貧血のせいでダイエット効果が出にくい理由とは

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やせない ダイエット
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「貧血の人」と言えば、顔は青白く、ほっそりした人を思い浮かべる人も多いはず……

実はそうとも限りません!貧血の人は太りやすく、ダイエット効果が出にくいという説もあるのです!

実際十代の頃から月経過多による鉄欠乏性貧血と戦っている私も痩せ型ではありません!

また、ダイエットをしても他の人より効果が出にくいのでは……?と思うことも多々あり。

その理由について、調べたり考えたりしたことを書いていきます。

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貧血だとなぜ痩せにくくなるのか!

ここでは特に、鉄欠乏性貧血の場合に考えられることを書きます。

ソースはネットで調べたことや教科書レベルの生理学、そして実体験をもとに書いているので、あくまで一論として捉えて頂くとありがたいです。

ホ〇マでっかTVと同じ感じで見てみてね!

酸素の取り込みが不十分になり、基礎代謝が下がる

鉄が不足しているということは、赤血球の色素が足りなくなるということ。

そしてそれは、酸素を運ぶ量が減ることに繋がります。

赤血球は酸素を運ぶ船で、血色素、つまりヘモグロビンは酸素を入れるコンテナのようなもの。

酸素はエネルギーを燃焼するために必要な物質ですから、それが不足すると代謝が落ちるというのは想像がつきますよね。

 

この理由から、鉄欠乏性貧血を抱えている人は貧血でない人よりも太りやすいと言えるのです。

有酸素運動の効果も出にくい

ジョグ

酸素の運搬能力が低いというのは基礎代謝以外にも悪影響を及ぼします。

 

有酸素運動は言わずもがな、酸素を取り込みつつカロリーを消費する運動。

この「酸素を取り込みつつ」というのが重要で、これがあってこその運動です。

そのため鉄欠乏性貧血だと基礎代謝が落ちるのと同じ理由で有酸素運動の効果も出にくくなってしまうのです。

いちいち身体を動かすたびすぐバテる

貧血持ちはすぐに動悸・息切れしやすいです。

そのため、普段の動作も億劫になりがち。

これは酸素が取り込みにくく、身体が酸欠状態になるせいで起こる症状です。

 

だから、運動を頑張ろうとしてもすぐバテてしまい、疲労も残りやすいです。

そのため、ダイエットを志してもなかなか精力的に運動できない体調に陥り、長続きしない……というケースが多くなります。

 

運動を伴うダイエットはきつくて……という人、あなたはもしかしたら貧血持ちかもしれません。

怠け者なのではなく、身体が運動に適した状態ではない可能性もありますよ。

ばてる

脂肪を分解するリパーゼがうまく働かない

もう一、酸素が足りないことで起こる害があります。

それは、脂肪の分解酵素である「リパーゼ」がうまく働かなくなることです。

 

リパーゼは肝臓から分泌される酵素で、食べたものの脂質を分解する働き、体脂肪を分解する働きを担います。

リパーゼによって分解された体脂肪は遊離脂肪酸とグリセリンとなり、運動によって燃焼される……という流れがいわゆる「有酸素運動による脂肪の燃焼」。

 

この酵素は機能する上で酸素が必要なので、酸欠状態だと脂肪が分解されにくいのだそうです。

と、いうことは、運動しても燃やすための脂肪を十分に分解できないうえ、その後の燃焼効率も悪くなるということですよね。

単純に食欲が増進する

食欲

最後は気持ちの問題とも言えますが……。

貧血気味だと食欲が旺盛になります。ソースは私!

体が栄養不足を察しているのか、なぜか貧血がひどい時はあれこれと食べたくなります。

空腹になるというより口淋しく、無性に何か食べたい感じでしょうか。

ダイエットとは関係ありませんが、氷を食べずにいられない氷食症も「無性に」食べたくなるんですよね。それと似ているかも。

 

この食欲を抑えきれず、ダイエット中でもたくさん食べてしまうことも多々あります……。

自分の意志の弱さが垣間見えてつらい。

ダイエットのせいで貧血になるケースも!

ここまでは貧血のせいでダイエットが滞る理由を書きましたが、ここからはおまけとして、ダイエットのせいで貧血になるケースを書いていきます。

単純に栄養不足になる

エネルギーの摂取量を抑えるあまり食事が質素になり、鉄の摂取量が低下して貧血になる人が多いそうです。

特にこれは若い子に多いケースです。

ダイエットに興味を抱くのは思春期、月経開始~数年経った頃の鉄が不足しやすい時期と重なります。

中~高校生って時間の流れが遅いので、短期決戦的なダイエットをしがちなんですよね(経験あり)。

しかもお金もないからジムとか健康器具に頼れず、知識不足の状態で食事制限なんかしたりして、必要な栄養素までそぎ落としてしまうのです。

 

こんなダイエットをしていれば確かに痩せられるかもしれませんが、貧血になってその後リバウンドしやすくなったり、月経が止まってしまったり……と悪影響が出るのは言うまでもありません。

急にハードな運動をするとスポーツ性貧血になる

ラン

これはダイエッターに限りませんが、ハードな運動を日常的に続けていると、「スポーツ性貧血」になることがあります。

激しい運動の中でも特に、陸上競技やバドミントン、テニスなど足を使う(よく走る)スポーツにそのリスクが潜んでいます。

 

この貧血が起こる原因は単純で、足の裏が地面に叩きつけられることによって赤血球が破壊され、貧血状態になるのだそうです。

だからこそ、アスリートは鉄の摂取も重要と言われているのです。

 

もちろんアスリートだけではなく、ダイエットのためにジョギングや縄跳びをしているという人も要注意です。

貧血とダイエットの相互関係は深い

……と、貧血持ちがダイエットしにくい理由、ダイエッターが貧血になりやすい理由などを書きました。

無茶なダイエットをすれば貧血になるし、貧血になったら健康的なダイエットもしにくくなる……。悪循環。

 

結論としては、ダイエットしたければまず鉄を摂れ!ということでしょうね。

貧血が解消されたらダイエットに踏み出して、健康的に痩せれば良いという話になります。

私は日常的に鉄入りドリンクを飲んだり(これまで飲んでみた鉄ドリンクの感想もこのブログに書いています)、食品から摂ったりして意識的に補っています。

食事で摂るのが面倒ならサプリメントが手っ取り早いです。

 

長くなってきましたので、今日はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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