昨年発売されたヴァンドゥノールという強力小麦粉を買って食パンを焼いてみる

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スライス パンとお菓子
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外袋

うちはパンを日常的に焼く家なので、常に強力粉や準強力粉のストックが2~3kgはあります。もしかしたらもっとあるかも……。

で、今回はいつものように小麦粉の補充のため大槻食材のキャロットに出向いたのですが!

「ヴァンドゥノール」という見慣れない名前の強力粉を見つけたので、買ってみることにしました。

 

今回はこの小麦粉を使っていつも通り食パンを焼き、味の感想を書いていこうと思います。

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お菓子のような風味のパン用小麦粉 ヴァンドゥノール

「ヴァンドゥノール」というのは、フランス語で「北風」という意味。

フランス語の名前ですが産地は北海道で、秋まき小麦を中心に口どけの良さを追求してブレンドして作られているそうです。

 

この商品名をこれまで聞いたことのない名前なのも当然で、発売は昨年の秋。

北海道の製粉メーカー、木田製粉が創立70周年を記念して作ったブレンド小麦粉とのことです。

 

お菓子のような口どけと高貴で澄んだ甘味、道産小麦の特徴ともいえる「もちもち感」を抑えているのが売りなんですって。(木田製粉の公式サイトより)

 

私がいつも利用する小麦粉の通販サイトでは、今品薄になっている「キタノカオリ」という高級品種の小麦粉の代替としておすすめされていました。

キタノカオリのパンが焼き菓子のような香りがして好きなので、これは私好みなんじゃないの?と思い買ってみることにしたのです。

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粗たんぱくは12.3%、一般的な強力粉と同じくらい。

ヴァンドゥノールで食パンを焼く

今回は具などを入れず、いつも通りの食パンレシピで焼いていきます。

まだまだ研究中なので、ここでは詳しいレシピは載せません。1.5斤型です。

強力粉、塩、牛乳と水、バター、砂糖、はちみつに少量のインスタントドライイーストを加えて野菜室で長時間発酵させるレシピ。

こねたあと

こねた生地は普通のオフホワイト。

キタノカオリだと卵が入らなくてもかなり黄色い生地になりますが、そうならないということはヴァンドゥノールはキタノカオリ以外を使用しているんでしょうかね。

通販サイトでは「ゆめちから系」のページに入れられていたので、ゆめちからがベースなんだろうか。

 

発酵の膨らみも成形しやすさも上々で、ダレたりべとついたり、吸水の悪さを感じたりすることはありません。

とても作業性の良い小麦粉だと思いました。

ただ、こね上りがちょっと固めだったので、普段通りのレシピよりももう少し水を増やしてもいいかなと思いました。(いつもはベーカーズ%で牛乳30%、水40%)

 

これを室温発酵させて蓋をして焼く。

焼いている最中の香りがすごくいい……。キタノカオリを焼いているときに感じたのと同じときめきを感じる……。

焼き上がりの画像を撮り忘れてしまったのですが、しっかり窯伸びしました。

焼きたての冷めたてをスライスして、生のまま頂きます。

スライス

ふんわりしていますが、しっかりコシもあります。でも歯切れが良い。

モチモチ感を抑えたということですが、外麦よりは多少もちっとする。いや、しっとりと言った方が良いか?でも、ゆめちから100%や春よ恋ほどはもちもちしません。

宣伝通り口どけもいい!水分をもっと増やせば、喉越しもさらに良くなりそう。喉越しいいパン、大好き。

 

味ですが、小麦そのものの味が軽く、えぐみがありません。癖が無く食べやすいです。

カンパーニュとかライ麦パンとか、穀物の味を楽しむパンとは対極にありますが、あっさりしている割にそのまま食べても物足りなくないです。

砂糖やはちみつの甘さではない小麦の甘味?コクがあるせいでしょうね。ずっと噛んでいたい味です。ずっと噛んでいても口で団子にならないです。

お菓子というほど甘くないのに、お菓子みたいなパンというのがよくわかる味。贅沢な味です。

 

ヴァンドゥノール、気に入った!

今、普段用のパンは春よ恋を使うことが多い(キャロットで安く買えるから)のですが、今後はこちらに切り替えようかな。菓子パンも食パンもリーンなパンもいけるようです。

通販でも買えます。道産小麦粉を専門に扱うアルナチュリアが安いと思います。大袋で買えばさらにお得のようですね。(キャロットでは確か1kg260円くらいだった。安いなぁ!)

北海道にお住まいの方にも道外の方にもおすすめしたい小麦粉、ヴァンドゥノールでした!

粉の種類にまでこだわり出したらもう止まらない

パン作りを覚えたばかりの昔は強力粉なんてどれも同じでしょと言い、少し知識を得たら強力粉と準強力粉を使い分けることを覚え、材料にお金をかけられる身分になったら地産地消を意識し出して道産小麦を選ぶようになり、それよりこだわりが強くなると小麦粉の種類や品種にもこだわるようになる(今ここ)。

ここまで来たら、もう安い強力粉(1kg100円くらいで買えちゃうやつ)には戻れないんですよ……。贅沢な口になってしまったものだ。

正直、粉ごとの違いがそこまでわかっているかというと怪しいのですが、同じレシピで粉だけ変えて焼いてみると、明らかに仕上がりが違うことがある。

特にハルユタカ、キタノカオリはハッキリ違いが分かるくらい美味しい。高いけど……。

 

ヴァンドゥノールで色々なパンを焼いてみるのも楽しそうですが、このほかの未知の粉を試すのも興味深い。

 

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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