しつこくまたクロテッドクリームを作っています。
西友で純生クリームが2割引きだったもので……。
前回までの経験から、一度にできるクロテッドクリームの量は使用する容器の大きさに比例するということがわかりました。
一度目はジャムの空き瓶で作ってたったの30g、二度目は耐熱ボウルで70gくらい。
そして炊飯器の内釜で作っても70gくらいという結果だったので、もっと浅くて広い容器で作ったらどうなるか?と思い、今回は大容量の耐熱プラ容器で試してみることにしました。
低温調理器×ジップロックコンテナで作るクロテッドクリーム
うちで使っている低温調理器はこちらです。
お鍋はいつもの寸胴だとこの容器がハマらないので、26cmのストウブ鍋を使います。
ただ、これだとFelioの高さにちょっと合わないので、直径は26cmより大きく、もう少し深い鍋が欲しい……。
鍋にお湯を張り、65℃まで予熱したのちジップロックコンテナに生クリームを注ぎ、蓋をして湯面に容器を浮かせる感じでセッティング。
浮かせるといってもゆらゆらと動くようではいけないので、容器を固定するために重石代わりの食器を置く。
この状態で15時間放置!夏場は暖房使用による自家発電が無いので、電気代が気になるが……。
朝7時に開始し、夜の22時に終了しました。
終了直後の生クリームの様子。蓋に水滴がいっぱい付いているので、これが落ちないようにそっと蓋を開ける。
黄色く脂肪が浮いている。この時点で上出来の予感……。
しばらく室温に置き、冷めたら冷蔵庫に入れて一晩冷やします。
黄色いところはバターのように固まっています。
上に固まった部分をそっとすくい取り、別容器に移す。
重さを量ると117g!多少は水分も入ったと思いますが、それにしても一度で100g以上できるとは!!
一度の電気代でこんなにたくさん作れるなら上々ですね。
もっと浅くて広い容器を使って、それに合った鍋を用意して作れば、もっとたくさん作れるかもしれない。
これをお読みの方がもしこれからクロテッドクリームを自作するなら、家にある一番大きな容器を使って作ることをおすすめします!
スコーンを焼いてクロテッドクリームとジャムと食べましょう
早速スコーンを焼きます。本場サイズの抜型で。
クロテッドクリームを取った後に残った液体はスコーンに入れる牛乳に混ぜて使います。バターミルクよりも濃いめの液体でした。
ここに出来立てのクロテッドクリームと、自家製のいちごジャムを添えて頂きます。
やっぱり65℃の温度で作ると牛乳の生感が残る。そして脂肪のうま味が濃くて、いちごジャムとよく合う。
電気代はかかるし、カロリーも高いという贅沢品ですが、作って良かったと思える味でした。
自宅で作るクロテッドクリームは格別の味です。
手間と電気代をかけてもいい!と思う方は、是非お試しを……。
ということで今回はここまでです!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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