先日、札幌市の人気の中華屋さんで食べたラム肉と長ねぎの炒め物がとても美味しかったのです。
特別な味付けはしていない様子で、恐らく下味なしのラム肉、たくさんの長ねぎ、あとは塩、黒こしょう、酒、醤油くらいでしょうか。生姜くらいは入っているかもしれませんが、主張するほどではないはず。
中華に付き物の下揚げも多分ナシ。そして炒め物なので汁はあまりありませんが、その少ない汁がとろみ付けされていました。これはきっとスープを入れているのだろう……。
ブログに書くほどの調理ではありませんが、あんまり美味しかったので記録しておきます。
ラムねぎ炒めを作る!
ここでは料理を食べて推測したレシピを書いています。
お店ではもっと手が込んでいるかもしれません。。
でもね、これでもちゃーんと美味しくできましたよ。
材料(3~4人分)
ラム肉スライス(やや厚切りの方がお店のに近い) 300g
長ねぎ 3本
生姜 1かけ
ごま油 大さじ1
塩、黒こしょう 少々
醤油 小さじ2くらい
紹興酒 大さじ1
中華スープ(お湯+スープの素で十分) 100mlくらい
水溶き片栗粉 少々
あれば花椒 少々
作り方
- ラム肉は食べやすい大きさに切る。スーパーでよく見るような切り落としならそのままでOK。
- 長ねぎは青いところも白いところも使います。一口大の斜め切り(あまりエッジを効かせない)にし、生姜はみじん切り。
- フライパンか中華鍋にごま油を熱し、生姜を入れて香り立たせる。
- ラム肉を加え炒め、8割がた火が通ったら長ねぎを入れ強火でジャッと炒める。
- 長ねぎに大体火が通ったらスープ、塩こしょう、醤油を加えて混ぜ合わせ、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。
こしょうは黒の方が合うと思いました。粗挽きにするよりも、やや細かめの方がいい。
また、食べる前に花椒を振って食べると、ラム臭さが苦手な人でも食べやすい味になります。(お店では花椒はかかっていなかった気がする)
メッチャおいしそう!ご飯に合う簡単中華
ただのネギ肉炒めなのに、ものすごく食欲を掻き立てる香りを放っています……。
ネギがたっぷりですが、しっかり火を入れたので辛くはなく甘みが出ている。でも、長ねぎの甘みって玉ねぎより控えめなので、甘ったるくはならないんですよね。
にんにくを入れていないのでラム臭さが気になるかと思いきや、ネギと生姜が上手に抑えてくれています。
おまけに花椒をかけると、華やかな香りが加わってより食欲をそそる……。
専門的な調理法や食材を使ったものばかりが本格中華ではない!と思い知る味。
ジンギスカンこそ至上の羊料理だと思い込んでいる北海道民の概念を覆す……。
羊はカロリー控えめだし、ネギ類は今の季節摂りたい食材(スーパーでも安いし)。
長ねぎの大量消費にも使えます。
単純な料理も組み合わせの妙がある
肉と野菜、しかも長ねぎ一品のみを塩こしょう醤油とスープの素で味付けしただけなのに、下手にキャベツやらピーマンやらを入れた肉野菜炒めよりも本格中華っぽい味になりました。(いや、先日お店で食べたからそう思えるだけかもしれませんが)
しかも肉が豚や鶏ではなく羊ってのがまた本格っぽい。いい意味で日本の家庭料理っぽくないというか……。
このように、単純なのに組み合わせ次第で凡庸ではない味になるものってありますよね。そういうのをどんどん勉強していきたい。
……と、ここまで書いた後、テレビで孤独のグルメの再放送を見てびっくり!
ちょうど御徒町のラム肉ネギ炒めの回でした。やっぱり中華における羊料理の定番なんでしょうかね~。
ドラマでは山椒醤油をかけて食べていました。これも今度やってみよう!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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