北海道産のニラが旬を迎えています!「春ニラ」などと書かれて安く出回っていますね。
我が家も、ニラ農家で働く親戚がいるため、この時期は一度にたくさんのニラをもらったりします。
1、2束くらいならならちょっとずつ炒め物に足したりして消費していくのですが、一度にたくさんもらうと、一食で大量消費せざるを得ないことも……。ニラ、結構傷むのが早い野菜なんですよね。
と、いうことで、いくつかあるニラの大量消費手段の中でも私がイチオシするニラレシピをご紹介します!(レシピのうちいくつかは写真を撮ったのですが、どこかへ行ってしまいました。撮影しなおせたものから追加していきます)
※過去に投稿した記事に加筆修正して再投稿しています。
ニラ玉またはニラ目玉
ニラ玉はきっとご存知の人も多いでしょう。
ニラ玉には汁で煮て卵とじにするタイプと、炒り卵風にするタイプがありますね。北海道は卵とじタイプがメジャーです。
麺つゆ(うちではキッコーマンめんみという北海道ローカル麺つゆを使用。魚と昆布とホタテの出汁が効いた、塩味強めのつゆです)を丼つゆくらいに希釈して、砂糖かみりんで甘みを付け、グラっと沸いたところに5cmに切ったニラを投入して溶き卵でとじるだけの簡単レシピ。
卵を入れてからあまり混ぜると汁が濁るので、卵を入れたらすぐに蓋をしてじっと待つべし。
これの応用で、「ニラ目玉」も美味しいです。
溶き卵を入れるところまでは同じですが、この後に溶いていない卵をそのまま割り入れるのです。
そして蓋をして、お好みの固さまで煮て完了。
半熟のニラ目玉を汁ごとご飯に乗せて食べるとすごく美味しい!
これだけで2人で2~3束消費できます。
ニラナムル
本式の韓国ナムルとは異なりますが、ちょっと加熱して中華スープの素で和えただけの簡易ナムルもご飯が進む進む。
ニラは5cmに切ってよく洗い、耐熱容器に入れてラップして電子レンジで加熱。
火が通ったらラップを取って熱いうちに中華スープの素、ごま油を入れて混ぜる。
最後に白ごまを多めに振って、冷やして完成です。
中華スープの素はメーカーによって味加減が違うので、まずは一束に付き小さじ1くらいで試してみて下さい。
電子レンジを使うのは手抜きのためではなく、お湯でゆでると旨みが逃げてニラが水っぽくなるうえ、熱々に調味料を混ぜるので絞ることができなくなってしまうからです。
ニラおひたし卵黄のせ
これも超簡単レシピです。
ニラは長いままお湯でゆで、水に取って冷まし、絞って5cm長さに切る。(切ってからゆでて絞ってもOKですが、ゆでたあと切った方が見た目がきれいです)
小鉢に盛って卵黄を乗せ、醤油をかけて頂きます。たったこれだけです!ニラ玉生バージョンですね。でも、煮るタイプのニラ玉とはまた別な味わいです!
残った卵白はお菓子や別な料理に使いましょう。それができないときは卵を温泉卵にして乗せるといいですよ(多少味は薄まります)。
卵をのせる前なら2日くらい大丈夫なので、お浸し状態で作り置きしておくと便利です。
豚バラニラ鍋
もつ鍋ってニラを大量に使いますよね!
でも、もつがあまり得意ではないので、うちでは豚バラスライスを代わりに入れます。
(確か、「きのう何食べた?」という漫画でもそんなレシピがありました。)
土鍋にお湯、中華スープの素、醤油、少しの砂糖、塩コショウを入れて沸かし、鍋汁を作っておく。
ニラ2束は5cm(この長さばっかり)、ニンニクひとかけはスライス、キャベツ半玉はざく切り、豚バラスライスは一口大に切る。
フライパンにごま油を熱して豚バラを炒め、土鍋の汁に入れて沸かす。
アクを取ったらキャベツとニラ、ニンニクを入れ、小口切りの鷹の爪を入れる。
火にかけて煮えた順からどんどん食べる!
この簡単鍋なら、他に漬物でもあれば夕食が成立してしまいます。
残った鍋汁は翌日ラーメンを投入すると二度美味しいですよ!
ニラのホイル焼き
これぞ究極の簡単ニラレシピです!
洗って長さを4等分くらいに切ったニラをホイルできっちり包み、トースターで焼くだけでできあがり!食べる直前に醤油、黒コショウをかけて頂きます。
これは、新鮮で柔らかい旬のニラでなければ美味しくないです。ちょっと筋っぽいやつ、収獲後時間が経って水分が少ないやつはあまり美味しくできませんでした。
切り口から水が滴るくらい新鮮な、自家栽培もしくは朝取りのニラが手に入ったらやってみて下さいね。
食べすぎ注意です
これだけニラばかり食べていると臭くなるのは当然のこと、それ以上に胃腸の負担がかかる場合があります。
ニラはにんにくやネギの仲間だけあって刺激が強いですし、繊維質の野菜なので消化もあまり良くありません。
大量消費レシピを載せておいて矛盾していますが、身体を壊すほど食べることの無いようご注意を……。
ということで今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございます!
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