漫画「動物のお医者さん」の作者として知られる佐々木倫子先生の作品「チャンネルはそのまま!」がドラマになるそうです。
これはすごくすごく楽しみ!
ということで、原作の魅力やドラマ版への期待を書いていきたいと思います。
「チャンネルはそのまま!」はこんな漫画
「チャンネルはそのまま!」は、漫画雑誌「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていた作品で、北海道のローカルTV局で働く新入社員の奮闘を描いています。
……と書くと、よくある新人が壁にぶち当たるとか、この仕事向いてないかもと思い悩むとか、同僚との恋愛とか……が盛り込まれているように思いますが、実際の作中では、これらの要素は0!
北海道にあるローカルTV局、北海道☆(ほし)テレビ(HTBがモデルだそうです。ドラマの放送局もHTB)に「バカ枠」という枠で採用された雪丸花子が、独特のパワーで突っ走る様を軸に、ローカル局あるあるや、北海道あるあるがところどころに散りばめられています。
だから、ローカル番組が好きな北海道の人は絶対に読むべき一作です。全国区の漫画雑誌で連載していたのですから、もちろん道外の方にも楽しめるはずですよ。
詳しいあらすじは原作を読んで頂きたいところです。どのエピソードを実写化するのかな?
ところで、作中に登場する「ひぐまテレビ」は北海道の夕方情報番組一強のあの局なのかな……どさんこ……。
ドラマについて今わかっていること
ドラマ版の「チャンネルはそのまま!」は、来年の3月に、北海道はHTBの地上波で、それ以外の地域はNetflixでのOAだそうです。
確か、全4回だったかな?→11/5更新 全5回だそうです
主演は芳根京子さん!朝ドラ「べっぴんさん」主演の、あの実力派女優さんです。
2年くらい前の合唱部のドラマを主演されてた頃から演技が上手な子だなと思っていて、ずっと注目していたのでとても嬉しいキャスティングです。
演技力、すごいんですよね。べっぴんさんの終盤では、まだ19歳なのにちゃんとおばさんに見える演技をしていた。声の出し方とか仕草とか、他の朝ドラ女優さんの中でも群を抜いていました。
共演は飯島寛騎さん、宮下かな子さん、島太星さん……と、まだ知名度は高くないですが、イケメンや美女が揃っているようです。
あとはやっぱりオクラホマのお二人。
モデルがHTBということで、作品内には「水曜どうでしょう」を彷彿とさせる「伝説の番組」の描写があるのですが、どうやら水どうのことで間違いないようです。
なぜなら、当時水曜どうでしょうの名物ディレクターとして名を馳せた、藤村氏、嬉野氏のお二方がメインとなって制作されていると公式サイトにありましたので……。
これは、水どうファンも見逃せないドラマです!
撮影場所はHTBの旧社屋(HTBは今年新社屋に移転されています)を丸ごと使用するそうです。なんという力の入れっぷり。
なぜかHTBだけ中心部から外れたところにあるという、あの平岸の社屋ですね。(それも今年限りか)
これだけ見どころが揃っていて、見逃すことはできませんよね!
佐々木倫子先生の北海道の描写は素晴らしい
過去の人気作「動物のお医者さん」も、札幌市の北大が舞台の漫画でした。
あの漫画の描写、すごく細かいんだってことが今になってよくわかります。恐らくハムテルと二階堂の母校だと考えられる北高と北大の位置関係とか、小樽から通学する菱沼さんが、桑園駅からショートカットに使っていた農場の柵の隙間とか……。
数年前まで桑園に住んでいたので、いつも「ここが漫画に登場したあの場所か……」と感慨深く見ていました。
チャンネルはそのまま!の原作でも、北海道民なら頷けるあるある話が多くて、本当に楽しめます。靴に裏を貼るとか。
ドラマのOA前に読んでおくと、ドラマを二倍楽しめると思います。
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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