イタリアンスイーツ「カンノーリ」を作ってみる

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カンノーリ パンとお菓子
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今日は七夕ですが、それとは全く関係なく、今流行っているというイタリアンスイーツ「カンノーリ」を作ります。

TVでちらっと見た情報だと、マリトッツォの次に来ているスイーツだとか……。

そういえば、先日デパ地下の催事で見かけたような気がします。

 

皮が揚げ菓子なのでなかなかハードルが高いお菓子ですが、作ってみると意外と簡単でした!

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ゴッドファーザーで登場のお菓子だそうです

流行しているのは今ですが、ずいぶん前に「グレーテルのかまど」で取り上げられたのを見たことがあります。映画「ゴッドファーザー」に登場したそうです。(自分はゴッドファーザー未視聴です)

イタリアのシチリア発祥のお菓子で、本来は謝肉祭に食べられるものだったのが、今では一年中、それもシチリアだけでなくイタリア全土で食べられるお菓子とのこと。

移民の国アメリカでも、イタリア人の移住とともにカンノーリが伝わり、専門店がいくつもあるそうです。

 

それからしばらく経った今になって、日本でもカンノーリを販売するお店が増えているんですって。札幌でも、確かジェラート屋さんとかチーズ屋さんなどで販売していたと思います。

コロネ型でカンノーリを作る

カンノーリの皮は、金属の筒状の型に生地を巻きつけて油で揚げて作りますが、専用型が無いので、コロネ型を使いました。(結果的にこちらの方が食べやすかったです)

また、生地のレシピは「グレーテルのかまど」のレシピを参考にしています。分量はそちらをご覧ください。

材料

カンノーリ(8本くらいできました)

  1. 薄力粉、砂糖、マルサラ酒(無いので白ワインとブランデーのブレンド酒で代用)、オリーブオイル、卵黄を練り合わせる。水ではなくお酒で練るお菓子とは珍しい。
    練り
  2. むらなく混ざりひとまとまりになったら、ラップに包んで一晩おく。ボウルの反射がすごいな。
    生地
  3. 生地を寝かせている間、リコッタチーズをほぐしてさらしに包み、一晩冷蔵庫に置いて水分を切る。
    ↓水きり前。
    水きりご
    ↓水切り後。(12時間後)
    水切り後
    450gあったリコッタチーズが、大体350gくらいになりました。
  4. ここからは翌日の作業です。寝かせた生地を1mm厚くらいにのばします。麺棒でやるのが面倒だったので、パスタマシーンでのばしました。
    のばす
    パスタの生地よりも柔らかいので、しっかり打ち粉をしながらちぎれないようにゆっくり通します。
    1mm
    これくらいの薄さ、うちのパスタマシーンで言うとダイヤル4くらいです。
  5. のばした生地をひし形に切り出す。8枚くらい取れました。
    切り出す
  6. 生地をコロネ型に巻き付けます。ひし形の鋭角な方を角の先端に当ててくるっと巻いて、とじ目を指で押して繋げる(残りの卵白を付けるといいらしいですが、昨日のみそ汁に入れて食べちゃったので、指圧でいきます)
  7. 170℃くらいに熱した揚げ油(新しいものを使います)にコロネ型ごと投入して揚げる。
    揚げる
    しっかり指で押しても継ぎ目がはがれてくる……。
  8. カリッとなるまで揚げる。コロネ型は生地の内側に火が通ったら、自然に取れます。
    揚げる
    揚げワンタンのようにぷくぷくに膨らむので、多少形を整えながら揚げます。
  9. 揚がったものがこちら。一個めは筒状にすらならなかったが、だんだんコツを掴んで上手になっているのがわかります。上が一個め、一番下のが最後に揚げたもの。
    揚がった生地
    ちなみに、この皮だけだと、中華の揚げ菓子「麻花兒(マファール)」に似ています。
  10. 揚げた皮を冷ましている間、フィリングを作ります。水けを切ったリコッタチーズ、350g全量は多いので、250g取ります。これで8本分ちょうどでした。(残りは翌朝リコッタパンケーキにしました)
    砂糖を混ぜる
    粉砂糖を40g入れて混ぜます。
  11. さらに、刻んだチョコレート20g、刻みオレンジピール(ブランデー漬け)を40g入れて混ぜ合わせます。
    オレンジピールとチョコ
    マラスキーノに漬けたドレンチェリーを入れたりもするらしい。
    このフィリングが残ってしまったら、泡立てた生クリームと合わせて冷凍すれば、カッサータになります。
  12. 皮が完全に冷めたら、絞り袋に入れたフィリングを中に絞り込む。
    絞り込む
  13. 出口のところにオレンジピールなど飾って、上に粉砂糖を振ってできあがりです。
    完成

あ、ちょっとオレンジピールがこぼれましたね。

リコッタチーズの水分を吸って皮がすぐにふやけてしまうので、食べる分だけ具を詰めた方がいいです。

角型の方が食べやすいカンノーリ

up

これがカンノーリか……と思いながらまじまじと見る。

思ったより材料も少なく、簡単でしたね。

皮はサクサクというか、それよりやや重たいポクポクとした歯触りです。もっとガリゴリになるまで揚げた方がいいのかな?

でも、この柔らかな歯ざわりと、さっぱりクリームが合いますね。

生クリームやマスカルポーネではなく、脂肪分の少ないリコッタチーズなので、揚げ菓子でもくどくなりすぎないです。甘さは結構強いので、濃い目のコーヒーと相性がいい。

あと、この角(ツノ)型が思いのほか食べやすい。筒状だとお尻の方からクリームが出ちゃって、食べにくいそうです(実際に食べてこぼした人の意見)。

 

流行りのスイーツということで、おしゃれで都会的な味わいかと思ったら、意外と素朴で親しみやすい味でした。美味しいです。冷たいクリームを詰めると、油で揚げた皮でもたくさん食べられそうな感じでした。

ごちそうさまでした!

リコッタチーズの残りはパンケーキに

パンケーキ

水切りリコッタチーズ、350gも使わないなと思ったので、100gよけておいて翌朝パンケーキにしました。これも美味しかったです。

コストコのリコッタ

ちなみにリコッタチーズはコストコで打ってる450g入りのものです。意外とお安いです。

日持ちが短いのですが、カンノーリに使い切れなくてもパンケーキにしたり、カッサータにしたりと、使い道は結構あります。

普通のスーパーに売ってるリコッタチーズは高いので、コストコのばっかり買ってます。

次は同じくリコッタチーズを使ったイタリアンスイーツ、スフォリアテッラを作ってみたいです。

 

ということで今日はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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