「冷蔵庫が壊れた」という話はこれまでの記事中でちょいちょい書いていますが……。
今日はその顛末を書いておこうと思います。
これから冷蔵庫を買い替えようと思っている方や、今冷蔵庫の調子が悪くていつダウンするかわからない!という人の参考になればと思います。
猛暑日の前日、冷蔵庫が壊れる
うちでこれまで使っていた冷蔵庫は東芝の「ベジータ」というやつ。430リットルくらいのものです。2012年製で、購入当時は最新機種でした。
エコ冷蔵庫が出始めた頃の商品なのでお値段は当時としては高めの15~20万円くらいでしたが、この前に使っていた冷蔵庫よりも光熱費が安く、使いやすかったのですが……。
↓これくらいのサイズのやつ。
それがある日突然、家電特有の異臭(加熱したプラスチックと金属っぽいニオイが混ざったような、アレです)を放ちながら機能停止してしまったのです……!
しかし冷蔵庫内のライトは点灯するし、操作ボタンも有効。ただ冷やす機能のみが停止している様子でした。
これが実は先月の猛暑の前日。予報で暑くなることはわかっていたので、どうするどうする、と色々調べます。
コールセンターに電話すると、「一度コンセントを抜いて差し直すなどは試されましたか?」と聞かれ、ああそんな方法があるのか、と思いすぐ試す。抜いてすぐ差さず、一回抜いて10分くらい置いて差し直すのがいいそうです。
でもやっぱり調子がおかしいことには変わりないので、修理の依頼を出しておきます。保証期間が過ぎているので完全有料。出張料込みで数万円は覚悟しておくべきとネットで見ました。
しかも金曜の夜だったので、土日を挟んで修理が来るのも遅くなりそうな感じ……。
コンセントを抜き差ししてしばらく経つと、ちょっと冷気が出ている気も……?このまま修理の日程を決めるための折り返し電話を待ちます。
コールセンターに電話をしたのが17時前くらいで、折り返しは翌日になると言われていました。
しばらく経つと、庫内から煙が……!!!
コンセントの抜き差しのおかげで機能が復活したと思ったのですが、すぐにまた冷えなくなってしまいました。
そして冷気が止まってもコンセントを抜かなかったせいか、部屋中により強い異臭が!
どうしたどうしたと思って冷蔵庫を開けると、野菜室から玉手箱を開けたような大量の煙(焦げ臭い感じではなく、湯気に近い煙だったような……)が!!(なぜか野菜室からしか出ていなかった)
火災になったらヤバイと思いすぐさまコンセントを抜く。そして野菜室のものを出して、すぐに傷まなそうなものは常温保存にします。
冷蔵、冷凍室はそれほど臭くないことと、ちゃんとパッケージされた食品しか入れていなかったので、そのまま残った冷気の中で保管を続けます。
この煙発生事件を見て、きっと修理しても寿命はそれほど伸びないだろうと思い、買い替えを決意するのでした……。
量販店に買いに行く!今、冷蔵庫は高いのね!
買い替えを決めたのは金曜日の夜18時過ぎ。この時間ならまだ大手の量販店が営業している!
ということで、某大手量販店で冷蔵庫を見て回ります。
そこで驚いたのが、鮮度を保つ、低燃費などが売りの今流行りの冷蔵庫がとても高いこと。
日立・三菱・パナソニック・東芝などの有名国産メーカーで500リットル前後だと20~30万、ものによっては40万円以上するのが当たり前とのこと。
さすがに今日買うことを決めた人間には大きな買い物だわ……と悩む中、エコ性能が多少劣るという理由で15万少々に価格設定をされている冷蔵庫がありました。国産メーカー、パナソニック製です。
急なことだし精査している暇もなかったので、こちらに決めてしまいました。国産の安心感もありましたしね。(後日書きますが、この買い物は失敗だった)
買ったはいいが、これがすぐは届かないそうで……。
購入日の翌々日、日曜の午前が最速配達とのことでした。
金曜の夜~日曜までは食材消費祭り
ということで、金曜の夜から日曜の朝までは冷凍冷蔵品を消費することを最優先に過ごします。
残った食材はまだ冷気が残る冷蔵庫に入れっぱなしのままにしています。
まず、金曜の夜に友人を呼んで作り置き系の冷凍おかずを全ておすそ分けし、預かってほしい高級品(鴨ロースとか冷凍していた無塩バターブロックとか)を預けます。
そして残ったのは冷凍餃子、ひき肉、豚バラブロック、大量のアサリ、ベーコン、パンの中種、冷凍のパラタ、卵、牛乳・チーズ・バターなどの乳製品と野菜類。そしてパンの中種。
あとは瓶詰や調味料類ですが、これらは多少常温でも大丈夫。
牛乳などはシリアルにかけたりカフェオレにしたりして飲み切りました。
金曜の夜は冷凍餃子を焼いて食べます。あとは切ったトマトと冷蔵庫にあったピクルス、スープとご飯。
まずアサリは全て酒蒸しにして殻から外し、生姜をきかせて佃煮に。これで冷蔵庫が来るまでは常温でいけるはず……。
そしてひき肉は刻んだベーコンを混ぜてドライカレーに。ベーコンが混ざったせいで何だか洋風の味になりましたが、食べられないことは無い。スパイスを効かせて高い室温でも傷みにくいようにします(スパイスの効果がどの程度がわかりませんが……。)。これが土曜の夕飯。
冷凍パラタ(かなり溶けていたけど)を主食にして食べました。
そして、豚バラブロックは生のままでは日曜まで置けない感じだったので、土曜の昼過ぎから夜遅くにかけて時間をかけて煮込み、角煮にしました。ここに大根と茹で卵を入れて、ついでに在庫処分。
日中は気温35℃の猛暑ですが夜には気温が下がってくれたので、一晩くらい室温に置いても問題ありませんでした。これが日曜日の夕食です。
こんな感じで、冷蔵庫の在庫品は無駄にすることなく食べきれました。(パンの中種はちょっと変質したかも)
そして日曜日の午前中に冷蔵庫が届いて、残った野菜やチーズなどを冷蔵庫に戻して一件落着……といったところです。(新しい冷蔵庫でもトラブルが発生しているのですが、この話は後日)
実は震災から冷蔵庫故障の前兆があった
実は、今回壊れた東芝の冷蔵庫には、半年前くらいから冷え方が悪い、アイスなどが溶ける、製氷が遅い、音が変わった気がするなどの不調がありました。
私は、そのきっかけとなったのは胆振東部地震とそれによる停電だと思っています。明らかにそれ以降に調子が悪くなっている。
大きな振動が加わって、それから急に停電して……というダメージがあったから仕方がないか、と自分を納得させています。
一般的に国産の冷蔵庫は耐用年数が10年と言われており、何もせず、無茶な使い方もせずに7年で壊れるというのは考えにくいので、やっぱり何か原因があったのでしょう……。(購入時にハズレを引いた可能性は考えないようにしている)
しかし、壊れるなら保証期間内の5年以内にしてほしかった。
冷蔵庫は壊れてから買い替えとなるとかなり面倒です。いいものを選ぶ余裕もありません。
ですから、調子が悪い冷蔵庫をお持ちの場合、既に10年くらい使っているなら買い替えを検討することをおすすめします。
冷蔵庫が壊れた場合まとめ
以上のことから、冷蔵庫が壊れた際にするべきことをまとめると……
- コンセントを抜いて、また入れてみる(結果的に効果なしでしたが)
- メーカーまたは購入元に電話し修理依頼する(これもキャンセルしたけど)
- 7年以上経ったものは買い替えを考える(古い冷蔵庫は修理の方が高くつくことが多くなるそうです)
- 買い替える場合は納品される日をちゃんと確認する
- できれば完全に動かなくなる前に新しい冷蔵庫の目星をつけておく
そして、修理が来るまで、または新しい冷蔵庫が来るまでは
- 温度の維持のため開け閉めをなるべくしない
- 在庫品を一度紙などに書いて把握し、食べきる計画を立てる(いちいちドアを開閉するのを防ぐため)
- コンセントを抜き差ししても効果が無い場合は即座にコンセントを抜く(火災予防)
あと、冷蔵庫ナシ日は猛暑日と重なっていたので、エアコンをつけて室温を下げ、常温に置いた食品が傷まないように気を付けました。
ということで冷蔵庫を急に買い替えることになったのですが、新しい冷蔵庫もまた満足のいく性能とは言えず……。
こちらはまだ決着がついていないので、この件に関してはまた後日。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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