「籐でつくる小物とバッグ」の3~4号に掲載されている「脚付きのパン皿」。
こんなステキ系カンパーニュとかリュスティックとかを盛り付けたい。
前回は表面の途中、素編みをするところまで編みました。
今回は、前回の続きから最後の仕上げまで一気に行います。
籐でつくる小物とバッグについての記事一覧はこちら(滞り気味)
脚付きのパン皿(後編)
私は公式サイトから定期購読を申し込んでいるので、月に一回、2号分一気に届きます。
性格上、手元にたくさん溜まってから一気に手を付けるので、このパン皿も3、4号揃ってからまとめて作業しています。
芯を足して素編みを続ける
前回は素編みの途中で終了していました。
4号はたて芯に一本ずつ芯を足して、さらに素編みを続けます。
これくらいまで引いて撮影すると、目の汚さもごまかせます。
ところで、途中黒っぽい部分があるのがわかるでしょうか。外側です。
これは、籐を水に浸けすぎるとアクが出て変色してしまう現象。全ての籐が変色するならいいのですが、「まれに出現する」程度だそうなので、どうすることもできない。まあ、カビなどではないのでそのまま続けます。
縁をうろこ止めする
こんな止め方がうろこ止め。
最後の方になると難しくなってきますが、ルールが分かるとサクサクできます。
これをやっている最中、籐の先っちょが顔や太ももにビシバシ当たって結構痛い……。
全部組み終わるとこんな感じ。
これよりももう少しお皿部分に深さが欲しいので、たて芯を引き締めて立ち上げます。
底をうろこ止めする
そして下から出たたて芯をさらにうろこ止めして脚を作ります。
脚を作って余分な芯を切った後。
これが難しい。本当に難しかった……。
上部のうろこ止めよりも芯の長さが足りない、そしてきつめに編まねばならぬというのが本当に大変。
これはかなりの技術が必要となりますよ。
完成!
脚を編んでいる時に上面が開いてしまうので、改めて適度に形を整えて完成です。
本当は何かパンを焼いて載せた状態で写真撮影したかったのですが、なんせ手がボロボロなのでパンこねは断念してお皿だけ。
後日何かステキ系パンを焼いたら改めて撮影したいと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
本来は、3号の所要時間1~2時間、4号の所要時間2~3時間でしたが、中断しなければこれより短くできます。
今回は一気に3時間もの作業だったので、手がマジでガビガビになりました。
奇しくも足の皮もガビガビ(角質パックの後)なので、何か皮膚疾患がある人のようになっています……。
今手元にあるのは5号だけなのですが、次も2号に分かれたテキストなんですよね。
なので、6~7号が到着してからのレポートになりそうです。
ちなみに、バッグの方は1~5号がひとまとまりの作業のようなので、5号を開封したらまとめてやろうかなと思っています。
では、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント