美味しい道産大豆を手に入れたので、私の愛用している薬研で挽いてきな粉にしてみました。
すんごい面倒くさい&体力を使う作業でした……。
最初に申し上げておきますが、これはすり鉢で作った方が絶対に楽です。(そもそも一般家庭に薬研は無いか……)
では、手順をご紹介します。
大豆からきな粉を作るには
まず、用意するもの。
材料は大豆のみ。これは「とやま農場」という、帯広にある産直農産物を通信販売している農場で入手しました。
アットホームで、とても心温まる対応をして下さる農場でしたので、今度詳しくご紹介しますね。
今回は150gの大豆を使います。
大豆は洗わず、濡れぶきんに包んでキュッキュッとこすり、汚れを落とします。
きれいに拭いた大豆をフライパンに移し、弱火で乾煎りします。
大豆に完全に火を通しておかないとお腹を壊してしまうので、しっかり30分くらいかけて煎ります。
ここで火が強いと香ばしくなりすぎ、色も濃くなってしまうので気を付けたいところですが、今回は目を離した隙に煎り過ぎてしまいました。
大豆の皮は色が変わりにくいので、中身が焦げてもなかなか気づきにくいんですよね……。
煎った大豆は薬研に移し、潰していきます。
すり鉢で作る人はすり鉢へ。大豆が丸いままではこぼれやすいので、粗くすりこ木で叩いてからするとやりやすいです。
ある程度細かくなったら粉ふるいを通して細かい粉末のみを取ります。
かなり細かくしたつもりでも、かなり粗い大豆が残っています。
ふるいに残った大豆を薬研に戻し、挽き、ふるい、薬研に戻し、挽き……を延々と繰り返します。
もう、エンドレスに続くんじゃないかってくらい気長な作業です。
出来上がったきな粉がこちら。やっぱり色黒めですね。
さあ、きな粉を食べよう!
これに砂糖と塩をちょっと混ぜて、お餅にまぶして頂きます!
煎りが強かったので、かなり香ばしい仕上がりです。
そして、市販のきな粉に比べると粒子が粗めです。ガーゼとかでふるった方が良いのかな……。
これはこれで美味しいんですが、お上品なお味ではないですねぇ。煎り大豆を噛んでいる感じ。
ただ、番茶がすっごい合うお味。田舎風な感じかな。
実は同時進行で餅つきをしている
きな粉をまぶしたお餅は、実はつきたてのお餅なんです。
一生懸命薬研できな粉を製造している横でホームベーカリーを使用してつきました。
明日、ホームベーカリーで餅つきしたお話をUPしますね。
では、今回はここまでにしておきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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