先日タピオカでんぷんからブラックタピオカを作ってミルクティーに入れたのですが、このミルクティーが美味しくて、タピオカよりもハマってしまいました。
ロイヤルミルクティーとまでは行きませんが半分以上が牛乳で、しかも甘めのやつを冷やしてグッと飲む美味しさ、しばらく忘れていました。
でも、煮出しタイプのミルクティーって、アイスで飲むのは面倒なんですよね。沸かしてから冷やすとなると時間がかかるし、熱いまま氷に注ぐのは薄まるし。
牛乳入りで作り置きするのは日持ちしなさそうだし……。
あと、牛乳を入れて沸かすと鍋を洗うのが大変という理由もある。
それなら牛乳を入れる前の紅茶液の状態で作り置きして、飲みたい時に割って飲めばいい!
タピオカは作り置きできないけどこのミルクティーの素は冷蔵庫に入れておけば数日もちます。(3~4日は大丈夫でした)
作り方、というほど複雑なものではありませんが、簡単な割に美味しいので載せておきますね。
牛乳で割って飲む、濃縮紅茶液
要するに、渋めの茶葉を少ない水で煮出してから砂糖を溶かし、茶葉を漉して冷やすだけです。
前にチャイキャンディスの作り方を載せたことがありますが、これは流行りと見た目の美しさに惹かれて作ったもので、あまり使いやすいものではありませんでした。
実際に使いやすいのは甘さがほどほどでスパイスなどの風味が無い、純粋な紅茶シロップだと気付きました。(シロップというほど濃くはないかな)
用意するものは紅茶の茶葉(セイロンなどの細かいもの、しかもやっすいのがおすすめ)、砂糖、水です。
この濃縮液の状態だと、冷蔵庫で3日は日持ちしました。今回は5杯分くらい作ります。
小鍋に茶葉をティースプーン6杯、水カップ2を入れて沸かします。
2分くらいグラグラに沸かして、砂糖を入れる。ミルクティーは甘めが美味しいと思うので、大さじ6杯くらい入れました。
結構な量の砂糖ですが、冷やすと甘さを感じにくくなるし、紅茶の渋さと相殺されるので、ある程度多くないと飲みにくいです。
砂糖が溶けたら茶漉しで茶葉を漉し、漉し取った紅茶液を冷ます。
茶葉が水分を吸うので、出来上がり量は300mlくらいです。これで5杯分くらい。
冷めたら冷蔵庫に入れて保管する。
冷やすと「クリーミング」という液が濁る現象が起きますが、どうせ牛乳で割るのでここでは気にしません。
この時点で舐めると、あれだけ砂糖を入れたのに甘さよりも渋さが立つ。
でもこれでいいんです、牛乳が入ると渋さが丸くなって、とても飲みやすくなります。むしろ、これくらい渋くないと牛乳に負けてしまう。
飲むときはこの液体を60mlに対して牛乳を100mlくらい入れる。まあ、濃さはお好みでしょうね。
沸かした牛乳の香りやコクはありませんが、冷えた牛乳の新鮮風味が生きたミルクティーも美味しいものです。
ここでは普通にアイスミルクティーとして飲んでいますが、戻したタピオカを入れれば流行りのタピオカミルクティーになります。
こんなしっかり甘いドリンクでも、チルド飲料よりはカロリー控えめですよ
甘いし、牛乳の割合が多いしで、これはかなりカロリーが高いであろう……。
牛乳100ml、つまりカップ1/2は65kcalくらい(ものによって変わる)、紅茶液1杯分には砂糖大さじ1が含まれているので35kcal。
ということはこのミルクティー1杯で100kcalか……。ハイカロリーに感じますが、市販のチルド飲料はもっと高いですよ。(チルドカップは量が多いってのもありますが)
ですが、このミルクティーもがぶがぶ飲んだら当然太ります。おやつ代わりに一日一杯くらいにしとこうかな……。
濃いめのミルクティー好きの皆さん、是非試してみて下さい。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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