いつもはカヌレは買って食べていますが、たまには自分で作ります。
先日、友人宅への訪問の手土産にするために3日かけて作りましたよ。その記録です。
作り方をご紹介したいところですが、グレーテルのかまどのレシピを使って、焼き時間だけを変えているので詳しい方法は公式サイトをご覧ください。
レシピでは12個できる分量なのですが、型が10個しかなかったので残りはココット型に入れて焼いてみました。そしたら見事失敗!異常に膨らんで、型から出したら底がお椀状になってしまいました。プリン型にしておけば良かったかな?
ざっくりしたカヌレの作り方(レシピは公式サイト参照)
カヌレの大まかな作り方は、
- 牛乳にバニラビーンズを入れて沸かして冷ます→一晩放置
- 粉類、砂糖を合わせたものに1と溶き卵を混ぜる
- ラム酒やちょっと焦がした溶かしバターを入れてさらに一晩放置
- 型にハチミツとバターを塗っておく(今はお菓子屋さんでも蜜蝋を使わないレシピが一般的だそうです)
- 一度混ぜて濃度を均等にして型に流して200℃で1時間焼く
という感じ。ですが、うちの東芝石窯オーブンでは1時間では色が弱いんですよね。
なので、いつも70分くらいは焼いています。これくらい焼いた方が皮がしっかり目で私好みなんです。
ちなみにこれが焼く直前の姿。黒く見えているのはバニラビーンズのさやです。焼く前に取り除きます。
どうしても焦がしバターが分離して固まってしまうんですよね。だから、少し室温に戻して均等にしてから漉して型に注いでいます。
焼きあがって少し冷めたのを半分にした様子です。いい具合にスが入っている。
夜なので写真暗くてすみません。
カヌレの型について
カヌレの型には銅製、スチールにテフロン加工、シリコンなどがありますが、私はスチールにテフロンを使っています。(本当は銅が欲しかったけれど、1個1000円するんだぜ!)
私が買ったのは、これと同じタイプだけれどレシピが付いていないばら売りの方でした。でも、結局たくさんできてしまうので、10個セットを買った方が手っ取り早いです。グレーテルのかまどレシピで作るなら是非12個買うことをおすすめします。
テフロンならバターが薄めでもするっと型から抜けますし、失敗例でよく見かけるような膨らみ過ぎて溢れる現象も起きませんでした。
お店のちょっとお高いカヌレはきっと銅製の型を使っていると思いますが(勾配が無いのが特徴)、味に遜色はないように感じました。
味の感想 次は甘さ控えめで!
このレシピ、主材料は牛乳と砂糖と卵なのですが、ラム酒とバニラがたくさん入っているのでとてもリッチな、特別感のあるお味になるのでお気に入りなんです。
ただ、このレシピのお味はすっごい甘いので(12個に250gの砂糖使用!)、次回は砂糖を1~2割減らしてもいいかなと思います。
また、牛乳が多めでプリン感が強いので、可能であればもう少し粉を増やして焼き菓子感を出したいです。
でも、ヘタにレシピを変えてしまうと失敗するかもしれません。慎重にやろう。
もし改変レシピで美味しく&失敗せずに作れたらまたご報告しますね。その時はオリジナルとしてレシピを紹介したいと思います。
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