いつの間にか、好きだったお店がなくなっている!
そんな経験、誰でも一度はしたことがありますよね。
私もそんな一人。
40年近くも生きていると、お気に入りのお店が増えていきます。
が、そのお店がいつまでも存在するとは限らない。
事情があって閉店してしまうことだってあるんですよね。
今回は、閉店、移転して残念だったお店などを思い出込みで書いていきます。
プリンが美味しい、花奈里というお店(発寒→桑園→山鼻)
今の住所に引っ越す前に、桑園エリアに住んでいました。
その近くに「花奈里(かなり)」という名前のお店がありました。プリンが主力の洋菓子屋さんです。
プリン以外のお菓子もありましたが、プリンは数種類もあり、これがメインの商品だと一目でわかる。
このプリンがちょっと変わっていて、カラメルソースをゼリー状にして砕いてプリンの上にのっけたようなスタイルでした。
このカラメルの添え方が好きだったんです。一般的な底にカラメルを仕込んだタイプは一度一番下までほじくらないとカラメル味が得られませんが、上にのせてくれると最初から味わえる。
また、液状のカラメルシロップをかけるよりもゼリー状の方が好きな量に調整できるんですよね。
プリンそのものの味がもちろん美味しいのも、お気に入りポイントでした。
こんな理由で好きなお店だったのですが、いつの間にか山鼻の方に移転したようで、そのお店も移転?閉店なのか、無くなっていて跡を追うことができず。
プリンってケーキよりも買いやすくて、普段のおやつにたまに利用していました。
思い出すと懐かしいプリンのお店でした。
24時間営業!赤ずきんベーカリーというパン屋さん(西区)
西友西町店のお向かいにあったパン屋さんで、なんと24時間営業でした。
品揃えは一般的というか、菓子パンや総菜パンが多い
パン屋さんで24時間営業って珍しい。夜遅くに行ってもまだたくさんの種類があり、その中には比較的焼きたてのパンもありました。
夜に「明日の朝食べるパンが無い!」と気付いたときでも、赤ずきんに行けば買えたというのがすごくありがたかったです。
また、深夜まで遊んだ帰りに寄って買って帰ったり。23時とか、0時とか……。若かった。
こんな時間に行っても結構お客さんが入っていました。
菓子パンが好きで、特に栗が入ったパンがお気に入りでした。名前は……、いがぐりちゃんだったかな?マロンちゃん?
しばらく通ったパン屋さんですが、いつの間にか24時間営業ではなくなり、22時までとなり20時までとなり、最終的に閉店したと思います。
営業時間を縮めるだけでは経営が回復しなかったのだろうか。
24時間営業までいかなくても、遅くまでやっているパン屋さんって稀少でありがたかったのですが……。
今は、別なパン屋さんが入っていますね。そちらにはまだ行ったことが無いな。
一度も行っていない、キッチンコションという洋食屋さん(平岸)
最後は、ずっとマークし続けていたのに一度も入れず、やがて閉店してしまったという、強い心残りのあるお店です。
それは、平岸にある「キッチンコション」という洋食のお店!
ハヤシライスやクリームコロッケが美味しいと評判の人気店でした。
洋食店と言ってもフレンチ寄りの素敵っぽいやつではなく、大衆向けで昔ながらの、リーズナブルなお店です。
平岸となると私が住んでいる地域から遠い上、定休日が多くてなかなか都合が合いにくい合間を縫って何度も行きました。
でもお店が小さいため一度に収容できる人数が少なく、それに溢れた人がいつも並んでいて、これを待ったら何時になるのか……と考えて別なお店にするというのを何度も繰り返しました。
駐車場が2台分くらいしかなく、そこが埋まっていればコインパーキングに入れることになるので、その料金を気にしてしまったんですよね。
数年前かな、最後に行ったタイミングの少し後に閉店してしまいました。
ご店主がお体を悪くされたのだそうです。閉店することを知っていたら腰を据えて待ったのになぁ。
本当に残念です。
行けないまま閉店したお店はいつまでも心に残る
今回お話しした3店の中で、やっぱり一番心残りなのがキッチンコション。
一度も入れていないので、思い出の料理とかお気に入りの一皿などがあるわけではないのですが、味にうるさい知り合いがおすすめしていたということ、いつもお客でいっぱいだったことなどを考えると、美味しいに違いないと思います。
ご店主がお体を回復されて復活してくれれば嬉しいです。もちろん無理はなさらないでほしいですが……。
ということで、今日は思い出のお店を3店ご紹介しました。(紹介したところで、もう無いお店なのですが……)
最後までお読みいただきありがとうございます。
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