人から貰った漬物が、好みの味ではなくて持て余すことって、よくありますよね。
実はうちも先日親戚から貰った大根の粕漬がイマイチ(失礼)で、どうしたものかと思案していたのです。
捨てるわけにはいかない、でもそのままでは厳しい。
そんな時に美味しく食べられるテクニックとして、きんぴら風に炒めるという方法があることを知りました。
試しにやってみたら、これが美味しくて!作り方をお話ししますね。
美味しくない大根の漬物を美味しく食べるには!
今回は大根の粕漬けを使いましたが、たくあんや味噌漬け、麹漬けなどにも使える技らしいです。
材料も家にあるものでできるし、時間もかからないので便利!
材料(作りやすい分量)
大根の漬物 4本くらい
醤油 カップ1/2
砂糖 カップ1/2
ごま油 大さじ2
鷹の爪 4本
作り方
- 大根は粕や味噌が付いていたら全て洗い流し、5mm~1cmくらいの厚さにスライスする。太ければ半月切りにする。
- しょっぱい漬物の場合、1時間くらい水に晒して塩抜きする。
- 鍋に1の漬物とたっぷりの水を入れ、一度ゆでこぼす。これで粕や糠臭さがかなり消えます。
- 鍋やフライパンにごま油とちぎった鷹の爪を熱し、3の漬物を入れて炒める。油が回り、軽く焦げ目が付くくらいまで炒める。
- 醤油、砂糖を入れて絡め、水分が無くなるまで炒めてできあがり。かなり水分を飛ばした方が美味しいです。
↓
※今回頂いた漬物が、塩気薄め、粕の風味強めだったのでこの調味料でちょうど良かったのですが、使う漬物によっては調味料を加減する必要が出てくると思います。
お子様も食べる場合は、鷹の爪を減らして下さい。
どれくらい日持ちするかはわかりませんが、かなりしっかり目に水分を飛ばして、一週間くらいは大丈夫でした。
大根の漬物特有の臭いも和らぎ、甘じょっぱい味付けのおかげでより一層ご飯に合うようになります。
大根以外の漬物で試したことはありませんが、人参やごぼうなどの根菜を使った漬物なら美味しく作れると思います。
美味しくないことは製造者も承知している
頂き物なのに、美味しくないだのイマイチだのと失礼なことを言っていますが、これは実は漬けた本人が「美味しくないから!」と言っているものなのでした。
大量に漬けたけれど失敗してしまい、持て余しているのだとか……。
でも、失敗しているとしても、こんなふうに手を加えた結果美味しく食べられたので良かったです。
美味しいものもそうでないものも無駄にしないのが料理好きのプライド!それを守れて一安心。
ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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