ビスコッティというイタリアの焼き菓子が好きです。
粉と卵と砂糖の素朴な生地にナッツやチョコを練り合わせて作る単純なお菓子ですが、おせんべいのように歯応えがあって、素材の風味がわかりやすくて家でちょっとつまむのにちょうど良いのです。
最近はおしゃれなカフェなどで飲み物と一緒に提供されているのをよく見ますが、実は家で作るのもかなり簡単。
今回は、その作り方をお話しします。
ビスコッティは二度焼くという意味
ビスコッティというのは、イタリア語で二度焼くという意味です。
イタリアでは「ビスコッティ」というといくつも種類があるようで、ここで紹介するナッツ入りのガリッと固いお菓子は「カントゥッチーニ」というようです。
でも、日本ではビスコッティと言えばこのタイプのお菓子を指すことが多いようなので、ここではビスコッティで統一させて頂きます。
今回はアーモンドとチョコを入れて、コーヒーによく合うものを作りますよ~。
材料(15枚くらい)
薄力粉 120g
塩 ひとつまみ
ベーキングパウダー 小さじ1/2
砂糖60g
全卵 1個
卵黄 1個分←白身は別な料理に使いましょう
アーモンド 40g(乾煎りしてざくざく切っておく)
チョコレート 60g(包丁などで大き目に砕いておく)
アーモンドとチョコレートはもっとたくさん入れてもいい!
成形用のサラダ油 少々
※オーブンを180℃に予熱しておく。
天板にオーブンシートを敷いておく。
作り方
- 薄力粉と塩とベーキングパウダーをふるっておく。卵を溶きほぐしておく。
- ふるった粉類と砂糖を混ぜ、その上から溶いた卵を混ぜてカードなどでざっくり混ぜる。
- 粉気がほぼ無くなってひとまとまりになったらアーモンドとチョコレートを入れて練り込む。
- 手にサラダ油を付け、3をオーブンシートの上でなまこ型にまとめる。
- 180℃のオーブンで20分焼き、一旦取り出し、熱いうちに1~2cmくらいの厚さにスライスする。すごく崩れやすいので注意!
- 5を天板に並べ、再び180℃で10分焼く(途中で一度ひっくり返す。)
↓
- 焼き上がったら網に取り、冷ます。
ガリッとしっかり水分が抜けたら、出来上がり!
今回はアーモンドとチョコで作っていますが、くるみ、レーズン、ドライいちじく、オレンジピール、ごま、チアシードなどなど、お好きなドライフルーツやナッツを入れるとアレンジは無限大になります!
飲み物に浸して食べるのが本式
このガリガリに固いお菓子は、カフェオレやエスプレッソ、紅茶などの飲み物に浸してソフトにしてから食べるのが本式だそうです。
それに倣い、私もカフェオレで。
実は私、わざわざふやかさずにガリゴリ食べるのが好きなのですが、カフェオレに浸すとそれもまた美味しい。どう食べるかはお好みでしょうね。
このビスコッティは密閉容器に入れて保管すれば、一週間くらいは変わらない味が楽しめます。
コーヒーのお供に常備しておくと便利ですよ。
ビスコッティはヘルシーなんですよ
材料を見てお気付きの方もいると思いますが、ビスコッティはバターやサラダ油などの油脂類がほとんど入りません。(成形時に手に少量付けるだけ)
そのため、バターたっぷりのクッキー類よりもカロリーが低めになっています。
ナッツをたくさん入れれば美容にも良さそうですね。
是非作ってみてください。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント