秋冬の味覚、牡蠣!オイスター!!
北海道では厚岸、昆布森、佐呂間などが産地として有名ですね。
中でもスーパーでよく見かけるのが佐呂間の牡蠣。安い時は150gで298円という値段です。
今回は安く買った牡蠣を使って、低温調理器でコンフィを作りたいと思います!
使用する低温調理器は「富士商 Felio」
うちで使用している低温調理器は、富士商という会社の「Felio」という商品です。
温度設定、時間設定のみの最低限の機能ですが、使いやすいです。筒状なのでお手入れも楽。
低温調理器は要するに、温度と時間を設定できればどれでも同じです。
あとはお持ちの鍋のサイズに合っているか、コードの長さとコンセントの距離が合うかなどで、自分に合った機種が変わってくると思います。
低温調理器で牡蠣のコンフィを作る
ということでコンフィを作っていきます。
今回は150gのむき牡蠣を使用しますが、あまりに美味しくてこれでは足りませんでした。
お財布に余裕があればもっとたくさん作った方がいいです。
また、牡蠣は生食用を使用。
牡蠣のコンフィは加熱用で良い、という意見もありますが、今回は70度で加熱するのでノロウイルスは死滅しません。だからリスクの少ない生食用。
食中毒の心配がなければ、牡蠣は半生が一番美味しい、と思っている。
牡蠣と一緒に大根、人参、ごぼうもコンフィにします。
牡蠣の風味がしみた根菜もまた美味しい。
材料
むき牡蠣 150g(大粒10粒くらい入っていました)
片栗粉 大さじ2
塩 小さじ1/2
白ワイン 大さじ1
にんにくスライス 1かけ分
タイム、ローズマリー、ローリエなど 少々(ここではエルブドプロバンスをまぶしています)
大根 2cm角10個くらい
人参 1~2cm角10個くらい
ごぼう 厚めの輪切り10個くらい
オリーブオイル 適量
作り方
- 根菜類は下茹でしておく。角がしっかりしているけれど食べられる、くらいの固ゆでにします。同時に茹でていますが柔らかくなるタイミングが違うので、別々に取り出しています。
- 牡蠣は片栗粉をまぶして汚れを揉み取り、分量外の塩水でふり洗いする。
- 牡蠣と塩、にんにくスライス、白ワイン、ハーブ類をジップ袋に入れて軽く揉みこみ(牡蠣の身が崩れないように)、1時間ほど冷蔵庫で寝かす。
- 3の袋に下茹でした根菜、浸るくらいのオリーブオイルを入れる。牡蠣からドリップが出てきていても気にせず上からオイルをどぼっと入れます。空気を抜いて密封、オイル漏れ防止のために袋を二重にして空気を抜きジップを閉める。
- 70℃20分に低温調理器をセットし、鍋のお湯を予熱する。牡蠣が入った袋を投入し終了まで待つ。
- 袋ごと冷水に入れて粗熱を取り、冷蔵庫でしっかり冷やしてできあがり。
袋の中に牡蠣のたんぱく質らしきモロモロしたものがありますが、気にせずに袋ごとしっかり冷やす。
冷やす前だとオイルがしみていないので、イマイチでした。
ワインは無いが盛り付けて食べる
適当に盛り付けていただきます。
生牡蠣よりも身が締まり、加熱した牡蠣よりもプルプルしている。低温調理でないと出せないこの食感!
海のミルクと呼ばれるこの濃厚な味と磯の香り。半生が一番この美味しさを活性化させると思います。
牡蠣のうまみもさることながら、ハーブとにんにくの香りが食欲をそそります。
そして一緒に入れた根菜!これらが牡蠣のうまみを吸って、すごく美味しくなっている……!!
特に大根がすごく美味しいです。
この野菜部分だけでも十分なおつまみになりそう。
この料理、ワインに絶対に合うことが飲めない私にもわかる。
ビストロなどで前菜に出るような味がします……。
家でこんな味が食べられるとは、やっぱり低温調理器はすごい。買って良かったと一年以上たっても思う。
冬の牡蠣の美味しさを存分に味わえました。
多分日持ちはしません
コンフィと言えばオイルに漬けておけば日持ちするものと思われがちですが、今回はなんせ低温調理。
調理したその日のうちに食べきることをおすすめします。
美味しいのであっという間に食べつくしてしまいますよ!
日持ちさせたい場合は、85℃くらいで加熱するとよいそうです。食感は変わりますが、これはこれで美味しいはず。
残ったオイルにも牡蠣のうまみが出ているので、パスタなどに使って早めに消費します。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント