ほっき釜飯二種(ノーマル和風、ガリバタ風味)を炊く!

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ほっき 料理とレシピ
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北海道の冬の味覚、北寄(ほっき)貝!この大きな貝の中には、ぷりぷりと食べ応え十分の身が詰まっています。

ほっきを使った料理と言えば、やっぱりほっきご飯ですよね。

今日は、せっかく安く買えた旬のほっきを使って、手持ちの釜飯セットでほっき釜飯を炊いてみたいと思います。

釜が2つあるので、ひとつはノーマルな和風のほっきご飯、もうひとつは洋風のガーリックバターライスにします。

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ほっき釜飯2種

ほっきご飯で有名なのは苫小牧ですが、道内各地で食べられています。

大体レシピは同じで、油揚や野菜と一緒にほっきを煮てうま味を出し、その煮汁とほっき以外の具を入れて炊いてからほっきを混ぜ込む作り方が多いです。

 

また、ガーリックバターほっきご飯の方は、普段からほっきのガリバタ焼きを作って食べることが多く、それをご飯に炊き込んだらさぞ美味しかろう、という動機で作ってみることにしました。

ほっきの下処理

ほっきの下処理は、やってくれるスーパーもあります(殻から外すだけのところもあり)。

自分で下処理する場合は、ナイフなどで両側にある貝柱を切断し、

ナイフを入れる

殻をあけて身を取り出し、

あける

捌いた身から透明で細長い、固いものが出てきますが、これは寄生虫ではなく桿晶体という消化器官です。

桿晶体

これも食べられるそうですが、難易度が高そうなので今回は廃棄。

 

下処理に戻ります。身を横半分に切って

割る

中に入っている黒いもの(ウロ)を取り出す。

うろを取る

口の部分に砂が溜まりがちなのでそこも切り開いてきれいに砂を落とす。

口を切る

捌いた身を水で洗って砂を落とす。ヒモにも砂がこびりついているので指でこすって取り除きましょう。

水洗い

お刺身にする場合はこれをさらに湯通しし、氷水で冷やしてからもう一度軽く洗って切り分けて食べます。

今回は生のまま炊き込み汁に入れて煮るので、生状態で極力砂を落としておきます。

切ったもの

ほっき釜飯(和風)を作る

材料はお米一合、ほっき(処理済み)2個、人参5cmくらい、ごぼう10cmくらい、小揚げ1枚。

和風材料

調味料はサラダ油小さじ1、醤油大さじ1強、酒大さじ1、砂糖小さじ1強。これらと合わせて200mlになるように水を用意します。

出汁はとらなくて大丈夫!ほっきからうま味が出ます。

 

  1. お米は研いで水に浸けておく。
  2. 人参、ごぼう、油揚げは短めのせん切りにする。ほっきは1cm幅くらいに切る。
  3. 鍋にサラダ油を熱し、人参、ごぼう、油揚げをサッと炒める。
    野菜炒める
  4. 3の鍋に調味料を入れて煮立て、ほっきの身を入れて火が通るまでに煮る。
    炒める
  5. 火が通ったらすぐにほっきを取り出しておく。きれいなピンク色になります。美味しそう!
    ピンク
  6. 釜に水を切ったお米と4の汁、具を入れて固形燃料に着火し、炊飯する。ほっきは入れません。
  7. 炊き上がったら10分蒸らし、ほっきの身を入れてさっくりと混ぜてできあがり!
    和風ほっき飯

ほっきガーリックバターライス

材料はシンプル!米一合にほっきの身2個分、にんにく1かけ、バター大さじ1、塩小さじ1、そして水カップ1。仕上げに黒胡椒少々。パセリなどあると彩りがきれいです。
洋風

こちらはほっきの身ごと炊き込んで、ご飯にうま味をしっかり移します。

ピラフやパエリアを炊くときのように、お米を炒めてから炊く方法を採用します。

 

  1. お米は研いで水に浸けておく。
  2. ほっきは1cm幅に切る。にんにくはみじん切り。
  3. フライパンを熱してバターを溶かし、にんにくを入れて香りが出るまで炒める。
  4. 水けを切ったお米を入れて、お米が透明になるまで炒める。
    お米炒める
  5. ほっきを入れて火が通るまで炒める。
    ほっきを入れる
  6. ほっきに火が通ったら米ごと釜に移し、水カップ1と塩小さじ1を入れて炊飯する。
    炊く前
  7. 10分蒸らしてさっくり混ぜてできあがり。盛り付け時に黒こしょうやパセリを散らす。
    洋風ほっき飯

ガーリックの香りに負けそう、でも両方美味しい

和風の方から頂きます。

和

炊いている最中はガリバタ風味に負けていた和風のほっきご飯、食べてみると野菜の味とほっきの味がしっかりご飯にしみこんで、とっても美味しい。身を後から入れたおかげで柔らかく、甘みが十分残っている。

ほっきの磯臭さをごぼうが消してくれて、食べやすくなっています。ごぼうは必須ですね!

これは冷めてからも美味しいご飯ですね!おにぎりにしたら良さそう。

ガリバタ

ガーリックバターの方はちょっと柔らかく炊きあがってしまった。でも、シーフードのリゾットとか、シーフードドリアのご飯部分を彷彿とさせる香りで、食欲を強烈に刺激します!

身ごと炊いたのでちょっと固くはなっていますが、その分ご飯にうま味がしっかり出ている。

また、ほっきの磯臭さをにんにくと黒胡椒が受け止めて、バターが甘さを引き立てています。貝のうま味って本当にバターやにんにくと合いますよね。

こちらはパラパラなご飯なのでおにぎりなどにはできなさそうです。残ったら、スープを足してリゾットにするといいかも。

これは和風ほっきご飯と全く違う、でも同じくらい魅力的なご飯です!

 

どちらの釜飯にもいいところがあって、とっても美味でした。

ごちそうさまでした!

ほっきシーズンそろそろ終わりです

ほっきの季節は冬から初春、もうすぐ3月なのであと少しで終わるというところでしょうか。

今回のようなご飯ものはもちろん、炒め物やフライなども美味しいので、旬のうちにどんどん食べたいですね!

 

ということで今日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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