少し前までトロトロのプリンがブームでしたが、ここ最近はまた昔ながらの固いプリンに回帰してきているそうですね。
そんなことをネットで見るうち、私も固いプリンが食べたくなってきたので、作ってみます。
半分はそのままプリンとして、もう半分は求肥で包んでプリン大福にして食べます。(プリン大福の記事は翌日更新)
ファームアグリコラの名古屋コーチン卵その他高級材料を使う固いプリン
昔風プリンといえば、卵、牛乳、砂糖でできるシンプルなものですが、せっかくなので、今日は敢えてちょっと高級な食材を使っていきたいと思います。
まず卵!
これはファームアグリコラの名古屋コーチン卵(平飼い)を使います。

そして牛乳の一部を生クリームに置き換えます。
砂糖はてんさい糖とはちみつ(石狩で買った百花蜜)を使用します。
材料(120mlプリンカップ4個分)
全卵 1個
卵黄 2個(白身はおつゆに入れて食べた)
牛乳 160ml
生クリーム 60ml
てんさい糖 25g
はちみつ 15g
バニラエッセンス 少々(あればバニラビーンズ)
カラメル用上白糖 大さじ3
カラメル用水 大さじ1
カラメル用熱湯 大さじ1
型に塗るバター 少々
作り方
- 型にバターを少々塗っておく。
- カラメルを作る。小鍋や小さなフライパンに上白糖と水を入れ、中火で加熱する。
- 上白糖が焦げて真っ黒になり、どろどろしていた液体がサラッとしてきたら熱湯を加えて緩める。周りに飛び散るので注意!!
今回はかなり深く焦がしましたが、苦いのが苦手な方は薄茶色くらいで加熱をやめるといいです。
- 3のカラメルソースが熱いうちに型に流し、室温で冷ましておく。
- プリン液を作る。牛乳、生クリームを小鍋に入れて弱火にかけ、50℃~60℃くらいまで温める。沸騰するほど加熱してはいけない。
- 卵、てんさい糖、はちみつ、バニラエッセンスを混ぜ、5の温めた乳類を加え、はちみつが全て溶けきるまで混ぜる。
- 6を一度漉し、4のカラメル入りカップに等分に注ぎ、表面に浮いた泡を取る。
泡をすくい取る方法、スプーンの背にくっつけて取る方法などがありますが、今回はチャッカマンで炙って泡をつぶす方法を採用します。
- プリンカップを耐熱皿に並べ、カップの半分強くらいのお湯を注ぎ、160℃のオーブンで30分蒸し焼きする。
- 焼けました。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
表面がこんがりの焼プリンになってしまった。
完成したプリン、まずは普通のプリンとして食べます。
プリンを皿に移す方法、前に「グレーテルのかまど」で瀬戸康史さんがやっていた方法を試してみます。
カップとプリンの隙間を作るように、プリンの上部数ミリの深さを爪楊枝の先端でぐるっと一周させ、皿にカップごとかぶせ、自分の体ごと一回転するという方法。
つまり、バレエでいうところのピルエットをするのです。
これだけで、遠心力がカップの内側に働き、皿にストっと落ちてくれるんですよ。
動画や画像がありませんが、実際にやってキレイにできました。
プリンづくりで余った生クリームがもったいないので、泡立てて飾り付けに使う。
カラメルがちょっと多かったか?
固さは……、こんな感じ。スプーンですくっても崩れない、とろっとしない。
色が白っぽいのは使用した卵がクリーム色のものだからです。
味はしっかり卵感のある、濃厚なプリン!
卵黄多め、そして生クリームを入れたことで水っぽくないプリンになりました。
そしててんさい糖の素朴な風味と、はちみつの独特な香りが一緒になって、なんと豊かな味のプリンになったのだろう……。
カラメルが多く、苦みも強いのですが、生クリームを添えることでバランスが良くなりました。
美味しい!固いプリン!!
明日はこのプリンでプリン大福を作ります
今回は4個のプリンができたので、2個はそのまま食べ、もう2個は某プリン専門店の人気商品、「プリン大福」を作ってみます。
プリン大福は明日作ります。さすがに一日2個のプリンはカロリーが気になる。
ということで、明日に続く!
今日はここまで!
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