖気づいてしまい、店内の撮影許可を取るのを忘れてしまいました)
手前のテーブルに座っていた男性がご店主らしく、「初めてですか?」と声をかけてくれました。
そうですと答えると、今日売られているお芋の説明をしてくれました。
今日は3種類のさつまいもを焼いているそう。
一つは有名どころ、安納芋。ねっとり蜜が多いのが特徴だそう。
もう一つはシルクスイート、比較的ホクホクしているタイプ。
最後は紅はるかという、シルクスイートよりいくぶん細身のさつまいも。これはねっとり系のようです。
友人と1本ずつ買おうということで、安納芋とシルクスイートをチョイス。どういう内訳かわかりませんが、2本で1200円でした。
高いような気もしますが、焼きいもは時間と設備投資が必要ですもんね。これくらいしてもおかしくはない……。
ちなみに1時間半以上かけて、たまにひっくり返しながら低温でじっくり焼くのだそうです。オーブンではこうはなりませんね。
安納芋は、割るとオレンジで蜜たっぷり。あんこのようななめらかな質感と強い甘み。
芋特有の味なのか、ちょっと酸味がある感じがしました。
水分が多いのでかぶりついて食べるのは大変、スプーンでほじります。小さめなのであっという間に食べ終わる。
もう一方、シルクスイートはホックリ系と言われましたが、それでも蜜がある。縁のあたりはねっとり感があります。
中央は白くホクホクした食感で、甘すぎず丁度いい味加減。
私は安納芋よりこっちの方が好きかも。
どちらも自宅で焼くのでは出ない甘みと香ばしさがあって、さすが専門店の味!という感じでした。
ケーキや和菓子よりもお高めなので頻繁には食べられませんが、季節の味を楽しめて良かったです。
【店舗情報】
石焼きいも 金
住所 札幌市北区新川西3条5丁目6−20
TEL 090-8372-3761
営業時間 11:00~19:00
今年は3/20まで休みなく営業だそう。それ以降は日曜のみ営業とおっしゃってました。
ただ、大手クチコミサイトによると冬季以外閉業という情報もあるので、行く際には店舗に確認をお願いします。
本業はタイヤ屋さんだそうです
焼きいもを包装してもらっている時にちらりと聞いたのですが、焼きいも屋さんは副業だそうです。
では本業は……と尋ねると、タイヤ屋さんなんですって。
冬季は暇なので焼きいもを売っているとのこと。副業なのに専門的な石焼き機を入れて、こんなに美味しく焼けるなんてすごい!
今季はもう行く機会がないかもしれませんが、また来年近くを通ることがあれば行きたいです。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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