ある日カルディで見かけたフリーズドライ食品。
なんと、茶碗蒸しまでフリーズドライで……?!と一瞬戦慄が走りましたが、よくよく見ると出汁と具がフリーズドライされているだけで、別途卵が必要みたいですね。
とは言え蒸し器を使わず電子レンジで作れるとなると、手軽ということには変わりない。
早速買って、夕食に出すべく作ってみました!
フリーズドライの茶碗蒸しの素で茶碗蒸しを作る!
この茶碗蒸しの素は1つ150円くらいで、カルディコーヒーファームの和素材コーナーあたりに吊るして陳列されています。
1パックに卵1個を使い、2つの茶碗蒸しが作れると書かれています。
だとしても1人前が少なそうだな……と思いましたが、既に調味済みの食品なので、お湯を増やしたり卵を増やしたりすると味が薄くなってしまう。
とりあえず説明通りに作ります。
お湯を沸かして、ボウルに入れた茶碗蒸しの素に注ぐ、1パックにつき200ml、カップ一杯のお湯を使います。
そして具などがしっかり戻ったら、そのまましばし冷ます。すぐに卵を入れたら火が入ってしまうからですね。
40℃くらいまで冷まして、卵1個を溶いて入れる。先日買った双子卵なので黄身が2つに見えますが、1個しか入れていません(この双子卵の購入先は後日)
ここではなめらかにするために溶き卵に少しだけ出汁を足してのばし、一度漉します。
本来の茶碗蒸しの作り方だと出汁と混ぜてから漉しますが、もう出汁には具が入ってしまっているので、先に漉してしまうわけです。
そして器に注いで、蓋をせずに電子レンジで加熱!これだけで完成。
↓
500w3分では真ん中が生だったので、表示より20秒ほど長く蒸しました。まだグツグツ言ってる。
どうでしょうか、ちゃんと作れただろうか。
いや、卵はちゃんとした生卵を使っているから、火を通せば固まるのは当たり前なんですが……。
しっかりぷるっと固まった、正真正銘の茶碗蒸しです!
冷えたのも好きだけど、やっぱりホカホカのはたまらない。
出汁のベースになっているのが鰹と貝柱なので、香りが豊かですごくおいしい!薄味なんですが、物足りなさはない。そして自然な味。化学調味料不使用が自慢の商品らしい。
具は桜エビ、貝柱、三つ葉、椎茸。三つ葉以外はどれも乾物にして美味しい上、出汁が良く出る食材。無駄がない……!!
茶碗蒸しは和食の世界ではおかずではなく汁物の扱いなのですが、こんなのが普段の汁物の代わりに出てきたら小躍りしちゃいますよ。電子レンジでできるなんて……・
これは便利だ―!
要するに生卵とだし汁さえあれば電子レンジで茶碗蒸しが作れるということなのですが、フリーズドライの具を入れたのがこの商品のポイントでしょうね。
だって、出汁の素と卵があれば電子レンジでも作れるのは知っているけど、やっぱり具を用意するのが面倒で作るのをやめたこと、何回もあるもん……。
その「具の用意が面倒」という弱点を突いた、いい商品だと思います。
結構前からある商品みたい
私がこれを見つけたのはつい最近ですが、実はこの商品は2014年にデビューした商品のよう。
今回買った和風のほか、中華風と紅ズワイ入りのものもあるようです。今後見かけたらそれらも買ってみよう。
全ての味がセットになったものも通販で売られています!
茶碗蒸しと言えば正月と回転ずしに行ったときくらいしか食べていませんでしたが、こんなに簡単に作れるなら今後もっと作ろう……!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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