梅にんじん(ねじ梅)を型無しで切るにはどうすれば?図入りでご説明

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おせち準備の季節からは少し遅れてしまいましたが、うま煮に付き物の梅にんじん(ねじ梅)です。

これの切り方、ご存知でしょうか。

型を使えば簡単ですが、型無しでもある程度きれいに切る方法があります。

自分のための覚書も兼ねて掲載しておきますね。

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梅にんじんの切り方

まず、準備するものです。

  • 包丁
  • まな板
  • 人参

たったこれだけ。

  1. 最初に人参の皮を剥き、1.5~2cmくらいの輪切りにする。
    梅にんじん1
    どうせ縁を落とすので、皮をむかなくても良い……という人もいますが、今回は切りくずもカレーに入れちゃうので皮をむきました。
  2. 丸いにんじんを五角形に切る。ここで正五角形になるべく近付けて切ることで、仕上がりが美しくなります。
    梅にんじん
    これがフリーハンド五角形の限界。プロはもっと正しく切れるのでしょうね……。
    正五角形ということは、一角が108°ですから、直角よりもやや広めに角を取るとバランスがとりやすいです。
  3. そして、画像のように五角形の一辺の真ん中に縦に切れ目を入れます。人参の一番下までスパッと。
    梅にんじん3
    この切込みの深さが花びらの深さになります。丸みを帯びた梅にしたい場合は浅めに、花びらがくっきりした梅にしたければ深めにしましょう。
  4. 切込みに向かって、アールを付けながら花びら型に包丁で切り落とします。
    右利きの人の場合、切込みの右側を5辺とも切り落としてから上下をひっくり返して逆側を切ると切りやすいです。(左利きの人はその逆で)
    梅にんじん4

    梅にんじん4-2
    この状態だと、抜き型の「桔梗」になります。
  5. 花びらの頂点を丸く切り落とし、梅の形にする。
    梅にんじん5
  6. 下の画像のように包丁で3mmくらいの切り込みを入れる。中央部は浅く、外側に向かうにつれて深くする。
  7. 切込みから隣の切り込みに向かって、斜めに薄くそぎ落とすと、梅にんじんの完成です。
    梅にんじん
    ねじり部分の段差の深さは個人のお好みになりますが、あまりエッジを効かせてしまうと煮崩れしやすいので、2~3mm程度が良いと思います。
    梅にんじん横から見た図
    これくらいの深さ。

型無しで梅を作れると便利です

梅にんじんを手軽に作るなら型を使用するのが一番ですが、型無しで作る技術を持っていた方が便利です。

どんな太さの人参でも大小とりどりの梅を作れますし、大根やじゃがいもでも作れます。

 

こんな記事を書こうと思ったきっかけは、年末に実家から「どう切るんだっけ?」という電話が来たからです。

上記のように画像付きで説明できれば割と伝わりやすいんですが、口頭だとなかなか伝わらないもんですね……。

「一角を108°に切って!」とか言ったって、わからなくて当然。

来年からはこれをプリントアウトして渡そう。

切った梅にんじんはカレーになりました

梅にんじんカレー

なお、この梅にんじんは正月を過ぎてから切ったので、カレーに入ることになりました。

おせちもいいけどカレーもね!

 

このカレーのご飯はジャスミンライス。

日本のお米とは違った炊き方をしているので、こちらの方法も記事にしたいです。

 

では、今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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