先日、小樽市の病院に入院した親戚のお見舞いに行ってきたので、そのついでに近くを少々散策し、お昼に食べるものを買いました。
その病院は南小樽にあるので少し歩けば運河エリア。いくらでもショップはありそうな感じですが……。
今回は敢えて地域住民が利用するパン屋さん、亀十パンに行ってきました。
親の代から既に老舗だった!亀十パン
亀十パンは昭和24年創業とのこと。今は改装して今風の佇まいですが、私が高校生の頃(20年前)はもっと古い建物でした。
ちなみにうちの母はこの近くの高校出身ですが、その頃から既に開業20年以上の老舗パン屋さんだったそうです。
ちょうどお昼ご飯時に行ったので店内には数組のお客さんがおり、店内の画像は撮れませんでした。
誰もいなくなったタイミングで辛うじて外観を撮影できただけ良しとします。
ラインナップとしては菓子パンと総菜パンが主力という感じ。クロワッサンなどもありますが、こじゃれたお店のサクサクした奴とは違う感じ。
お値段は菓子パンは100円台、総菜パンは200円台が多いです。私が高校生の頃はもっと安かった。
今回買ったパン。8枚切り食パン、と書かれていますが、厚さは一般的な6枚切りくらい。その分断面積が小さめなので、型の規格が違うんでしょうね。
そして菓子パン各種。
あんぱん、バタークリームパン、りんごジャムパン。
これらの菓子パン全てに共通するのは、どっしり密度の高いパン生地に、それぞれの具を挟んだり載せたり包んだりしているということ。
このパン生地がいかにも昔風で腹に溜まる。
そしてレトロな具の数々、日本の菓子パンの典型と言っても過言ではない。
あんぱんはあんが多すぎず、でも平たい生地に満遍なく包まれていてどこから食べてもあんこに当たります。
生地が噛み応え十分なので、フワフワパンのあんぱんのようにあんこだけ食べてる感じにならないのが好きです。
バタークリームパン。
そう言われるとバターだけのバタークリームを想像するでしょ?
違うんです、これはピーナッツバター風味のクリームなのです!
ピーナッツクリームパンも別にあるんですが、それとは違う商品。
クリームはホイップされていて食べやすいです。甘さもちょうどいい。
りんごジャムパン。
今は普通の黄色のりんごジャムとアイシングがかかっているパンですが、昔はショッキングレッドなりんごジャムでした……。
無添加礼賛時代に合わせて変えたんでしょうね。
ジャムがシャキシャキして美味しいです。昔からこれは必ず買う定番です。
食パンは翌日トーストして食べました。
やっぱり密度があるパンで、今流行りの口でとろける感じの食パンの対極にあります。
でも、腹に溜まるというか、満足感が高いパンです。バターやジャムだけ塗れば生地の美味しさが十分に味わえるし、玉子サンドや焼きそばサンドにしても具に負けない強さがある。
小樽に住んでいた時代のように頻繁に行くことはできませんが、気取らず日常的に食べたいパンがたくさんあるお店です。
亀十パン
住所 北海道小樽市入船1-5-12
TEL 0134-33-1044
営業時間 4:00~18:30 日祝休み
朝4時から営業とはすごい。
亀十のパンを食べるとお通じが良くなる説
これは私の周りの一部の人の意見なのですが、「亀十のパンを食べるとお通じが良くなる」という人が何人かいます。
理由は酵母の力なのか、それとも密度の高いパンが何か胃腸に作用しているのか……。
はっきりとした理由はわからないままですが、何か身体に合う要素があるのでしょうね。
他にも同意見の人がいたら体験談募集中……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント