きんつばに最近ハマっています。
見た目も構成も地味なお菓子ですが、なんというか、羊羹よりも小豆の味がわかるし、小麦粉などの薄い皮がちょっと香ばしいせいか、ただあんこをそのまま食べるのとも違う感じで好きなんです。
そういうわけで、きんつばを取り扱っているお店を色々探していたところ、クレープのような薄い生地を重ねて焼いたお菓子「エコルセ」でおなじみのお店、本高砂屋のきんつばが結構有名だと知りました。
本高砂屋なら確か札幌大丸に入っていたような……と思って調べると、少し前に撤退したようです。
つまり、札幌市内で本高砂屋のお菓子が買えるお店はもう無いということ……?とショックを受け、一旦は諦めかけたのですが、どうしても食べて見たくてお取り寄せという手を使うことにしました。
ということで、今日は本高砂屋のきんつばと、定番のお菓子「エコルセ」をお取り寄せした話です。
本高砂屋には「高砂金鍔」と「薄皮高砂金鍔」がある
本高砂屋のサイトを見ると、きんつばと名付けられたものが2種類ありました。
「高砂金鍔」というものと、「元祖四角六方薄皮高砂金鍔」というもの。
こう見ると「高砂金鍔」の方がスタンダードなきんつばのように感じますが、実は後者、「元祖四角六方薄皮高砂金鍔(長い……)」の方が、私たちが見慣れたあのきんつばなのです。
ちなみに、「高砂金鍔」の方は、皮に包まれていない、羊羹のようなお菓子でした。
私好みの薄皮ありのきんつば、「元祖四角六方高砂金鍔」と、おまけにエコルセもいくつか買って、あとは到着を待ちます。
今回は本高砂屋の公式オンラインショップで購入しました。
税込み8640円以上購入すれば送料無料、北海道、沖縄県への発送は1000円、それ以外は800円の送料がかかります。
これが元祖四角六方高砂金鍔だ!
一緒に買ったエコルセが薄く脆いお菓子だからか、緩衝材がたっぷり入れられています。
人への贈り物も一緒に買ったので、結構大きな箱で届きました。
そのうち、自宅用に買った商品はこちら。
一番手前が本命の薄皮高砂金鍔、緑の箱が定番商品のエコルセ。黄色い箱は期間限定の芋栗エコルセです。
まずは薄皮高砂金鍔から頂きます!6個入りで1296円。
この箱の中に、一枚の紙切れが……。
怪文書……?いや、商品の説明ですね。味のある文字、旧漢字、カタカナが組み合わさって、すぐに頭に入ってこなかった。
カタカナを平仮名に直すと、
「佛蘭西に於て50年以上のロングセラーにのみ冠されます“ナポレオン”
創業明治拾年 百年以上の歴史をもちます日本の元祖“高砂金鍔”
今般手焼きの食感・味・風味そのままにお味わい頂けます薄皮の逸品
御賞味戴ければ至高の幸甚
猶使用の小豆は北海道産」
ということです。
ご自慢の商品ということはわかった。
中身は、きっちり四角いきんつば。見慣れたやつです。薄皮とは言うけれど、触ってみると意外としっかりしている。
二つに割ってみると、ツヤツヤ小豆が顔を出します。
粒あんよりも固い。
味は甘さ控えめで、小豆の味がよくわかります。今まで食べたきんつばの中で一番甘くないかもしれない。
甘くないけれど、小豆のえぐみなどは感じられず、上品な仕上がりです。
表面の薄皮も小麦の香りがして小豆とよく合う!
後日、トースターで炙って食べてみたところ、この薄皮がパリッとなって、焼き目が付いたところの香りが香ばしくて、より一層美味しくなりました。
あと、温かい方が小豆の香りが立って、甘さもよく感じられて良かったです。
薄皮高砂金鍔はトースターで炙って食べるのがおすすめ!
これは一緒に買ったサツマイモと栗のエコルセ。
どちらも美味しいです。
いや、エコルセはどれも美味しいのですが、この2つは限定という付加価値と、季節感のおかげでより一層美味しく感じられました。
またオンラインショップを利用しよう
エコルセ、自分で買うことはあまりありませんでしたが、札幌にお店があった頃は実家でいつも食べていたような気がします(多分手土産)。
あのカラフルな銀紙に包まれているところとか、軽くていくらでも食べられる味わいとか、大好きでした。あればついつい食べちゃうんですよね。
もう、近くでは気軽に買えないのが残念ですが、今回のようにオンラインショップを利用すればいつでも食べられることを知り、嬉しい限りです。
またお取り寄せしようと思います!ごちそうさまでした。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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