昨日の記事もそうですが、新年早々なんだかネガティブな話題ですみません!
でも、ここで声を大にして言いたい!
「超音波式加湿器は二度と買わない」ということを!
※ここでは超音波式加湿器のトラブルの話をしていますが、昨今話題になっている雑菌繁殖とか肺炎とか、そういう話ではありません。
単純に耐久性やお手入れ面でのデメリットのお話です。
超音波式加湿器が1年で壊れる
先日までは、我が家でも超音波式加湿器を使っていました。
本体も電気代も安いという理由です。
しかし、安かろう悪かろうとは言いたくありませんが、なぜかすぐ壊れるんです。取説通りの手入れをしていても、最短で1年と数日で壊れました(保証期間が終了した直後ってのがまた……)。
我が家はリビングに加湿器を置いているため必要なのは大容量で強力加湿のもの。
よって、超音波式でも5000円以上はするものを買って設置していました。
先日まで使っていたのはこちら。これは5リットル入る奴で、5000円と少しくらいでしたでしょうか。
大手の家電メーカー製ではないのでこれでもお安いほうだと思いますが、これがたったの1年少しで壊れたのです。
その前に使っていたもの(8000円くらいの超音波ハイブリッド式)も、二年もたずに故障。修理代+送料の方が高くつくとのことで上の画像のものに買い替えています。
これらの加湿器も、それ以前のものも、壊れる理由はすべて「振動板の不具合」。
つまり自己で修理が不可能な部分の故障なのです。
ちゃんと取説通りの手入れをしているのに、何台買ってもこの部分からイカレてしまうのはなぜでしょうね。
しかも保証期間を過ぎたころに、それを待っていたかのように急に壊れてしまうのです。
有料でもいいからと修理依頼の電話をかけてはみるが、なんせ北海道なので往復の送料だけで数千円、修理代と合わせると本体代と同じくらいかそれ以上かかってしまう。
では買い替えた方が安い……となりますが、買い替えても1~2年でまた壊れてしまうというのを繰り返すだけ。
そして今年、まさに保証期間終了から数日で振動板が壊れてしまいました。これはすごく悔しい。
どうせ壊れるならあと数日早く壊れてよ!と思いました。
この一件が超音波式のイメージをより一層悪くし、超音波式の加湿器は今後は買わないということを心に決めたのでした。
ほかにも気に入らない点がたくさんあった
壊れやすいという点以外にも、超音波式加湿器は手入れが面倒で不衛生になりやすいというデメリットがありますよね。
熱が加わらないからこその電気代の安さですが、そのせいで雑菌繁殖しやすくなるのは当然と言えば当然。
それを防ぐため(多分毎日やるべきなんだろうけど)2~3日に一回本体ごと水洗いして、たまにクエン酸で白くこびりついたアレを除去して……というのはとても面倒だった。
しかもうちで使っていたのはどれもタンクが大きい上に、注ぎ口がタンク底面にあるため持ち運びと給水が大変でした。
ほかにも気になる点はあります。超音波式の加湿器はずっと焚いていると窓が白っぽく曇るんです。あとビニール袋とかも真っ白&ベタベタになる。(ちゃんと科学的に検査などして自分で確かめたわけではありませんが、水道水に含まれるカルシウム分だと思います)
超音波式加湿器を焚いている部屋でコンロの火を点けると、炎色反応で火がオレンジ色になります。
加湿器を止めてしっかり換気すると炎の色は青に戻るので加湿器が原因と思っています。
炎がオレンジ色になるのは確かカルシウム……。加湿器を付けると、それが結構な量空気中に浮遊していることになりますね。
うーん、こう見ると電気代だけではカバーしきれないデメリットの多さ。
次はスチーム式加湿器を買った
こんな理由から超音波式は次から買わないことにしました。
しかし、超音波式(超音波を使うハイブリッド式含む)以外で加湿能力が高いものと言えば、スチーム式しかありません。
スチーム式は本体と電気代が高いというデメリットがありますが、手入れは楽だし、衛生的だという大きなメリットがあります。
(スチームファン式というタイプもありますが、これはフィルターの手入れや交換が必要らしいので除外。)
本体はともかく電気代が高くつくのはちょっと……ということで今まで避けてきましたが、毎年加湿器を買い替えるお金に比べたらきっと安い。
そして、我が家は加湿器の出番である冬場は発電しているので、電気代が一部浮くし……。
なにより窓が曇らず面倒な手入れがなくなるなら、多少お金がかかってもいいやと思い買ったのがこちら。
象印の電気ポット……ではなく!加湿器です。デザインがおしゃれじゃないけど、信頼の象印。
3リットル入るタイプで、ヨドバシカメラで11700円でした。(今だけ安いらしい)
すべて夏に冷蔵庫を買った時のポイントで賄えた。追加料金を払い、延長保証を付けて5年保証にしています。
電気代はやっぱり高そう
まだ使い始めて数日なので月額の電気代はわかりませんが、確かに消費電力は多そう。
今、コレモ暖房が発電しているのでその電力で足りていますが、全ての電力を購入するとなると月にして数千円はあがりそう。
加湿器に水を入れてすぐ、お湯を沸かしている最中が一番電力を消費するようなので、ヤカンで沸かしたお湯を足したりしています。
電気代はちょっと心配ですが、窓もビニールも曇らないし、機械の上部から水を足すだけでいいし、手入れもクエン酸を入れてスイッチ一つだし、買って良かったと思います。
店員さんによると、加湿器の中では売れ筋ナンバーワンだそうです。
今、よく「加湿器病」という言葉を聞きますしね、安心のためスチーム式にする人も多いようです。
健康のために加湿器を導入するなら、電気代がかかってもスチーム式がいいんだと改めて思いました。
健康のためなのに、加湿器のせいで病気になっては本末転倒ですもんね。
沸騰音は結構しますが、私は気にならない
スチーム式加湿器でよくデメリットとして言われるのが、作動時の音の大きさ。
確かにうちの新しい加湿器もお湯が沸騰する「ボコボコ」という音、蒸気が出る「シューシュー」という音がずっとしています。
でも、音量は大きめだろうに不思議とうるさいとは感じないんです。横で昼寝できるくらい。
また、熱い蒸気が出るので危険ともいわれるスチーム式加湿器ですが、うちは大人だけの世帯なのでこれは問題なし。
なので、電気代以外のデメリットはすべてクリアしたことになります。
いい買い物をしました。
ということで、今後加湿器を買い替える予定があるなら、スチーム式はおすすめですよ。
コメント
水道水に含まれるカルシウムのことをカルキと称しているようですが、色々と複合的に誤解しているとおもいます。
日常会話で「水道のカルキ臭」といえば塩素臭のことを指すのが普通。風呂やプールを塩素消毒するのに、錠剤を投入するだけの手軽さからカルキ(次亜塩素酸カルシウム)は一般に身近な薬剤だったので「塩素消毒といえばカルキ」であり、塩素臭はカルキ臭だった訳です。
しかし水道水に塩素を添加する目的で実際に使われているものがカルキとは限らない。恐らく次亜塩素酸ナトリウムの方が一般的かと。カルキを使っていなくても「カルキ臭」ですが「カルキと同じ臭い」である事に違いなのでそこは別におかしくないわけです。
そして水道水には元々天然ミネラルとしてのカルシウムが含まれています。水道水に含まれるカルシウムをカルキと関連付けるのはとても違和感があります。
カルキ様
それは失礼しました。
本文を訂正しておきます。