こういうものを他人に食べさせてはいけないという話

スポンサーリンク
NG 料理・食べ物考
スポンサーリンク

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

あっ……、今日でこのブログも900記事めなんですね。

あと100記事で1000記事になるのか、我ながら続いているなと思います。

 

大きな節目まではあと一歩、というところですが、今日はちょっと思うところがあったので雑談をしたいと思います。

 

自分は他人に作ってごちそうしたり、おすそ分けをしたりすることが多いのですが、実は自分が「される側」になるのはちょっと苦手な性分なのです。

「自分が相手にするのはよくて、されるのは嫌」という身勝手な話では無くて、「私だったらこんなものを他人には出せない……」と思うことが多いという話。

自分が他人に差し上げるときは、強要はしない(断りやすい勧め方をする)し、衛生管理もそれなりにやっているつもりです。

 

世間には、自分が作ったものや家にあるものを誰かに食べさせたい人は少なくないと思います。

もちろん衛生管理その他を意識している方が圧倒的に多数だと思いますが、その辺が杜撰な人っていますよね。

今回は、「それ他人に食べさせたらダメでしょ!」というものを、実体験を踏まえてお話ししていきたいと思います。

ほとんど愚痴に近い上、嘘でしょ?!と言いたくなるような不衛生な話も出てくるので、苦手な方は読まずにスルー推奨です……。

スポンサーリンク

こんなものを他人に食べさせてはいけないよという話

ここで出てくるお話全て、実体験によるものです。

その体験は、ほとんどが特定の方、しかも立場上文句も言えず、断ることもできず、その場から逃げてやり過ごすことができない相手からのごちそうだったりします……。(既婚女性の方は、誰からのものかご推察頂きたい)

異物混入している食べ物をすすめてくる

当たり前ですが、衛生管理がまずい食べ物は他人(家族であっても)に出してはなりません。

 

目に見えるものだけでも髪の毛が入っている、動物の毛が入っている、虫が入っているなどなど。

こんな異物混入の確率が高い食べ物を無理して食べなければいけない事態が年に数回あります。

ねこ

ペットを室内飼いしているため、衣服に毛がついたまま料理をしているのでしょう。

古い住宅だからアリやコバエが食材や食器についているのでしょう……。

目が衰えてきているから異物にも気が付かないのかも。

 

ペットも家族だから気にならない、アリやコバエくらい食べても死なないとごちそうする側の人は言いますが、食べる側のこちらとしてはもう吐きそうなんです。

それを残そうものなら「せっかく作ったのに」と機嫌が悪くなるので、いつも無理して食べています。いつまでも慣れない。

賞味期限切れ処理班扱いする

あからさまに賞味期限が切れたものを、「うちではもう食べないから食べきっちゃって~」とか言って出してくる人がいます。

しかも、調味料や乾物ではなく生菓子とか生肉とか。

クリスマスケーキの残りを正月に食わせようとしたり、冷凍焼けした肉を「高級肉だから!!」と言い張り食べさせようとする。

明らかに自分たちが持て余しているものを他人に出す神経がわからない。

 

私、もうアラフォーなんですが、「若いんだからこれくらい食べられるでしょ」と言いながら、自分が捨てられないものを無理に食べさせるんです。

おまけに、「せっかく高いお菓子だから○○ちゃんのために取っておいたのよ!(その割に食べ残し感がすごい)」とか恩着せがましいことを言って来る。

表面だけでもありがたがって食べなければいけないの、つらいです。

失敗作をよこす

しっぱい

大人が「あまり上手にできなかったけど(テヘッ)」とか言いながら食べ物を渡していい相手は、自分にゾッコンの異性に対してのみです。

友達とか、同僚とかにこう言いながら失敗した食べ物を配る人ってなんなんでしょ。

そう言いながら本当は大成功の作品ならまだいい、あからさまに失敗しているものを何故他人に食べさせるのでしょうね。

 

過去に、家でお昼を食べるために友達と集まったことがあるのですが、別な人の手土産のケーキ(有名店!)があるのに、わざわざ出来も包装も中途半端な手作りのデザートを持ち込んだ人がいます。(ケーキがあることは事前に連絡済み)

頼んでないのに、「味見してないけど~」「うまくできてるかわからないけど~」とか言いながら出すんです。

このセリフが謙遜なら良かったんですが、本当にうまくできていなかった。顔に出さないようにするのが精いっぱい。

結果、デザートが二種類もあるんだから手作りが余りました。それを持って帰れと言えず、一度包丁を入れると持ち歩きしにくいものなので分け合いもできず、みんなが帰った後に無理してうちで食べましたよ……。捨てることはできない性分なんです。

 

「作ってくれるだけでありがたいものだ」という考えは、全ての場面に当てはまることではありません。

食べる側が断れない状況では、失敗作は迷惑になるということを考えてほしかった。

相手の体調にそぐわない食べ物を出す

具体的には、アレルゲンとなる食品を含んだ食べ物、医療上の制限のある食品などですね。

たまたまお腹の調子が悪いとか、病気についてお伝えするほどの間柄ではない場合、相手が食べにくいものをうっかり出しても仕方が無いと思います。

そうではなく、食べてはいけないと知りながらよこして来る人の話。

 

私はヨードを摂り過ぎてはいけない橋本病もちなのですが、それを知っているのに正月に必ず昆布巻きをよこす人がいます。

それも、旦那にちょっと食べさせて済む量ではない。

毎回病気について説明して辞退しようとするのですが、「神経質すぎるのも良くない」「ちょっとくらい食べても大丈夫なんじゃないの」と言って押し付けてきます。

病気による制限を好き嫌いと同列に考えているのか……。

挙句の果てに「あんたのせいで旦那が食べられないのはかわいそうだと思わないの」とまで言われたり。

却ってうちの旦那が気を遣うわ!

 

大体、そういう理由で食べられないものがあるのなら、食事をごちそうになる機会をなるべく持たないようにしたり、避けられなければ事前に申告しているはずです。

こっちだって断るのが負担なんですよ……。

×

包装がメチャクチャな食べ物

中身はちゃんとしたものでも、「まさかそれに包む?」という包装で持ってこられた食べ物も困る。

汁物を直にレジ袋に入れたやつ(しかも汁漏れしている)とか。

もう完成したおかずを生肉のフードトレイに入れてよこしたり。洗ってあってもそれは……。

 

一番ひどかったのは、生のケーキをティッシュに包んで、それをバッグに入れて常温で持ってこられたときです。

ケーキバイキングで出たケーキが美味しかったから食べさせたくてこっそり持ってきたそうですが……(マナー面でもアウト)。

ケーキはぬるく、ティッシュが溶けてこびり付き、それを剥がすだけでも大変。この時点でもう食べたくないんですが…。

善意を盾にしている分、捨てるわけにもいかないし。そして言うほど美味しくなかったです。

カロリーの無駄摂取、そしてストレスの上乗せでした。

「せっかく作った(とっておいた)のに」と言われるのが苦手です

以上を書き連ねているうちに何度も思い出したのが、「せっかく作った(とっておいた)のに……」と言われた記憶です。

私は自分も作る側にいるからか、「せっかく作ったんだから食べて」という言葉に本当に弱く、よほどでないと断れないんです。

で、無理して食べるんですが、あとで「こちらが望んだわけでもないのに食べることを強要された上に「食べさせてやった」と恩を着せられるとか納得いかない」と、吐き気と共に怒りがフツフツと沸いてくるんですよね……。

断ったら罪悪感を着せられるし、どちらにしてもダメージがあるんです。

 

だから、自分が作ったもの(買ったものでも)を他人に食べさせる場合は、自分が食べさせたい気持ちが先走っていないか、相手が本当に食べたがっているかを考えてから出すようにして頂ければ……と思っています。

 

また、上の年齢層に多い、「食べさせてやってるんだから、まずくても古くても汚くてもありがたく受け取るべき」という考え。

私は真逆の考えなのでどうしても従うことができない。

栄養士として働いていた経験のせいか、「お金をもらっていてもいなくても、食べる側に害があるもの(まずいもの)を提供してはならない」という意識が強いのです。

 

これは価値観の問題なので、何が正しいかは曖昧なものだと思います。

でも、少なくとも、相手がどういう食べ物なら喜んでくれるかを考えてから提供することは必要ですよね。

 

私も今後色んなものを作って、たまたま遊びにきた友人や親族におすそ分けすることがあるでしょう。

そのときは、ちゃんと事前に調査して、相手にとって安全なものか、迷惑でないかどうかを判断してから差し上げるようにしたいと思います。

 

なんだか長く、愚痴も含んだ個人的な考えでした。

ではまた明日。

スポンサーリンク
料理・食べ物考料理とレシピ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
管理人をフォローする
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました