道民がおすすめする北海道が舞台の漫画

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あなたは、北海道が舞台の漫画と言えばどれを思い浮かべますか?

今なら「ゴールデンカムイ」が圧倒的多数かと思います。ちょっと前なら「銀の匙」、私たちの世代(特に女性)なら、「動物のお医者さん」という声も上がりそうです。

 

今日は、北海道民の私がおすすめする「北海道が舞台の漫画」を5つご紹介させて頂きたいと思います!

※私は漫画ファンですが、マニアを自称できるレベルではないので、メジャー作品寄りのチョイスになるかと思います……。あくまで個人的見解のため、ご了承くださいね。

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プラタナスの実

TOP画像にもある「プラタナスの実」が私の一押しです。

ボールパークのオープンを前に盛り上がる北広島市。ここを舞台に展開される、小児科医療の物語です。表紙からもわかる通り、繊細な絵がきれいで、青年誌の作品ながら女性でも見やすい作品です。

内容も小児科医療や地域柄を詳細に取材されていて、医療漫画ファンにも地方漫画ファンにも満足できる内容だと思います。

ちなみに、私は先日のドラマ「PICU」はこのプラタナスの実が原案なのかと勘違いしてた……。全く違った……。

 

東元俊哉先生は北海道出身で、現在も北広島市にお住まいでこのプラタナスの実を執筆されています。そのためか、市内に実在する公園や建物、風景などがたくさん描かれていて、地元民や北広に縁のある人なら感動してしまうはず(私は北広島市民じゃないけど、縁があります)。

ちなみに東元先生は3年前にドラマ化された「テセウスの船」の作者でもあります。

テセウスの船も漫画では北海道が舞台(音臼村という架空の村)なんですよね。でもドラマでは音臼村という名前はそのままで、宮城県に設定が変わっていました。

波よ聞いてくれ

前に「天カス春菊丼」の再現でも紹介した、沙村広明先生の「波よ聞いてくれ」も大好きな作品です。※現在休載中だそうです。早く再開するといいな!

 

「藻岩山ラジオ局(MRS)」というローカルラジオ局が舞台の作品ですが、ラジオ業界の話を主軸に、それを取り巻く人たちの生活や恋愛事情が描かれています。そして、沙村先生らしいブラックジョーク満載!

荒唐無稽な展開なのに細部までよく取材されていて、それがまた笑いに繋がっているというあたり、大御所作家さんの実力を感じます。

和寒町の宗教施設に拉致されてかぼちゃ(和寒の特産品)のフルコースを振る舞われるとか、ほんと細かいところまでよく組み込んでるなと感心してしまいます。

あと、石狩浜に向かうと嘘をつかれて望来の方に拉致されるシーンで志美の交差点のガソリンスタンド(左に行くと石狩浜、直進すると望来の方)が描かれていたり、地元民ならわかるネタがところどころにあります。

アクションと笑い満載で、読むと元気になります。業界の説明などが入るため台詞が多めですが、テンポが良いのでどんどん読み進められますよ。

 

天カス春菊丼の記事も是非ご覧ください↓

「波よ聞いてくれ」に出てくる天カス春菊丼を想像で作ってみる
最近ハマっている漫画に、「波よ聞いてくれ」という作品があります。 「無限の住人」などの作者の沙村広明先生の作で、札幌のラジオ局を舞台にしたお話です。 この作品の中に「天カス春菊丼」という食べ物が出てくるんですよ。 これが、頭が爆発するほど美...

本当に頭が爆発するほど美味しいです。

チャンネルはそのまま!

ラジオ業界の次はTV業界の漫画です。「動物のお医者さん」で知られる佐々木倫子先生の作品で、北海道のTV局(HTBがモデル)に入社した新入社員が起こす騒動を描く漫画です。

 

何年か前に芳根京子さん主演でドラマ化され話題となりました。

個人的には、ドラマ版は某芸能事務所の影響が強すぎるのがちょっと気になりましたが、芳根京子さんの「バカ枠」雪丸の演技が見事でした。

漫画版の方はしっかりと取材されたローカルテレビ局の事情と、そこに仕込まれたシュールなギャグのメリハリの良さが見どころで、精緻な作画&台詞の多さで情報量がすごく多いのに、あっという間に読み進めてしまう魅力があります。

北海道民なら誰もが感じているであろう、夕方の情報番組を担う局ごとのパワーバランスなどが描かれていて、クスっと笑ってしまう小ネタが満載なのも必見です!

僕だけがいない街

三部けい先生の「僕だけがいない街」も北海道が舞台の作品。

漫画から実写映画、アニメ、実写ドラマと、たくさんの映像作品に展開されているので、ご存知の方も多いですよね。

タイムリープ能力を持つ主人公が、母の殺害を阻止するために子供時代にまでタイムリープするというストーリーです。このタイムリープ(作中ではリバイバルと呼ばれています)する時代が、私が小学生だった時代と一致するため、どこか懐かしい気持ちになりました。

この主人公は大人時代は東京に住んでいますが、子供時代の舞台となっている街のモデルが苫小牧とされています。

漫画版ではネガティブな印象を避けるために苫小牧と明言はされていないのですが、その後の映像作品では苫小牧とはっきりわかる描写が多く差し込まれるようになりました。アニメでは苫小牧のランドマークが数多く登場するし、ドラマ版では子供時代のロケが苫小牧市内で行われています。

百姓貴族

最後は、大ヒット漫画「鋼の錬金術師」「銀の匙」の作者である荒川弘先生が描く、北海道の農業エッセイ漫画です。

荒川先生自身が農業高校出身で、それを舞台にしたのが銀の匙というのはよく知られていますよね。

百姓貴族はそれよりももっと突っ込んだ北海道の農業、特に酪農事情にスポットが当てられています。

北海道の雄大な大地には夢ばかりじゃない、厳しい現実もあるのだということをコミカルに教えてくれる素晴らしい作品だと私は思っています。

荒川先生やそのお身内の経験談を基にしたお話はとてもリアルで臨場感があり、何より面白いです。教育のために若い人や子供に読ませたい漫画でもあります。

この漫画は荒川先生のご実家がある十勝地方が主な舞台なのですが、私の実家がある日本海側とはまた違う土地柄なども見えたりして、大変興味深いです。

道内に住む方も、かつて住んでいた方も、これから移住して農業をと考える方も、そんな予定がなくても北海道産の食品を普段食べている方なども、是非一読いただきたい作品です。

個人的に「プラタナスの実」ドラマ化を切に願う

以上、道民の私がおすすめする、北海道が舞台の漫画5選でした!

主観での選択ではありますが、本当にどれも面白いので、興味のある方は試し読みだけでもしてみて下さい。

 

余談ですが、冒頭に挙げた「プラタナスの実」、そのうちドラマ化して欲しいな~なんて思っています。東元先生の描く細かい描写が本当に見事なので、映像で見たいという欲がわいてしまいました。

ただ、昨年のPICUと地域もテーマも被りすぎなので、映像化されるとしてもすぐには無理かもしれません。でも、北広島市がボールパークで注目されているうちにいかがでしょうか。

誰が見ているかわからないこのブログ、もしもTV関係者様の目に留まりましたらご一考を!(図々しい)

 

ということで今日はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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