前回に引き続き、手抜き料理をご紹介。
今回は夏から秋にかけて旬のいわしを洋風に煮た料理をメインにして献立を作成しています。
北海道でも今、いわしがとても安いです!
ルール
ルールは前回同様、
- 包丁を使わない
- 調味料を細かく計量しない
- 鍋やフライパンとガス火を使うのは一品のみ
で行かせて頂きます。
でも、さすがに「切る」という作業無しでできる料理は限られているので、ピーラー、スライサーとキッチンばさみ、おろし金くらいは使用して良いことにします。
また、加熱調理一回縛りでは生ものばかりになるので、電子レンジを使う加熱は回数をカウントしないこととします。
洋風×ご飯の、いわしのトマト煮献立!
実は今日の夕食がいわしのトマト煮なんです。
これ、いわしをお店で処理してもらえば包丁いらずで作れるということに気付いてしまいました。
献立は以下の通り。
ご飯(パンも合います)
いわしのトマト煮(汁物を兼ねています)
卵のココット
せん切り野菜サラダ
ご飯以外の3品の作り方をご紹介しますね。
いわしのトマト煮の作り方
【材料/4人分】
いわし(1尾100gくらいだと正味可食部は50gくらいです) 8尾(魚屋やスーパーで3枚におろしてもらう。)
ししとう 8本
新じゃが 8個
にんにく 2かけ
オリーブオイル カップ1/4
トマト缶 1缶
ローリエ 2枚
塩 少々
固形ブイヨン 2個
白ワイン カップ1/2
水 カップ2
バジル、ドライパセリ 少々
【作り方】
- にんにくは拳や木べらで潰し、ししとうは軸をはさみで切る。新じゃがはきれいに洗う(皮ごと使う)。
- 厚手の鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、ししとうと新じゃが→ローリエ→いわし→トマト缶→塩とブイヨン→白ワインと水→バジルとドライパセリの順に重ねる。
- 蓋をして弱火にかけ、30分コトコトと煮る。
- 30分後、汁の味を見て薄ければ塩で調えてできあがり。
いわしは生をいきなり鍋に重ねて加熱しても大丈夫なのです。煮崩れないように弱火で煮ましょう。
本当はピーマンを使うのですが、ししとうでも同じ味になります。
じゃがいもも大きなものなら切る必要がありますが、せっかく新じゃがの季節なので丸ごと入れましょう。
卵のココット
【材料/4人分】
卵 4個
ミックスベジタブル 大さじ4
ハム 2枚
ケチャップ、醤油などお好みで
【作り方】
- ハムはキッチンばさみで短冊切りにする。
- ココット型にミックスベジタブル、ハムを入れ、卵を割り入れて水大さじ1ずつ入れる。
- 卵の黄身に竹串を数か所に分けて刺し、ラップをして電子レンジ(500w)で1分10~20秒加熱する。(電子レンジによって火の入り具合に差があるので、1分を過ぎたらこまめに様子を見るようにして下さい)
- 卵に火が通ったら器に残った水を捨て、ケチャップや醤油をかけて食べる。
ひと手間かけて美味しくするなら、レンジ加熱の後にシュレッドチーズをかけてトースターで焦げ目がつくくらい焼くとより豪華に。
卵のココットは朝食にも向く料理ですね。
せん切り野菜サラダ
【材料/4人分】
大根 10cmくらい
人参 10cmくらい
きゅうり 1本
キャベツ 2枚くらい
お好みのドレッシング 適量
【作り方】
- 全ての野菜はスライサーで千切りにして水にさらす。
- 野菜の水気を切って盛り付け、ドレッシングをかけて食べる。
ここではシンプルに大根人参きゅうりキャベツでまとめていますが、野菜の水気を切った後にツナを和えるとボリュームが出ます。
包丁を使わず作れる料理を極めたい
いかがでしたでしょうか。今回も包丁を使わず何とか一献立が成立しました。(無理があるか……?)
手抜き料理とは言え、包丁くらいは多少使うという人が圧倒的に多いでしょう。
でも、なぜ「包丁を使わない」にこだわるかと言うと、友人から「包丁が使えない」という悩みを持つ人がいると聞いたからです。
どのような事情で包丁を使えないのかはわかりませんが、それが障害となって料理が難しいのだとか。
そんな人でも包丁いらずでそれなりにちゃんとした料理を作れるということを知って欲しくて、こんな企画を考えてみたのです。
今は便利グッズも増えていますし、カットされた食材もたくさん売られています。
それらをうまく利用すれば、包丁を使わなくても十分に美味しいものは作れます。
今後もこんな献立を考えたいなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。では、また会う日まで。
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