お手ごろサイズの安納芋がお手ごろ価格で売られていたので、焼きいもを作りました。
自宅で焼きいもを焼く方法は色々ありますが、どれが一番美味しく焼けるのでしょうか?
そんなことが気になり、2通りの方法で焼いて味を比べてみました。
濡らしたキッチンペーパーの有無で味比べしてみる
焼きいもを焼くには、魚焼きグリル、オーブン、直火、フライパン、ルクルーゼなどの厚手鍋……と、色々な方法がありますね。
今回は魚焼きグリルを使うのですが、その下処理に差をつけてみました。
一つは、洗った芋をアルミホイルで巻くだけ。
もう一つは、濡らしたキッチンペーパーで巻いてからアルミホイルで巻きます。
ホイルで巻いた後は魚焼きグリルに入れ、弱火で焼きます。
グリルに付属の網では芋が入らなかったので、そちらは外して別な小さい網を入れました。
このまま15分に一回くらいのペースで芋の向きを変えつつ、竹串を刺しながら焼き加減を見ます。
50分焼いたところで、キッチンペーパーありの方の芋がスッと竹串が入るくらいのやわらかさに。
ペーパーなしはまだ固いです。
もう焼けていると判断し、食べてみることにしました。
せっかくなのでバターを添えて。
スプーンがスッと入るくらい、トロトロに焼けています。まるでお菓子のスイートポテトのようになめらか。
では味はどうでしょうか。
舌触りがとてもなめらかなのに、甘さはそれほどありません……。いや、甘いんですけどね、焼き芋屋さんのものよりも控えめです。
これは芋の個体差なのでしょうか……?
そうこうしているうちに60分経過。
やっとペーパーなしの方が柔らかくなりました。水気が無い分、蒸らし効果が弱くなるのでしょうね。
切ってみると、まだ中心部が固いか……?
サクッとほじり取る感じですが、一応火は通っているようです。同じくバターを添える。
好みはもっと柔らかめなのでもう少し時間をかければよかったなと思いましたが、包丁を入れた後では時すでに遅し。
これは甘くなさそうな……と思ったのですが!!
ちょっと繊維が気になるものの、先に焼き上がったペーパーありよりも甘い!!
売っている焼きいもと同じくらいの甘さになりました!
ペーパーなしの方が甘くなったのはなぜか
結果として、固さは残ったもののペーパーなしの方が甘くなりました。
時間をかけて焼いたのが功を奏したのか、でもたった10分の差でここまで変わるのか……。
芋の個体差によるものという可能性も捨てきれませんが、とにかく、ペーパーを使わず、時間をかけて焼いた方が甘くなったのは事実です。
考えられる理由としては、水分量など関係なく、時間をかけた方が甘くなるということ。
または、水分が少ないことで熱伝導が悪くなり、熱がよりゆっくりと加わるようになったこと。
もう一つは、焼いている最中に水分が飛び、中の糖度が高くなったことなどが考えられます。
今後、甘い焼きいもを作りたいときは、ペーパーなしで時間をかけるようにした方が良さそうですね。
焼きいもって買うと高いよね
美味しく焼くには時間と手間がかかりますから、焼きいもが高価なのも納得がいきます。
下手をするとお手ごろ価格のケーキよりも高くつくので、気軽に食べられないという難点がありますよね。
でも、時間はかかるものの簡単に焼けるのですから、これからは自宅焼きいもをもっとやっていこうと思いました。
もう焼きいもシーズンは終わりますが、来秋はどんどん焼くぞ!
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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