籐でつくる小物とバッグの10~12号に掲載の鉢カバーを作っています。
昨日は10号掲載分、底を組んで素編みをするところまで仕上げました。
今日は11号分、「格子組み」という透かし編みの部分を編んでいきます。
鉢カバー 格子組みしていく(11号に掲載分)
格子組みというのは格子状に見えるように透かしながら組んでいく技法です。
たて芯に印を付けながら、ズレてしまわないようにその印に沿ってあみ芯を絡めていきます。
一段目
見えにくいですが、蛍光ペンで印をつけているところに沿ってあみ芯を二本縄編みしていきます。(自分の足が見えています、お目汚し失礼します)
編み始めは長いあみ芯を二つ折りにして、たて芯を挟み込むようにします。
ぐるっと一周。
おまけに二周。
二段目
二周編んだら二段目の格子組みに入ります。
同様にたて芯に印を付け、それに合わせてあみ芯を組みます。
ここで、気付かないうちにたて芯が外側に広がっていたようです……。
気付いた時には既に遅し。直径が大きくなった分あみ芯が足りなくなってしまうのではないだろうかと心配になりました。
意識してたて芯を真っ直ぐにしながら編まないといけないものだったようです。
既に修復は難しいと考え、このまま続行します。
三段目
三段目も同様に組んでいくのですが、テキストでは三段目に入る前にたて芯を外側にしごいて末広がりにするよう指示されているんですよね……。
でももう2段目からかなり広がっているので、ここでは極端に広げないように気を付けてやってみます。
最終的な直径が同じなら問題無いはず!(最終的なフォルムはかなり違ってしまいますが)
まあ、特定の鉢を入れるためのものではないので、出来上がりの形状に合った鉢植えを用意すればいいのさ……。
三段目は、二本縄編みを1段編んだところで終了です。
12号は縁を止めて格子組みに飾り付けをし、仕上げます
かかった時間は1時間。テキストの目安2時間よりもかなり短かったです。
まあ、編む量が少ないですからね。たて芯に印を付けたり、途中の広がりを発見してワタワタしている時間が大半を占めていたような気もする……。
自分の性格上、どうしても「次!次の作業は?!」とバタバタしながらやってしまうせいで、失敗を見過ごしてしまうことが多々あります。
もっと落ち着いて、テキストの写真とじっくり見比べながら作る癖を付けなければいけないなーと思いました。
料理や編み物は慣れているせいか、手が勝手に動く感じでも失敗は少ないのですが……。やっぱり覚えたての作業は間違いが出やすいですね。
まだ目が慣れていないので、失敗している点に気付きにくいということもあります。
歳取ると新しいことを覚えるのも大変だ!
さて、この続きは12号での解説になります。
12号ではさらに編み進んでからたて芯を始末し、最後に格子に絡めるように飾り付けをします。
今回はここまでになります。
続きは翌日。では、また明日。
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