北海道民ならみんな大好きなザンギ。全国的には鶏のから揚げと言った方が通りが良いですが、こちらも嫌いな人は少ないはず。
ザンギにしろから揚げにしろ、味付けや衣はご家庭ごとに異なると言われています。
うちでは醤油+にんにく+生姜で味付けし、卵と片栗粉の衣を纏わせて揚げるのが定番でしたが、試しに米粉で揚げたら……これが超うまい!
米粉でザンギを揚げてみよう
今回は、醤油麹や塩麴ではなく普通の味付け、つまり醤油+酒+にんにく+生姜に、砂糖やごま油、五香粉などを少量加えた一般的なザンギです。
このブログの中では麹を使用したりマヨネーズ衣にしてみたり、色々冒険していますが、普段ははこんな味付けで作っています。
そして、衣にする粉を片栗粉から米粉に変更したのが今回のレシピ。
使う米粉は上新粉ではなく粒子の細かい製菓用米粉。でも、上新粉でもいけると思います。
前日に下味付けし、揚げる直前に卵と米粉をまぶす
右のボウルは前日下味付けまで終わらせています。鶏モモ3枚分。そこに、全卵2個を入れてさらに揉み込んでいます。
左は今回使用した製菓用米粉、プリンセスロードです。国産あきたこまちを粉末にしたものです。
こちらに米粉を1~1.5カップくらい入れてまぶす。手袋をはいているのは、前日に指を火傷しているからです……。
ボウル小さかった……。
しっかり衣を纏わせたら、170℃の油に投入!
今回は、170℃の油に投入→いったん下がった温度が再び170℃に上がってから1分半→引き上げて余熱で1分→180℃の油で1分、という順に揚げています。先日の熱烈ホットサンドでそんな揚げ方が紹介されていた。
これで、大ぶりのザンギでも全て中まで火が通りました。
米粉のザンギはカラッと軽い
きれいに色づいたザンギを頂きます。
揚げたては衣が乾いた感じというか、カラリとしています。
片栗粉のザンギほどバリッとせず、小麦粉のザンギよりもしっかりという印象です。
噛むと、カリッと香ばしい。さすが米粉、おせんべいというか、どこか歌舞伎揚げに似た味と風味を感じます。
卵が入っているので内側はソフトなんですが、揚げ油に触れたところが全て香ばしい。このメリハリが美味しい。
そして、米粉のでんぷん質のおかげなのか、揚げ方が良かったのか、肉汁をもらさずしっかりキープしています。
これは、今までのどのザンギより美味しい!!というのが旦那と私の共通意見。
ザンギの衣は米粉+卵が最高だ!という結論に至りました。製菓用米粉は片栗粉よりも高いのですが、今後は米粉でやろうと決めました。それくらい美味しいです。
翌日のザンギは
鶏モモ3枚分ですから、二人で一度に食べきれません。残りの分は旦那の弁当と私の翌日のお昼です。
ということで冷めたザンギを食べてみます。
冷蔵庫に入れていたので、温め直しをしないと肉が締まってしまっていますが、これはこれで噛むほど味が出て美味しい。
レンジで温め直すと、やっぱり衣が多少衣がふにゃっとします。が、片栗粉ザンギのようにモソモソと剥がれる感じではなく、もっちりしながら肉に絡んだまま。そして衣だけを食べても肉の味が出て美味しかったです。
つまり、米粉ザンギはお弁当向きでもあるということ!これは素晴らしい。
米粉ザンギよ普及せよ
こんなにメリットが多い米粉ザンギ、もっと普及してほしい。
道産米を使って付加価値を付けるとかしてさ~。
これは機能性・味共に片栗粉や小麦粉よりも優れていると思います。家庭で作る際もおすすめです!
ということで今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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