季節の北海道あるある(雪かき編)

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先日、北海道あるある冬編をご紹介しましたが、そこでは書ききれなかった雪かきにまつわるあるある話を改めてまとめました。

9割以上が実体験に基づく話なので主観がかなり入っていますが、話のネタとして読んでみて下さいね。

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雪かきの北海道あるある

北海道、特に地方の一戸建てに住んでいると、雪かきが必ずついて回ります。

面倒だからと放置しているとどんどん雪が締まって固くなるので、積もりが浅いうちにかいてしまうのが日課になります。

新しい除雪道具を買ったらドカ雪を待ち望んでしまう

雪かきは大変だけれど必ずやらなければいけないこと。

春が来れば解けるからと放置していると雪で圧迫されて窓が割れたり、駐車場が埋もれて車が出せなくなったりと大変なことになります。

 

そんな中で雪かきの労力を減らすためには、良い道具を買うほかありません。

非力な女性でも雪を持ち上げやすいようにグリップに工夫を凝らしたスコップとか、先端に金属板が付いていて厚い雪の塊をサクッと切り取れる雪かきダンプ(車のダンプではない)とか、お値段は高めながら高性能で使いやすい道具がたくさんあるんですよね。

これらを入手したら、なぜかみんな大雪を待ち望んでしまうのです。

せっかく買ったアイテムの効果を試したくてうずうずしてしまうんですよね。

強い武器を買ったら強い敵を探してしまうRPG的な考えです。

ちなみに、我が家で2年前に買った自慢のアイテムがこちらのジャンボスレー。

スノーダンプでは捨てきれない大雪の直後に買いました。

そして、買ってすぐはやっぱり更なるドカ雪を待ち望んでしまいました。

 

雪かきの労力を減らすために良い道具を買ったのに、雪を待つという矛盾。

北海道民はそれほど雪かきをストレスに感じていないのかもしれませんね。

老後の体力作りは除雪

定年退職後の老人(特におじいさん)は早朝から夜間まで、ずっと雪かきをして冬を過ごす人が多いです。

ちょっと降ったらすぐかいて……を繰り返すので、家の前はまるでロードヒーティングを入れているような片付き方。

 

この雪かきが、老後の体力作りに大きな効果を発揮していると思うのです。

雪かきは筋力と持久力をものすごく使います。そのため、他にすることが無い冬の重要なトレーニングになっているはずです。(雪かきはダイエットにも効果的と言われています)

 

ただ、雪かきに対するプライドも高く、家族が「年寄りなんだからほどほどにね」と言っても無理して、ケガをしてしまう人もいるんですよね。

雪かきトラブルが多発する

一戸建て、しかも隣家とそれほど離れていない区画にお住いの人ならきっとわかりますよね。

雪かきによってご近所さんとトラブルになることが多いということを……。

 

例えば敷地の境界線を越えて雪を捨てていたり。

屋根からの落雪がお隣の車に直撃したり。

自分の家の車を出す時に隣家の積雪を踏みつけながら出たり。

夜中にこっそり自分の家の雪をお向かいの歩道に捨てたり……。(これ、実際にやられました。スマホで簡易的に監視カメラを作って現場を押さえ、苦情を申し立てました)

 

このように、雪かきに関するトラブルは毎年そこかしこで聞かれます。

北海道民はおおらかで近所付き合いも良さそうだとか言われますが、冬のご近所バトルは本当に殺伐としていますよ。

雪かきトラブルのせいで殺人事件も起きていますからね……。

雪かきが上手な男性がモテる

北海道では運転が上手な男性よりも雪かきが上手な男性の方がモテます。

今の若い人はわかりませんが、少なくともアラフォー以上の女性は雪かき嫌いな男性への評価がとても低い。

 

男女平等であるべきと言われるようになってしばらく経ちますが、ドカ雪時の雪かきはやっぱり女性だけでは厳しいです。

次から次へと降る雪の処理は、体力の無い女性だと追いつかないことが多いんですよね。

屋根の雪下ろしなんかも体力がある男性にお任せした方が安全ということもあります。

北海道の女性には以上のような認識が強いので、雪かきを嫌がらない男性は好感度が高い!

春夏秋はどうにも冴えない男性も、冬にガッツリ雪かきする姿を見せればモテるはずです!

さいごに

いかがでしたでしょうか。北海道の雪かきあるあるでした。

 

雪かきひとつでご近所付き合いが悪くなったり、人物評価に直結したり……と、意外に人の心に影響を及ぼすものです。

でも、雪と寒さにさえ耐えられれば、北海道よりも住みやすい場所は無いと思うんですよね。

食べ物は美味しいし、住宅費は安いし、今では何でも通販で手に入るし。

北海道に移住を希望する方は、寒さ対策と雪かきの覚悟を忘れずに!(集合住宅なら関係ないかも)

 

では、今回はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます!

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