南1条西15丁目にある「Space1-15」という、古いマンションをリノベーションした商業施設をご存知でしょうか。
もと住居用だったお部屋を、雑貨店、アクセサリー店、カフェなど様々な形態で再利用しているとても楽しい施設なのですが、私はその中でも特に「カプセルモンスター」というお菓子屋さんが大好きなのです。
前にお菓子屋さんの方のレポは書いたことがあります。

これを書いてからしばらく後、イートインできるカフェもできたという話を聞いて、ずっと行きたいと思っていました。
今回、やっとチャンスに恵まれましたので、カプセルモンスターでカフェを利用した流れを書いていきます。
※お店に伺ったのは10月末です。11月現在、営業時間等変更となっている可能性があります。
ケーキをショップで買って、カフェに自分で持ち込む
カプセルモンスターのケーキを併設カフェで楽しむためには、まずはお菓子の販売のみを行っている503号室(エレベーターを降りてすぐ左手側にある部屋)で購入する必要があります。
こちらでケーキを選んで「カフェで食べます」と伝えて、先にケーキだけの会計を済ませます。
私は他のお菓子もついでに買いました。ここで会計が2000円以上になると、かわいいイラストのメッセージカードをおまけに付けてくれます。
イートインするためのケーキはよくあるケーキ箱に入れて渡されるので、これを自分でカフェに持ち込むという流れ。
カフェは同じフロアにありますが、部屋同士が繋がっているわけではないので自分で運ぶ必要があるんですね。
カフェは507号室、フロアの奥の奥の方にあります。
入口にはドリンクメニュー一覧が。
ドリンクはコーヒー類、紅茶類、ショコラショーなど豊富めですが、カフェデザートはカタラーナのみ。ケーキを持ち込む前提のメニュー展開なのでしょうね。
507号室の中は、ボックス席が1組、あとは壁に向いたカウンターが6席あるのみです。
入ると席に着く前にケーキを渡してドリンクオーダー、会計まで済ませます。ケーキを持ち込むとドリンクは100円引きになります。
土曜日でしたがこの時はすいていて、すぐにドリンクとケーキが盛り付けられて運ばれます。
飲み物はカプセルモンスターブレンドのマイルド、機械で淹れるアメリカーノタイプなので泡が立っている。おまけにココナッツのメレンゲが一つ付きます。
ケーキはショコラブラン3というもの。ホワイトチョコのクリームにチェリーなどが入っています。500円。
薄ーいチョコレートで包まれていて、フォークを入れると「カシャッ」と割れる繊細さ。
真っ白なクリームはホワイトチョコの甘い香りがしっかりする、そこにお酒がきいたチェリーと、ミルクチョコのクリームが仕込まれています。
表面の薄いチョコのパリパリ、チェリーのシャクっとした歯ごたえがアクセントになります。
カプセルモンスターのケーキはついついバタークリーム系を選びがちなのですが、今日はこの柔らか食感のケーキにして良かった。優しい味なのにインパクトがあって飽きないです。
一緒に行った友人はフレジェ。
上部の真っ赤、金粉、断面のクリーム色といちご、角のシャープさ、どこを取っても美しい。
そして美しいだけではなく美味しそうでもある。いつ見ても芸術的だと思います。
フレジェは私も何度も食べているのですが、いつ食べてもバタークリームの風味、固さ、味といちごの酸味のバランスに感動する。友人も感動していました。
おまけに添えられたココナッツのメレンゲもサクッとしていて、苦めのコーヒーの口直しにぴったりでした。
コーヒーは機械淹れの味ではありましたが、280円という値段を考えれば十分です。
コーヒーもこだわったのがいい!という人は、同じ建物3階の「書庫303」というカフェ、または少し離れたビルにある「喫茶つばらつばら」にも持ち込み可能で、ここではネルドリップのコーヒーが飲めるそうです。参考までに。
CAPSULE MONSTER(カプセルモンスター)
住所:札幌市中央区南1条西15丁目 販売店舗は503号室、カフェは507号室
TEL:011-633-0656
営業時間:12:00~19:00
菓子販売の営業曜日は木~日、月が多いですが、変わることもあるようです。
カフェは当面土日のみだそうです。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
イートイン併設は遠くから来た人に嬉しいね
この日一緒に食べた友人はちょっと遠くに住んでいる人で、札幌から生ケーキを持ち帰るのが難しいのだそうです。
だから、要冷蔵のケーキは持ち帰れず、イートインが併設されていないケーキ屋さんはなかなか行きにくいのだとか。
カプセルモンスターがカフェも営業するようになって、買ってすぐに食べられるようになって良かったみたいです。(書庫303では前からイートインできたけれど、行く機会がなかった)
カプセルモンスターのような有名店はきっと遠くからもお客さんが来ると思うので、より多くの人が楽しめるようになったのはいいことですね。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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