少し前にUPした刺繍のクッションカバー作りがとても楽しかったので、もう一枚作ろうと思います。
やっぱりマカベアリス先生の「マカベアリスの刺繍物語」という書籍の図案から頂きます。
すごく刺しやすいし、インテリアにしてもシックすぎずファンシーすぎず、ほどよく存在感があって素敵です。
二枚目のクッションカバーは、こちらの「夏の緑のサンプラー」という図案です。
既に真冬というこのときに「夏の緑」とは季節外れな感じですが、寒い中夏の若草を思い浮かべながら刺すのもまた一興です。
こちらも糸と布を指定外で用意している
前のクッションカバーもそうでしたが、今回も指定外の布、糸を使いました。
布は「リネンのお店Cadeau屋」さんというところで、普通厚さのオートミール色のリネン生地を買いました。
刺繍糸は、ぐっとお安い中国製のもの。大量に入って500円とか1000未満とかで売られている激安品。材質は綿と記載がありましたが、DMCやオリムパスのものよりも光沢が強い気がする。
ただ、一部水で濡らすと色落ちするものもありましたので、薄い色の布に刺すときは注意が必要。
これらと、手芸店で安く売っている接着芯で作ります。
これまでは100均の片面接着芯を使っていましたが、かなり剥げやすい。洗うと浮いてくる部分が多かったので、それより少しだけ高いものに変えました。100均より単価は高いが、一枚の面積が広いのでコスパはそれほど悪くない。
この接着芯を、47cm四方に裁断した布に縫い代までしっかり貼り付ける。
そしてほつれ防止に縁をかがり縫いしておきます。
今回も43cm角のヌードクッションに合わせたカバーにする予定です。
図案写しはカーボン用紙で
図案は書籍にある大きさではクッションカバーにするには小さいので、1.4倍コピーしてから写しました。
前に、カーボン用紙で図案を写すと洗っても落ちない、という話を書きましたが、結局薄い色の生地だとこれが一番写しやすいんですよね。
チャコペーパーもルシアンの刺繍用コピーペーパーも試しましたが、やっぱりカーボン用紙が一番シャープに写る。
今回作るクッションカバーは自宅用だし、書き損じしなければいいかと、カーボン用紙を使いました。大きな書き損じもなく写せたので良しとしよう。
そして、図案の通りだと布地の余白が多くなりそうなので自分で少し草を数本書き足し。
近い色で代用しながら刺していきます
準備が完了したところで刺していきます。
一番多く使う色、オリムパスの214番(=手持ちの激安糸の580番)のところから刺していこうと思い、この三つ葉のような植物から刺し始めたのですが、思ったより糸を使う。
これは、一束では足りない可能性がでてきた。
ということで、おそらく一束も使わないであろう別な色のところから埋めていって、最後に214番(の代用の580番)で順に刺して、足りなくなったら近い色でバランスを見ながら差し替えていく作戦でいきます。
濃淡いろいろの緑色でこまごましたところ(虫モチーフ除く)を刺し終わり、
やっと214番の代用の580番に取り掛かろうというところ。どう考えても残量が足りない……。
なので、使用糸の中から適当に選んで埋めていきます。
葉っぱ部分全て刺し終わり。
最後に!テントウムシとアリさんの虫モチーフを刺して、完成!
クッションカバーに仕立てて完成!
刺繍枠の皺でくしゃくしゃだし、長期間かけたので汚れている気がするので、これを洗って、半乾きまで干してアイロンをかけます。
やっぱりカーボン用紙の色は落ちないですね。でも遠目からは目立たないからいいか……。
そして同じサイズの裏布と40cmファスナーと縫い合わせ、クッションカバーに仕立てて完成。
なんか、図案が左に寄っているような……?まあいいか!
夏らしいさわやかな図案が映えます。実際はぬくぬく暖房&加湿器がボッコボコに沸いた部屋ですが……。
今は冬ですが、もうじゃんじゃん使っていきます
このクッションカバーはさっそく自宅のソファに。白っぽいソファだと同化してしまいますね。
ということで、別な茶色のソファに置いてみる。
リネンのさらっとした肌触りが心地よいです。
心地よすぎて、たまに刺繍面に頬が乗った状態で昼寝をしてしまい、顔に図案が写ることが……。
もう年齢的に顔についた跡が消えにくくなってきているので、気を付けなければ!
リネンの刺繍入りクッションカバー、いいですね。インテリアとしても、使い心地も。
うーん、もう一枚作りたい……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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