秋も深まりセーターを編みたい季節。
風工房先生の「アラン&ガンジーニット」という書籍から「メンズガンジーセーター」を編んでいます。
今回、完成までいきます。ギリギリ10月中に間に合いました。
毛糸は指定糸ではなく、デンマークから輸入の「ホルストガーンスーパーソフト」を2本取りにして、針は書籍指定よりも2号ずつ太いものを使っています。もともと手がきついので、これでゲージが合いました。
アラン&ガンジーニットからの編み物記録はこちら
前後身頃を繋ぎ合わせる!
全パーツ。スチームなどかけていないのでくるくる丸まる。
ホルストガーンの毛糸は編んだ後に洗う前提で作られているので、スチームはかけない。
最初は「洗ってから繋ぐ?それとも繋いでから洗う?」と考えましたが、襟やとじはぎに使う毛糸にも紡績油がしみ込んでいるわけで、洗ってからこの糸で襟を付けると、結局そこが固いままになってしまうんですよね。
だから、襟もとじはぎも全て終わらせて初めて洗って干すことにしました。
まず前後身頃を繋ぎ合わせて、襟を編みつけます。
襟、普通にゴム編みしてかぎ針伏せ止めなんですが、結構立っちゃう。着るとき邪魔にならないかな?
そして袖付け。
両袖付けた画像がどこかへ行ってしまった。
両袖、わきをはぎ合わせてとりあえず旦那に試着させる。
部屋着のときに無理やり着せたので下がステテコパンツです。すみません。
洗う前だと模様はくっきり。でもゴワゴワしている。
旦那、肩幅は広い方だと思うのですが、ちょっと余り気味か。その影響で袖も余っている。
洗えば縮むかもと思って、洗いにかけます。
洗う!
例によって染料がどんどん水に溶け出てくる。ウール洗剤入れて2回洗い、
3回くらいすすぎました。今思うと洗いすぎだったか……?(結果的にのびてしまった部分がある)
そしてネットに入れて、洗濯機で脱水します。
平干しする!
バスタオルを重ねた上に平干し。
洗う前とはかなり様子が異なる。身幅が大きくなってしまった……。
逆に、寸の方は少し詰まりました。
洗うと縦に縮む毛糸なのでしょうか?しかし袖は伸び気味、矛盾している。洗い方の問題かもしれない。
袖と身幅、乾けば多少締まると信じて、乾くのを待つ。
完成&試着!
乾いた。身幅も広いまま、そしてやっぱり袖が長いか……。
でも、身頃の寸が3cmほど短くなっただけで、袖の長さも身幅も書籍通りなので、失敗ではないはず。
模様はやっぱり洗うと寝てしまう。でも、模様もりもりのセーターとは違って、この控えめな感じもいいと思います。
これを昨晩同様旦那に着せてみる。
出勤前、ワイシャツの上から無理やり着せたので下がスラックスです。
あらら、だいぶ袖が長いですね。そうだった、うちの旦那は肩幅は広いけど腕は短いんだった。(私より背が高いのに私より腕が短いという)
つまり、書籍のモデルさんはスタイルが良いということですね。
ついでに自分でも試着。
旦那はもう出勤してしまったので自撮りです。やっぱり袖が長い。また身幅が大きすぎて、脇の下に生地が溜まる感じがある。
私が着るのはかなり着こなしを工夫する必要がありそうです。
旦那にジャストサイズでないのが少々残念
旦那用に編んだけれど、ちょっとサイズが大きいですね。オッサンの萌え袖というのはどうなんでしょう?
うーん、伸びた編み目を縮めるためにスチームアイロンとかかけてリカバーしてみますか。
それか、もう少し体格の良い方に譲り渡すか……。
着る人を選ぶセーターではありますが、我ながらなんとも上質感のあるものに仕上がったと思います。これはデザインと毛糸の良さもあるでしょうね。
やっぱり、手編みのセーターはいいですね。
今年中にもう一枚くらい編めるだろうか……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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