やっと編み上がった!Gen!
あーーー長かったーーーーー!確か9月から編んでるから、5カ月くらいかかったことになるのか……。
前回の報告から出来上がりまでの記録をこちらに記します。
Genの編み終わりまで!
こちらに掲載の星野源さん着用セーター「Gen」を編んでいます。
さて、前回は片袖を編むところまでできていました。
この状態で、約2カ月ほど寝かせてしまいました……。
ここから右袖同様に左袖を付けるのに大体2~3日。やり始めると早いんです。
ちょいちょい見える色付きの糸は、段数リング代わりです……。
ちなみに、袖口は伏せ止め。伸縮性が心配でしたが、結構袖に太さがあるので結果的に大丈夫でした。
そして、二つに重ねて、
両脇をすくいとじします。
モヘア毛糸なもんだから、目が拾いにくくてとても大変でした。
片脇をとじるのに2~3時間くらいかかったかも。私が慣れていないだけか……。
しかも、途中でやめるとどの目を拾うべきかわからなくなるので、ぶっ通してやらなければいけなかった。
とじ終わったら、襟を編みます。普通の二目ゴム編み、そして本には伏せ止めと書かれている……が!!!
伏せ止めするときつくて頭が出ない!!
頭が大きいからか、手がきつすぎるのか……。星野源さんの頭が小さいのか……。
ということで、急遽ほどいてゴム編み止め。苦手なんですが……。
ゴム編み止めするとやっと頭が出るようになりました。それでも少しきつくて、まとめ髪をしていると出ないかも。
とじてみると身頃がかなりゆったりめ、そして意外と袖が細く見えますね。
セーターはこれで完成ではありません。
水通しの作業があります。
水通し、というか、洗いですね。おしゃれ着用洗剤と水道の冷水で編み目を安定させる+毛糸の汚れを落とします。
普段手紡ぎ毛糸で編んだものを縮絨するときはお風呂くらいのぬるま湯を使っていますが、モヘアは冬の冷水が適しているのだそうです。
モヘアのように毛羽を立てたい毛糸の場合は、熱によって毛を絡ませると風合いが悪くなってしまうためとのこと。
北海道ですから、この日の水温は10℃以下。素手では厳しいのでゴム手袋着用で。
洗剤洗いののち柔軟剤をかけたらネットに入れて洗濯機で軽く脱水し、タオルの上で平干しします。ハンガー干しだと伸びてしまう!
乾燥する季節なので一日でしっかり乾きました。
撮影環境のせいか色が白んでいますが、洗うことで色あせたわけではありません。
これで、一応完成となります。
着てみる
これは人にプレゼントする用ですが、服のサイズは同じくらい(11号程度)なので、私が着てサイズ感を確認します。
元々ポッチャリしてるということもありますが、ふっくらして見えますね。星野源さんの着用写真とはちょっと違う……。
星野源さんのはもっとシュッとした着用感でした。やっぱり手が緩いのでしょうか。
わかりにくいんですが中にはシャツを着ています。素肌ではチクチクしますね。
丈はお尻のちょっと上くらい。袖は少し短いんですが、私が異常に腕長なだけなので、普通の人ならジャストかそれ以上だと思います。
あとはきれいに畳んでラッピングして完了!!
最終的な使用毛糸は
最終的に、毛糸は330gくらい使いました。
書籍では309g使用ということになっていますが、半玉くらい余計に使ったことになります。
まあ、正規の毛糸とは違うモヘア糸なので仕方がないのかもしれない。
ちなみに書籍で使用されている糸はこちら。
こちらのグレーを使用されています。
本当なら同じ毛糸、同じ色で編むべきでしたが、毛糸を買うところから始めるとかなりお金がかかるので、なかなか難しかったと思います。
間に合わせの毛糸を使った割にはしっかりした出来になって良かったです。
やっとプレゼントできる……
前にも書いた気がしますが、実はこれ、友達の誕生日プレゼントにするつもりでした。と言っても11月なんですが……。
とっくに過ぎてるわ!!!
でも、気長に待ってくれている友人に感謝です。着てもらえるのは来年になるかな……。
編み物は好きなんですが、料理と違って毎日のルーティーンに組み込めないから滞りがちになります。
調子が良い時は一日中編んでいるんですが、肩こりや頭痛などで一旦ストップするとそのまま一ヶ月放置とか、ザラです。
プロのニッターさんを心から尊敬します。
そんなことを言いつつも、もう次の作品にチャレンジしています……。これはいつ完成するのかな?
誰かに差し上げるものではないので、より時間がかかりそうな予感。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント