2月くらいになると、和菓子屋さんで桜餅が並び始めますね。(年中置いているお店もありますが)
私は和菓子の中でも桜餅が特に大好きで、毎年必ずいくつか買って食べていました。
そんな買った桜餅はもちろん美味しいのですが、自分で作っても失敗しにくく簡単です。
しかもコスパも良好ですから、たくさんの人と食べるなら、断然自作がおすすめです。
ということで、桜餅の作り方をご紹介しますね。
※ここでは、道明寺粉を使った桜餅の作り方をご紹介しています。焼き皮で包む長命寺桜はまた今度!
道明寺桜餅を作ろう!
ここでは、市販のあんこと市販の道明寺粉を使った桜餅を作ります。
あんこが美味しければほぼ確実に成功しますので、是非チャレンジを!
材料(20個分)
桜の葉塩漬 20枚
道明寺粉 300g
水 480ml
上白糖 75g
食紅 少々
こしあん 500g
桜餅は大槻食材(キャロット)で10枚216円。ネットでも簡単に手に入りますね。
道明寺粉とこしあんは富澤商店で共に500円前後。
これで20個作れるんですから、コスパは上々だと思います。スーパーなどのヘタな市販品よりも美味しくできますよ!
作り方
- 桜の葉を水に晒し、塩抜きをする。好みの塩加減になったら、キッチンペーパーで水気を拭き取っておく。このレシピは餅にもあんこにも塩が入らないので、ちょっとしょっぱめがおすすめ。食紅を水少量で溶いておく。水480mlは沸かしておく。
- 鍋の水が沸騰したら火を止めて道明寺粉を一気に振り入れる。平らにならし、蓋をして5分蒸らす。
↓
- 蒸らしている間に蒸し器のお湯を沸かしておく。
- 蒸らしが終わったら、蒸し布の上に1の道明寺粉を薄く広げて強火で20分蒸す。
- 蒸している間、こしあんを20等分して丸めておく。(25gずつ計りながら分けるとばらつきが出にくい。)
- 蒸しあがった道明寺粉に上白糖、分量外の水少々で溶いた食紅を入れてむらなく混ぜる。
淡いピンク色にしました。何回か作ると、丁度良い色加減がわかるようになります。 - 粗熱が取れたら20等分し、濡れぶきんの上に並べる。
- 6を手に広げ、5のあんこを乗せて包み込み、桜の葉を巻き付けてできあがり。
20個もあると壮観です。でもあっという間に食べてしまいます……。
濃いめのお茶と共に頂きます!
桜餅なのにお皿が紅葉柄なのは勘弁して下さい。
桜の葉にちょうど収まる、ちょうど良いサイズの餅になりました。
一口食べると桜の葉の塩気の後にあんの上品な甘さがやってきます。これは大成功だと思います。
小さめなので一度に2~3個は食べられます。20個もあるので遠慮もいらない!
日持ちはしないと思います
この桜餅、手で丸めたあんこを温い道明寺で包んだものなので、日持ちはしないものと思った方が良いでしょう。
冷蔵庫か涼しいところに置いて、作った当日~翌日中までに食べきることをおすすめします。
桜の葉には微量の防腐物質が含まれますが、防腐のためというよりも香りづけの目的で使われています。
なお、我が家では作ったその日に二人で6個食べ、10個を旦那の実家におすそ分けし、4個を翌日食べました。これくらいペロリですよ!
桜の香りがとても良い、春らしいお菓子です
桜餅を作ったあとに外出し、しばらくしてから戻ってきたのですが、家に入った瞬間に桜の香りがしてとても心が躍りました。
桜のあの香りは塩漬けして初めて発生するものだそうで、リラックス効果もあるのだとか。
思わぬ副産物が嬉しかったです。
北海道の桜が拝めるまであと2ヶ月以上はありますが、一足先に春を味わうことができました。
ということで今回はここまで。余裕があれば長命寺桜も作りたいな……。
最後までお読みいただきありがとうございます、ではまた!
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