7月8日、9日は江別市の一大イベント「江別やきもの市」が開催された日。
北海道は猛暑に見舞われた土日でしたが、せっかくの機会なので行ってきました。
(通りがかりに屯田で全国やきもの市が開催されていたので、そちらにも立ち寄ってみましたよ!)
江別やきもの市とは
札幌市のお隣の江別市では、レンガとやきもので栄えた街なのだそう。
その文化を大切にし、陶芸家と使う人々を繋ぐという目的で毎年行われている一大イベントだそうです。
場所は江別駅から徒歩圏の江別市コミュニティセンターが中心ですが、西野幌のセラミックアートセンターでの陶芸体験なども行っています。
出店者はプロ、アマ問わず、道内の作家さんが中心です。遠く道東からも出店者がいらっしゃるようです。
お店を見て回るのがメインですが、レンガを用いたドミノやそれに使用したレンガの販売、豆皿コンテスト、そして多目的ホールでの吹奏楽演奏など、かなりイベント盛りだくさん。
私は今回初めて行きましたが、かなりの人混み!大賑わい!
土日の二日間しか開催されないということで、あの暑さの中たくさんの人が訪れていました。
やきものということで年齢層は高め、土日にもかかわらず暑さのせいかお子様連れはそれほど多く見かけませんでした。(うっかり割りそうだからかな)
出店されているのはやきもの作家さんだけではなく、ガラス細工や絵画なんかを取り扱う作家さんも。この暑さですから、涼し気なガラスは手に取りたくなってしまいますよね。
商品写真は撮影禁止と掲示しているお店が多く、美しい品々の画像が無いのです……。
具体的にどんなものが取り扱われていたかは公式サイトや実際に足を運んで確かめてみて下さい。
ちなみに、私が購入したものはこちら。
小さなやきものの象さんブローチ、マレーバクの箸置き、青いやきものの小鉢(なに焼きというか確認しませんでした……)。
やきものの象さんブローチはとても細かい造りで、釉薬のなめらか質感が素敵です。
マレーバクは旦那の選択。きょとんとした顔がいい感じ!
青い小鉢はその日の夕食の冷奴を盛り付けました。ちょっと小さかったけれど涼しげでとても良かった!
本当はもっとじっくり見たかったのですが、人混みが凄いうえにあの炎天下ですから、暑さに負けて後半はよく見る体力が失われていたんですよね。残念。
私の予算ではとても買えなかったけれど、大型の食器で素敵なものがたくさんありました。
プロ、アマは区画が分けられていて、アマゾーン→プロゾーンという順番で回ったのですが、やっぱりプロが作ったものは違うなぁと思いました。
アマ作品もセンスが光るものはたくさんありましたが、実用性で考えるとやっぱり違いが出てしまう。
私も別ジャンルとは言えハンドメイドをする人間なので、とても勉強になりました。
交通アクセスは……
お高いものばかりではないのにたくさん買えなかった理由として、交通アクセスの関係があります。
コミュニティーセンター会場には駐車場が無く、最寄りの江別駅までJRを利用するか、江別市役所に車を置いて無料シャトルバスで会場に向かうかという手段になります。
シャトルバスは10分に1本あるとはいえ、やきものをたくさん持って満員のバスに乗るのは大変そうだと思いましたし、割ってしまうかもという怖さもありました。
近くまで車で行ければまた楽しみ方も変わったかもしれない。
あの暑さのせいもあり、近くに自分の車が無い不安は厳しいものがありました。(日陰になる休憩場所は全て埋まっていました)
勝手ながら感じた問題点
交通手段は仕方がないこととして、一つ気になったのが、会場の数か所で異常に「トイレ臭い」場所があったということ。
移動式の簡易トイレの臭いなのか、下水の臭いなのかはわかりませんが、強烈に臭いところがいくつかありました。
私以外のお客さんも「なんかこのへん臭いね」と言っているのが聞こえたので、幻ではないはず……。
食べ物の屋台もいくつかあったので、あの臭いは対策した方が良いのではと思いました。
あと、江別駅前という立地なのに近くにコンビニ等が見当たらなかったこと。
これはどうしようもないかもしれませんが、猛暑の中飲み物が補給しにくいというのは危険を感じました。(札幌のお祭りに慣れているからか、割高な屋台ではなくコンビニで買いたくなってしまうんですよね)
どうせ外で買うならと、高知県のアンテナショップが出店しているところから小夏ジュースを買いました。酸味がすっきり!
そして、もう一つこれは真っ先に改善して頂きたいなと思ったのが、厳しいようですが公式サイトがとても見にくいということ。
会場マップは地域の方向けの交通規制のお知らせでしかないし、どの会場で何が行われているかもわかりにくいです。
やきもの市に行こうと決めてからかなり下調べをしましたが、戸惑うばかりの公式サイトでした。
これではどんなことが行われているか大体知っている地元の人かリピーター、出店者の知り合いしか来られないと思います。
場所だけ調べて車で直接会場に行くということができないので、私たちのように初めて来る人にとっては事前の情報が大事になってくるのです。
道内各地から出店者が集まるということは、お客さんだって江別に詳しくない人がたくさん来ると予想されますよね。
そんな人にもわかるようにサイトを改善してくれると助かります。
寄り道でパン屋 soraへ
と、まあ、こんな感じで楽しんできた江別やきもの市。(最後、文句になってしまってすみません)
せっかく江別まで行ったので、帰りにパン屋soraさんでパンを買って帰りました。
江別は小麦どころなので、美味しいパン屋さんやお菓子屋さんが多いんですよね。
遠くからでも見える大きな看板がかわいい!
クロワッサンが美味しいと聞いていたのですがあいにく売り切れ、メロンパンと塩パン、そして長時間発酵バゲットを購入。
長時間発酵(長時間熟成だったかも)バゲットは小麦の味が濃く(コクがある感じ)、風味が良くてそのままモリモリ食べられる美味しいパン。バターやらジャムやら塗らずに洋食のおかずと一緒に食べたい。
そしてメロンパン!サクサクですっごい美味しかった!!(先日TVでメロンパン特集を見てから、ずっと美味しいメロンパンが食べたかったんです)
塩パンはこれからお昼に頂こうと思います。
大きな看板の割にお店は小さく、行った時間のせいで品数も少なめでしたが、江別に行ったついでにまた行きたいお店でした。
パン屋 sora
北海道江別市大麻ひかり町45-8
TEL 011-299-7290
営業時間 8:00~18:00 パンがなくなり次第閉店(火曜・第2第4水曜定休)
江別は意外と見どころある街です
江別なんてたまにしか行きませんが、行くと立ち寄りたい場所がたくさんで困ってしまうくらい。
今回は行きませんでしたが、野幌にある「EBRI」や「ガトードノポロ」も好きなスポットです。
あと、個人が直接購入はできませんが、江別製粉で作られている小麦粉にもいつもお世話になっています……。製菓材料屋さんで買ってます。
追記)2018年夏に、パスコの夢パン工房の支店が併設された「ゆめちからテラス」がオープンしますね。こちらに行くのがとても楽しみ!
今回は暑さのせいで思う存分見て回れませんでしたが、やきもの市は来年も行きたいと思えるお祭りでした!
別ページに札幌の屯田で開かれていた「全国陶器市」のことも書いてますので、そちらもご覧くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。では、次回をお楽しみに。
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