北海道はなんでも砂糖をかける

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砂糖 北海道あるある
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北海道の料理は甘めのものが多いというのは有名ですよね。

甘納豆の赤飯もそうですし、煮物、和え物、酢の物などにしっかり砂糖を使います。

料理に砂糖を使うだけではなく、食べ物に砂糖をまぶして食べるという文化もあるのです……。

 

あまり数は多くないですが、道外の人に「エエッ?!」と驚かれた砂糖がけ文化を、ここで紹介していきます。

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砂糖まぶしアメリカンドッグは有名ですよね

アメド

道東の方で、アメリカンドッグに砂糖をまぶして食べる人が多いそうです。

この話はTVなどでも紹介されているので、全国的にも有名なネタだと思います。

ソーセージの周囲のドーナツ生地に砂糖が合わないわけがなく、それにソーセージの塩気が相まって相性抜群、という話です。

なぜ道東でのみ広まっているかは謎です。ですが、コンビニなどでも希望すれば砂糖をまぶしてくれるというので、現地ではかなり一般的な食べ方のようです。

トマトに砂糖をかける

トマト

北海道育ちの私は、トマトに砂糖をかけて食べるのが北海道だけと知って驚きました。(内地にもあるかもしれないが、北海道ほどメジャーではないはず)

うちの実家でも、祖父母の家でも、隣のおうちでも、トマトに砂糖は当たり前で、しかもデザートやおやつではなく、食事時に他のおかずと一緒に並んでいるんです。

かける砂糖は大体上白糖で、塊があっても構わずドバっとかける。

私はこの食べ方は好きではありませんでしたが、他の家族は喜んで食べていました。

大人になって気付いたのですが、昔のトマト(近くでとれたやつなのかな?)は甘さが少なくぼんやりした味でした。これは北海道の気候に合わない品種だったのかもしれません。

そういう理由で、北海道ではトマトに砂糖が付き物になったのかもしれませんね。

グレープフルーツにも砂糖をかける

砂糖がけトマトを思い出す流れで、グレープフルーツにも砂糖をかけて食べていたことを思い出しました。私の記憶の限り、どのおうちでも砂糖が添えられていましたね。

半割りにして、断面に砂糖をジャリジャリにまぶして、グレープフルーツ用のスプーンで掬って食べるんです。

昔のグレープフルーツは今出回っているものよりも苦くて酸味の強いものが多く、食べやすくするために砂糖をまぶしていたようです。

グレープフルーツなんて輸入だろうし、どの地域で買っても苦くて酸っぱいだろうから、きっと全国的に砂糖かけてるでしょ!と思って調べたら、トマトと同じく北海道と東北の一部に多い習慣だそうな。

やっぱり北海道は砂糖をかけて食べるのが好きみたいです。というか、道外の人は「砂糖を直接摂取する」という行為自体に抵抗があるんでしょうか。

納豆にも砂糖をかける人がいる

納豆

北海道には納豆に砂糖をかけて混ぜる人がいます。もしかしたら少数派なのかもしれませんが、根強い人気がある食べ方のようです。私は添付のタレがあればいい人なので、砂糖納豆は食べたことがありません。

私が知る限り、砂糖納豆好きは高齢の人に多いと感じています。

この「納豆+砂糖」の食べ方の発祥は、一説によると、低温のため納豆が上手く発酵せず、粘りが少なかったために砂糖を足すようになったと言われています。今は技術が進んで北海道でも粘りが強い納豆を作れるようになりましたが、自然の力に頼っていた頃は確かに発酵しづらかったかもしれませんね。

納豆に砂糖を少し入れて混ぜると確かに粘りが増します。粘り少なめの納豆でも砂糖の効果でふんわりと糸を引き、真っ白に豆を包み込むんですよね。

なお、さすがに砂糖だけで食べるわけではなく、ここに醤油を少し加えて、甘じょっぱい納豆にするのがご飯に合って美味しいそうです。

じゃがシュガーバター

じゃがいもをふかしただけのものがおやつや昼食に出るおうち、今でもきっとあると思います。

このふかし芋、塩やバター、「通」なら塩辛などが定番ですが、最近聞くのは「砂糖とバターが美味しい」という話。いわゆるシュガーバターですね。私もたまにやります。

サツマイモよりも甘さが少ないじゃがいもも、砂糖をかけることで一気に満足感の高いおやつになるんです。そこにバターも入ると、大学芋にも負けないリッチなスイーツに(大げさ)!

でも、本当に食べやすくて美味しいので、これは道外の人にも試して頂きたい食べ方です。

なんにでも砂糖をかけて食べる割に太ってなかった

このように、北海道では砂糖がけ文化が発達していて、必然的に砂糖の摂取量が多くなっています。

この傾向は地方に行けば行くほど強くなります。寒さが厳しいせいなのか、高齢者が多いからなのか、それともお菓子屋さんが少ないために甘いものへの欲求が強いからなのか……。

でも、砂糖がけ食品がこれほど身近にあった割には、太っている子は少なかったです。運動量の違いでしょうかね。

虫歯率はきっと高かったと思いますが……。

 

今日はこんな、北海道の甘い甘い食文化の話でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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