昨日は古平町の「タキノ農園」の平飼い卵を食べた感想を書きましたが、今日は同じく古平町、「きょうどう」という福祉施設が生産している卵を食べてみます。
こちらはネット検索でもヒットしなかったので、もしかしたらすごくマイナーな平飼い卵なのかも?
社会福祉法人古平福祉会「きょうどう」の平飼い卵
古平町の親戚宅へ向かう途中、国道沿いに「たまご」の幟を発見!
この時点ではすでにタキノ農園の卵が20個もあるし……とスルーしたのですが。
親戚宅に到着してこちらの販売所の話を聞くと、古平町に本拠を構える大手の福祉施設が昔本屋さんだった店舗を利用して、施設の生産品を販売しているとのこと。パンが美味しいらしい……。
ちょっと興味を引かれて、車を持たない親戚に頼まれたおつかいのついでに寄ってみることにしました。(タキノの卵10個は親戚へのお土産にした)
改めてお店を見てみる。「元気の交差点 まち愛」というのが今の名前で、「カクサン」というのは本屋さん時代の屋号だそうです。
そういえば昔からあるな!この建物……。積丹の方へドライブに行くことがある人は、きっと見覚えがあると思います。
住所などちゃんとわからないのですが、国道229号線沿いで、セーコマの並びにあります。
恐る恐る入ったので店内の画像はありませんが、ケーキ屋さんのショーケース内に卵がM/L/LLと3サイズに分けて陳列されていました。
数はそう多くない。
あとは、恐らくこちらの施設の方が焼いたであろうパン、工作物、市販のお菓子の詰め合わせなどが置かれていました。
スタッフは施設の利用者さん数名、職員さん1名。お会計などは職員さんが確認しているようなので安心です。
見て驚いたのは、卵のお値段。平飼い卵は今まで一番安かったので315円/10個ですが、こちらはM玉で200円、L玉250円、LL玉が300円!
あまりの安さにもしかしたら平飼いではないのかも、と思い「平飼いなんですか?」訪ねると、牛舎の跡地に放し飼いしているだけで、素人のやり方ですが……と控えめのお返事。いや、だとしてもケージにぎゅう詰めで飼うよりは健康的なはず。
こちらでは、間を取ってL玉10個(250円)を購入して帰ります。あ、有精卵かどうか聞かなかったな……。
買った卵は出汁巻きにして食べる
さあ、買った卵です。
赤玉。添付の紙には採卵日などが書かれています。
昨日、タキノ農園の卵を出汁巻きにしたことから、今うちでは空前の出汁巻きブームが到来中。
目玉焼きや卵ご飯と違い、醤油の味に負けない程度の味付けなので卵の味もよくわかるし、朝焼けば旦那の弁当にも入れられるし。
焼きたても冷えたやつも美味しいし……。つまり、出汁巻きが好きなんです。
ブーム到来のため、出汁巻き用の合わせ調味料を作り置きしています。(砂糖、醤油、みりん、出汁の素を混ぜたもの。焼く時に水で薄める)
さあ、きょうどうの卵は安かったので、太っ腹に4個使います。
L玉とのことですが、スーパーのLLくらい大きい気がする……。
割ると、黄身の色は薄くも濃くもない。見慣れた卵色です。どんな餌を与えているかの表示は無かったな。
調味料と出汁は卵1個に対して25ml入れるレシピです。
これをぐるぐる巻いていく。さすがにうちの玉子焼き器では4個分は多いか……。
それでもなんとか崩さずに焼き上げました!
焼き色がほんのりついて、美味しそうに焼けました。
まずは、焼きたてホカホカのうちに食べます。
調味料の味もありますが、それに負けじと卵の味がしっかりする。ただ、ちょっと崩れやすいかも。
どうしても先日のタキノ農園のと比べてしまうのですが、こちらの方が腰が少なく、味も薄いと思います。同じ平飼いでも、ここが素人飼育とこだわり飼育の違いか……。
でも、昨日食べたスーパーの卵よりは絶対に美味しい。スーパーとタキノの中間~タキノ寄りくらいかな?
安い卵にたまに感じるウッと来るような生臭さが無いです。この値段でこれなら絶対にお得だと思います。
残ったら翌日冷やして……と思ったら、その日のうちに食べきってしまいました。味があるけどほどよくアッサリで、たくさん食べられる。
リーズナブルな平飼い卵のナンバーワンだった
卵は毎日使う食材ですから、なるべく手頃で美味しいのを食べたい。今回買ったきょうどうの卵はそんなニーズにぴったり合った卵です。
福祉施設が生産している卵はたくさんありますが、どれもブランド化していて結構お値段が高いんですよね。ここで取り上げたものだとイコロラン、アグリコラなどがありますね。
古平町という立地なのでなかなか買いには行けないのですが、今度また行ったら買って帰ろう。M玉でも200円だし……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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