ぬか漬け観察日記6(新生姜、すぐりメロン、長ねぎ)

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生姜漬け ぬか漬け観察日記
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季節の野菜を色々ぬか漬けにして、最適な漬け時間などを模索しています。

今回はまさに今が旬の新生姜、同じく今だけ手に入る摘果した未熟なメロン「すぐりメロン」、そして意外なところで長ねぎを漬け込んでみました。

 

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ぬか漬け観察日記
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新生姜(48時間)

紅生姜にするために取り寄せた新生姜の一部を取り、ぬか漬けにしてみます。

新生姜

小指の先みたいな小さなところは、箱の中で折れてしまっていた部分。ほんと小指みたい……。

これを洗ってぬか床に入れ、とりあえず24時間置き、小さなところだけ味見してみる。

すると、まだアクが強く、中まで漬かっていない。

追加でもう24時間置き、合計48時間。二日通して気温は22℃くらいでした。でも、ぬか床は発酵が進んですっぱくなってきています。

48時間置くと、水分が抜けてしおしおになっていました。

取り出した後

ほんのりピンク色っぽくなって、岩〇の新生姜みたい。

スライスすると、中の方にもピンク色が入っている。ぬか床の酸と反応したようです。

スライス

味は……、辛いです。さわやかな辛さ。

そして、多少抜けてはいるものの、紅生姜やガリよりもアクが残っていて、なかなかにフレッシュ。

ぬか床の味のせいか塩気よりも酸味が強めに入っている。甘くない〇下の新生姜という感じ。これは好きな人いそう。

でも、これだけではご飯のおかずにならないと思いました。ほかのぬか漬けとの盛り合わせに一品あるといいアクセントです。

また、新生姜のぬか漬けはカレーによく合いました。

福神漬けやらっきょうのように添えて食べてみると、辛さがカレーの油っこさをリセットしてくれるのです。

辛い×辛いの組み合わせですが、辛さのタイプが違うようです。

新生姜のぬか漬けは白いご飯よりもカレーに合わせるのがおすすめ。

すぐりメロン(24時間)

すぐりメロン

すぐりメロンというのは、栽培過程で摘果したメロンのこと。

これが2~3個入りで300円くらいで売っています。野球ボール~ソフトボールくらいのサイズです。

夕張産ということは、夕張メロンを摘果したものなのかな……。

これは生食用ではなく漬物用だそうです。よく見かけるレシピでは醤油漬けや浅漬けが多いようですが、今回はこれをぬか漬けにしてみます。

大きい実なので半分にし、半分は皮むき、半分は皮のまま。種は漬け込み時には取りませんでしたが、後から結局取りました。

ぬかに入れる

このまま24時間、丸一日置きます。気温、20℃。

ぬかを洗い流して種を取り(味見したら固くて食べられなかった)、5mmくらいにスライス。

メロン漬け

黄色っぽいのは光の関係もあるかも。肉眼だともう少し緑色です。

皮なしの方、酸味がかなりきいています。そして組織の奥の方まで漬かってしんなり。古漬けのようです。

皮ありの方はまだシャキシャキ感が残る。中まで酸っぱくなってはいない。なお、皮は口に残りません。皮ごと漬けるが正解だったかもしれない。

皮の有無でこんなに漬かりに差が出るんですね。

 

どちらもメロン臭というか、果実臭というか、同じウリ科でもキュウリやズッキーニには無い香りがあります。

これが気になりだすとたくさん食べるのがきつくなる。別なぬか漬けと盛り合わせるのがよさそうです。

長ねぎ(冷蔵庫で40時間)

ねぎ

長ねぎもぬか漬けにできると聞いたので、やってみましょう。

ただ、ネギ系はぬか床にかなり臭いが残り、再起不能になるらしいです。

なので、ぬか床の一部を取って小さいジップ袋に入れ、適度な長さに切った長ねぎを入れ込んで冷蔵庫で寝かせます。
ジップ

冷蔵庫なので漬かりが遅いだろうと思い、40時間置きました。

一本取ってぬかを洗い流し、端っこをスライスしてそのまま食べてみる。

生ねぎのパンチが強く、そこにぬかの香りが来て、生ごみっぽい香り……。

これ本当に成功なの?!と心配になり調べると、長ねぎのぬか漬けは焼いて食べると美味しいとのこと。

焼く

ということで、油を引かないフライパンでジュージュー。芯が柔らかくなったら食べ時とします。

焼きねぎ

ぬか床の成分が焦げ目を付けやすくしているのか、生ねぎをそのまま焼くよりきれいに焼き色が付きました。

味は、生の時とは大違いの美味しさ。ねぎの甘さとぬかの風味、酸味とほんのり塩気が美味しい!もっと長く漬けこんでも良かったかも。

これならこのままご飯のおかずになる。長ねぎのぬか漬けは焼いて食べるのが正解のようです。

なお、長ねぎを入れたぬか床は臭いがひどくなってしまい、捨てました。

これまでに漬けたもの

きゅうり(8時間)
人参(24時間)
なす(24時間)
アスパラガス(8時間)
かぶ(24時間)
小松菜(6時間)
長芋(20時間)
みょうが(24時間)
ズッキーニ(48時間)
丸なす(24時間)
山クラゲ(16時間)
パプリカ(8時間)
ラディッシュ(24時間)
キャベツ(7時間)
春菊の茎(8時間)
オクラ(24時間)
ごぼう(36時間)
新生姜(48時間)
すぐりメロン(24時間)
長ねぎ(40時間)

どれも長めの漬け時間を要する野菜だったので、消費に追われることなくゆっくりできました。

今回は新生姜×カレーの組み合わせがよかった。らっきょうや福神漬けなどの甘い付け合わせが苦手な方、どうぞお試しください。

漬けてみたいが手に入らない野菜がある

次回は何を漬けようかと思案中なのですが、漬けてみたいと思っても手に入らない野菜もありますね。

まずはコリンキー。サラダにするかぼちゃの仲間です。6月が旬と言われていますが、普通のスーパーでは見かけません。

あとヤーコンとか、スイスチャードとか……。

見落としているだけかもしれないので、今度スーパーに行ったらもっとじっくりと棚を見てみます。

 

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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