お正月と言えばお餅。
買った切り餅もいいんですが、今年はつきたて餅が食べたいと思い、ホームベーカリーでついてみることにしました。
もちつき機能付きのホームベーカリー(以後HB)があるんですから、パンをこねるモードでもなんとかなるんじゃないかと。
そうしたら、思いのほかちゃんとしたお餅がつきあがりましたよ!
HBで餅をつく!
うちのHBは1斤サイズなので、そんなにたくさんのお餅はつけません。
もち米3合分、おおよそ450gくらいが丁度良いようです。
今回はスーパーで普通に売っているもち米の中から「きたゆきもち」という品種のものを使います。
北海道では「はくちょうもち」というもち米の方がメジャーですが、「きたゆきもち」の方が食味に優れているという噂を信じての選択です。
まず、もち米を軽く研いで、きれいなお水に浸けておきます。
浸水時間は通常の餅つきと同様、12時間前後です。
翌日につけるように夜寝る前に浸水しておきました。
翌日、固く絞った蒸し布を蒸し器にセットして、水気を切ったもち米を広げます。
蒸し布の端をお米に被せ、蒸気が上がった蒸し器で蒸すこと30分。
もち米にむらなく火が通っていたら、HBのパンケースに全て入れます。
そして、パン生地モードでスイッチオン!
最初は上のようにお米の粒がただ転がっているだけですが、10分もすればなめらかになります。
HBのこねモードが終了し、発酵に入る頃にはかなりなめらかなお餅になっていますが、米粒が残っているようならもう10分くらい追加でこねた方が良いでしょう。
これで、つきたてお餅は完成です。
試しにちょいときな粉をまぶして味見。思いのほかコシがあって美味しい!!
ちなみにきな粉は自家製。作り方を昨日の記事でご紹介しています。
つき上がった餅でのし餅を作ろう
さて、つき上がったお餅は、そのままちぎってきな粉や大根おろしを絡めて食べるもよし、あんこを入れて丸めるもよし、のし餅にするもよし。
今回は少し味見して、残りをのし餅にします。
まず、バットや番重などに餅とり粉を撒きます。一般的にはコーンスターチらしいですが、片栗粉でも良いそうです。
この粉の上に餅の塊を置く!
そして、上にも粉をまぶし、手で押し付けるようにしてのしていきます。
丁度良い厚さまで伸ばしたら、寒いところに置いておきます。
一晩くらい置いておくと、まだガチガチではないものの包丁が入るくらいの固さになります。
そうなったら、お好みの大きさに切って、切り餅のできあがりです。
切り餅ができたら冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
3合と少量ですからカビが生える前に食べきれます。なので、一切れずつラップで包んだりしなくても良いと思っています。
おまけ★切り餅の「耳」活用法
自宅でのし餅、そして切り餅を作るとき、形を揃えようとするとどうしても「耳」の部分が出てしまいますよね。
この部分、どうしていますか?
私はおでんの餅巾着にしたり、フライパンに敷き詰めて餅ピザにしたり、うどんやそばに入れて「力(チカラ)」にしたりします。
お餅の耳は小さいおかげですぐに火が通りますから、わざわざ焼かなくてもカップうどんにお湯を注ぐ際に一緒に入れるだけで十分柔らかくなります。
カップのカレーうどんに入れたら美味しかった!
ぜひ、お試しあれ。
では、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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